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#140字小説方丈杯 への投稿作品⑪/5作品まとめ記事

方丈 海 氏の140字小説が ワニブックスさんで書籍化されたことを記念して
 行われていた140字小説のコンテスト【#140字小説方丈杯】に
 私は【計66作】をハッシュタグをつけて投稿するかたちで応募しました。

※詳しく知りたい方は ↓ 『#140字小説方丈杯 への投稿作品①』の
 記事をお読みください。

#140字小説方丈杯 に投稿した作品をまとめて紹介します。

※作品の解説は時間を経てからいずれするかもしれませんが……
 まず先入観などを持たずに読んでいただきたいので、あえて書きません。
※改行などはTwitter投稿時から修正しています。

「倫理観狂ってる! こんなこと続けるなら友達やめるから!」
友達の恋人と寝た私を親友は本気で叱った。
本当に欲しいものは手に入らないから…せめて。
傷つけることで君の本気を手に入れた。
こんな嘘つきは見限られて当然。友達やめてもいいよ。

口に出せない本心では君と恋人になりたいんだから。

1月30日作 『私のために流した涙を拭いたいけど』

18歳になったので生命保険の受取人を妻から息子に変更した。
家事・育児に尽くしてくれる妻に感謝しているし、金銭面の信頼も厚いけど。 相続税対策にもなると聞いたので。

妻は薄味でも美味しく作れる料理上手なはず。
最近味の濃いおかずばかり食卓に並ぶのは、食べ盛りの子供達のため……
だよな………?

1月31日作 『生命保険の受取人』

※1月31日は「生命保険の日」らしいので
 自主お題として、140字小説を創作しました。

肝心な時に運がない。
いつもじゃんけんに弱くて損してばかりだというのに、なんでこんな時には勝ち進んでしまうんだろう。
皆「絶対に勝ちたくない」の気構えで戦っているんだから、はなから奢る男気なんてないじゃないか。
男子校のこのノリ苦手。

男気なくて当然だわ。わたし、心は女なんだから。

#monogatary  1月31日のお題 「絶対に勝ちたくない戦いがここにある」
1月31日作 『男気ないじゃんけん』

よりによって子ども同士が同学年とはなぁ。
普通に走ったら勝ってしまう。
転ぶのもわざとらしく見えてしまうだろうし……まいった。
10月に転勤してきて間もないが、直属の上司はプライドの高い粘着質なタイプだと見受けられる。
社宅の学区内の小学校の運動会当日、
保護者リレーのバトンが今、渡される……

#monogatary  1月31日のお題 「絶対に勝ちたくない戦いがここにある」
1月31日作 『現状は接戦 ~絶対に勝ちたくない戦いがここにある』

#monogatary ○月○日のお題「○○○」と書かれているものは
 monogatary.com さんで毎日12時に発表されるお題から着想を得て
 140字小説としてしたためたものです。

↑ 想田翠 の投稿ページもよければご覧になってみてください。
※ほぼ毎日投稿しています。
 毎回背景・フォントなども物語に合わせて選択しています。

「君のやり方では作家の才能を枯渇させるよ」
湧出させたことがある人の台詞だが。そもそも貴方は……理性で口を噤む。 「作品のクオリティを下げたくないから本数を減らしたい」
大丈夫、一つも納品に値するクオリティに達していないし。
そもそも“作品”は求めてないんですよ、雇われライターさん。

1月31日作 『物書き(と編集者)の苦悩』

以上のように、#140字小説方丈杯 への投稿を
5作品まとめたものを記事にしました。
この⑪をもって、#140字小説方丈杯 への投稿作品集は終了です。
他の記事と合わせてお楽しみいただけたら幸いです。

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想田翠
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