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アートの現場から

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経験したアートプロジェクトや芸術祭の現場から感じたこと、考えたことを記録したマガジンです。
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#アートプロジェクト

【2022】さいたま市で展開するアートプロジェクトが一同に集まる意見交換会「アートハブズ計画」が開催

【2022】さいたま市で展開するアートプロジェクトが一同に集まる意見交換会「アートハブズ計画」が開催

【SACP2022】

2022.2/19。さいたま国際芸術祭レガシー事業「アートハブズ計画」意見交換会にて、昨年9月より展開している「さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)」2021年度のプロジェクト活動報告をしました。

ご参加頂きました皆様ありがとうございました。

さいたま市内で継続的に展開しているプロジェクトが一同に集まり活動を共有しました。

意見交換会ではプログラムやプロジェ

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わくわく!笑顔が連鎖した不思議体験「第5回ハッピーフェスタきたまち360」レポート

わくわく!笑顔が連鎖した不思議体験「第5回ハッピーフェスタきたまち360」レポート

【現場レポート】

「第5回ハッピーフェスタきたまち360」に参加しました。さいたま市北区で10/1に行われた「第5回ハッピーフェスタきたまち360」は2年ぶりの開催!私は第3回(2018年)、第4回(2019年)と今年で、3回目の参加です。

「ハッピーフェスタきたまち360」は、北区民まつり応援イベントとして実施され、「360」は、富士重工業(現・SUBARU)が開発した軽自動車が由来。この場

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制作の原点「極個人的なワクワクがパブリックに広がるとき」-小学生の頃の個人新聞の取り組み-

制作の原点「極個人的なワクワクがパブリックに広がるとき」-小学生の頃の個人新聞の取り組み-

【原点】

新聞をつくるのが好きでした。
小学校5年生〜6年生の頃の話です。

通っていた小学校では、5、6年生の時に「個人新聞」の取り組みがあり、先生が用意してくれたテンプレートの用紙に記事を書き込んで後ろのロッカーの上に掲示するというものでした。

5年生の僕は『友達』というタイトルの新聞を発行しました。

学校での出来事、読んだ本のこと、開幕元年のJリーグの勝敗、釣りのこと、ゲームの攻略法、

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「くらしにアートを!」さいたまアーツセンタープロジェクト:2022年1月・2月のプログラムのお誘い(追記あり)

「くらしにアートを!」さいたまアーツセンタープロジェクト:2022年1月・2月のプログラムのお誘い(追記あり)

【SACP2022】

本年もどうぞよろしくお願いいたします!
2022年の年初めはいかがでしたか?穏やかな時間を過ごせたなら幸いです。

2022年の「さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)」は、昨年に引き続き、「さいたま国際芸術祭レガシー事業」として、2022 年3月まで展開していきます。「くらしにアートを。今年も!」ぜひご参加ください。

SACPは、2021年9月17日からプログラ

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コロナ禍「不要不急」の経験を受け、「これからの文化芸術活動を創造する為の対話集会」@別所沼会館を開催しました。

コロナ禍「不要不急」の経験を受け、「これからの文化芸術活動を創造する為の対話集会」@別所沼会館を開催しました。

去る2021/12/05「これからの文化芸術活動を創造する為の対話集会」が行われました。

このプログラムは、9/11より、別所沼公園のヒアシンスハウスを巡るアートプロジェクト『サイタマアートコロニイプロジェクト- ヒアシンスハウス編-』の最後の締めくくりのプログラムとして開催されました。

『サイタマアートコロニイプロジェクト- ヒアシンスハウス編-』の概要は↓をご参照下さい。

別所沼公園にあ

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「くらしにアートを!」さいたまアーツセンタープロジェクト:12月のプログラム参加のお誘い

「くらしにアートを!」さいたまアーツセンタープロジェクト:12月のプログラム参加のお誘い

【SACP2021】

冬の訪れを感じる昨今。はやいもので、2021年も残りわずかになりましたね。みなさまいかがお過ごしですか?

生活都市さいたまの中で、芸術祭期間中だけでなく、くらしの中でアートに参加する場所を継続的につくりたい。

その場所はどのような場所がいいだろう?プロジェクトを通して実践し、参加者とたのしみながら考えるプロジェクト「さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)」の12

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「くらしにアートを!」さいたまアーツセンタープロジェクト:11月のプログラム参加のお誘い

「くらしにアートを!」さいたまアーツセンタープロジェクト:11月のプログラム参加のお誘い

【SACP2021】

東京都や首都圏の飲食店時短と飲酒制限解除が10/25に解除されました、皆様いかがお過ごしですか?秋の彩も深まってきましたね。

生活都市さいたまの中で、くらしの中でアートに参加する場所をつくりたい。その場所について考える時間や機会をつくるプロジェクト「さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)」の11月のプログラムのお誘いをさせていただきます。

SACPは、10月より

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アートの「重さ」とフェティシズム

アートの「重さ」とフェティシズム

【雑感:アートの「重さ」とフェティシズム】

今日(2021/10/22)のさいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)のプログラムへ向かう道で、仲間と話しながら言語化できてきた事柄についてメモしたいと思い以下を記します。

SACPについては以下参照↓

アートの現場は、参加したら楽で楽しい場所だけじゃなくてある意味「重さ」を共有する場所でもあるのではないかと。その感覚をどう伝えればいいのか、

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「くらしにアートを!」さいたまアーツセンタープロジェクト:10月のプログラム参加のお誘い

「くらしにアートを!」さいたまアーツセンタープロジェクト:10月のプログラム参加のお誘い

【SACP2021】

緊急事態宣言等、9/30に全国で解除され、皆様いかがお過ごしですか?

生活都市さいたまの中で、くらしの中でアートに参加する場所をつくりたい。その場所について考える時間や機会をつくるプロジェクト「さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)」は10月より、リアル会場での参加も可能になり準備を進めています。

SACPについては下に詳しく書いているのでお時間がりましたらご一

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「くらしにアートを。今年も!」さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP2021)」が始まります。

「くらしにアートを。今年も!」さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP2021)」が始まります。

【SACP2021プロジェクト始動のお知らせ】

さいたま国際芸術祭レガシー事業として、「さいたまアーツセンタープロジェクト(SACP)」が、いよいよ9/17からスタートします。

「生活都市さいたま」で、日常の中にアートの時間をつくるプロジェクトSACPが、「くらしにアートを。今年も!」と、芸術祭後も続くプロジェクトを実施できることは、多くの皆様のご助力の賜物です。改めて深く御礼申し上げます。

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地域のアートプロジェクトと教育との連携「スチューデントリポーター」活動の可能性

地域のアートプロジェクトと教育との連携「スチューデントリポーター」活動の可能性

「美術と街巡り・浦和 2019」は浦和の街中に主に地元ゆかりの作家の作品を展示し、街巡りとアートの両方を楽しんでもらう企画です。

その企画の中で、今回、「スチューデントリポーター」活動を務めました。

 
「スチューデントリポーター」とは、さいたま市の中学校・大学に通う学生さん(合計11名)が、「美術と街巡り・浦和」で展示されている作品を独自の視点で読み解き、その作品を多くの方に伝えようとする活

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おまたせ!さいたま国際芸術祭2020再開発表!持続可能なアートの場を「さいたま」から!

おまたせ!さいたま国際芸術祭2020再開発表!持続可能なアートの場を「さいたま」から!

「さいたま国際芸術祭2020-Art Sightama」は、当初、2020年3月14日に映画監督の遠山昇司ディレクターによる「花ーflower-」をテーマに「市民参加型の芸術祭」をコンセプトに開催する予定で準備を進めてきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から2回の延期を発表しておりました。

昨日(2020/09/23)様々な困難を乗り越え、一部内容変更をし、再開のアナウンスをするこ

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未来美術家・遠藤一郎との対話。「ほふく前進御百度参り」のその後と10年前の「ほふく」体験について。

未来美術家・遠藤一郎との対話。「ほふく前進御百度参り」のその後と10年前の「ほふく」体験について。

【さいたま国際芸術祭2020 今秋公開予定】

現在、開幕延期の「さいたま国際芸術祭」が今秋に内容を変更して公開予定ということが決まり、その事を遠藤一郎さんと対話する時間を設けました。

一郎さんは、2020年2月初旬から5/17まで、さいたまでほぼ毎日、日本一長いと言われる約2kmの氷川神社参道をほふく前進でお百度参りし、石を並べる「ほふく前進御百度参り」を行いました。

「ほふく前進御百度参

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「さいたま国際芸術祭2020」の新型コロナ感染拡大で見送り

「さいたま国際芸術祭2020」の新型コロナ感染拡大で見送り

【さいたま国際芸術祭・見送り】

本日6/30、さいたま新聞一面で「さいたま国際芸術祭2020」の新型コロナ感染拡大で見送りと伝えられています。本来3/14開幕予定だった芸術祭は、開幕直前でストップ。開催準備がほぼ整った状態で会場閉鎖となりました。凍結期間中は、展示された作品のメンテナンスや会場の環境整備を定期的に行い再開に向けて粛々と準備をしていました。

日頃より、お世話になっている皆様へ声を

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