伝え方の話┆1記事1メッセージの法則
なにかを伝えるとき、
「概要」や「全体像」から入る方が相手に伝わりやすい。
そこで、抽象化が大事になる。
しかし、人は自分が詳しい分野ほど、抽象化が苦手らしい。
言い換えると、自分が詳しい分野ほど、
客観的にみると「些細な違い」にこだわってしまう傾向があるらしい。
例えば、
色彩に詳しくない人からすれば同じ「ピンク」でも
詳しい人からすると「コーラル」「ローズ」「ピーチ」では全然違って一括りにはできない、と思うようなこと。
ただ、noteに書こうと思う内容は、
おそらく平均より(わずかでも)詳しいテーマではないか。
あるいは、
自分自身の「思想」や「経験」について書くならば、
個人的で詳細な事柄の全てが、大事で伝えたい、と思うのも自然ではないか。
だとしても「伝えたい」と思ったときこそ、
勇気を出して細かい「枝葉」は切り捨てる。
そして、一度に言うことを、絞るように心がけている。
上の記事でも触れたが、
一度にたくさんのメッセージをかくと、読み手の印象に残らない。
このことに関して、
スティーブ・ジョブズの生涯のパートナーであった、リー・クロウ(ディレクターさん)のすごいパフォーマンスがある。
このパフォーマンスが伝えたいことは、
私自身の読み手としての体験とも一致している。
noteでも記事の主張が端的で、長すぎない記事の方が(もちろん内容にもよるが)、
「この方のnoteは読みやすいなぁ…」と感じる。
あとから「〇〇の記事また読みたいな」と思い出したりもする。
そうとなれば、やはり書き手として、この法則を生かさない手はない。
だから、書きたいことがたくさんあっても
1記事で全てを出し切ろうとしない。
いい意味で肩の力を抜きたい。
伝えたい1つのメッセージだけのために、
約1,000字を書くのも楽しい。
その分、結論に至った過程や
複数のエピソードを書くこともできる。
…と言っている間に約1,000文字。
本記事で、言いたいのは
伝えたいときこそ「1記事1メッセージ」、でした。🏖️
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