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ヒロシマでの制作

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#原爆の日

ヒロシマの「被爆樹木」を毎年撮影する動機について

ヒロシマの「被爆樹木」を毎年撮影する動機について

被爆樹木を撮影する動機について良く尋ねられる。

それは、2011年「東日本大震災によって起きた福島第一原発の事故を受け、「原子力」についてリアルに考える機会が生じ、その第1歩としてヒロシマに行く事が必要だと感じたから」と答えている。

そして2012年の夏、思い立った様にヒロシマに向かった。

はじめに訪れたのは原爆ドーム。

原爆ドームの前に立つと、頭を鈍器で殴られたような衝撃が走った。 その

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「ヒロシマ被爆樹木のアートプロジェクト」共に活動に「参加」していただける仲間を募集しています。

「ヒロシマ被爆樹木のアートプロジェクト」共に活動に「参加」していただける仲間を募集しています。

「1本のいのちの下で 2024」では、共に活動に「参加」していただける仲間を募集しています。

昨日(7/24)からクラウドファンディングがスタートしました。

この「1本のいのちの下で」の活動は、代表を務める私が、2012年にヒロシマに初めて行き、爆心地から最も近い370mで被爆した樹木シダレヤナギとの出会いから始まりました。それから毎年その木の時間を撮影するという極個人的な活動を続けています。

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被爆78年。被爆樹木の下に集う「1本のいのちの下で 2023」5年目の活動レポート

被爆78年。被爆樹木の下に集う「1本のいのちの下で 2023」5年目の活動レポート

「あなたは被爆樹木を知っていますか?」

 被爆樹木とは1945年8月6日8:15に落とされた原爆によってダメージを受け、今も、生き続けている樹木です。この企画は、この被爆樹木をもっと多くの人に知ってもらい、「今」について考える機会をつくりたいと企画、2017年から毎年実施し、今年で5回目の開催(※)を実施しました。
(※:2018年〜広島市青少年センターと連携。2020・2021年は、COVID

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【アートは、「コンセプト」を「身体」にする】2019年、8年目のヒロシマでの制作を経て感じたこと。

【アートは、「コンセプト」を「身体」にする】2019年、8年目のヒロシマでの制作を経て感じたこと。

アートは、「コンセプト」を「身体」にする。

                                 
「概念」が溢れている。それにリアリティを持つことが困難になっている。それに強く危機感を持った経験が東日本大震災だった。日々の生活に欠かせないライフラインがどこで生まれているのかも知らないまま生活をしていたことに大きな衝撃を受けた。日々、大切なものの根っこを知らないまま或いは疑問にも湧か

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被爆樹木の下で行われるアートプロジェクト「1本のいのちの下で-2021」は(COVID-19感染防止の為中止)となりました。

被爆樹木の下で行われるアートプロジェクト「1本のいのちの下で-2021」は(COVID-19感染防止の為中止)となりました。

「1本のいのちの下で-2021」(COVID-19感染防止の為中止)

Under A-Bomb Tree Weeping Willow of HIROSHIMA

今夏、2021.8/6-8/7、広島で予定していたプロジェクトはコロナの情勢を受け、メイン会場となる広島市青少年センターの休館となる為、中止となりました。

昨年に続き、2年連続の中止を受け、とても残念です。

言葉にならないいろいろ

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