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ふっくらすずめクラブのリニューアルに見る違和感まとめ【追記あり】
これまでの簡単な経緯オモコロが運営するYoutubeチャンネル「ふっくらすずめクラブ」がリニューアルを行った。
4月1日に最初の動画が投稿されたが、チャンネル名が「会社にしか友だちがいない」になったほか、動画の方向性が大きく変更された。
4月2日になっても特にネタばらしなどはなく、エイプリルフールのネタである可能性はなくなった。
大幅な方向転換に対してさまざまな意見が上がる中(マイナスなもの
TuxGuitarファイルをMuseScoreファイルに変換する方法
これまでギターやベースのtab譜を作成するときにはTuxGuitarを使っていたのですが、機能の少なさが物足りなくなってきたのでMuseScoreに移行することにしました。
ただこの変換が一筋縄ではいかないようで、元のファイルの情報を完全に引き継ぐ状態まで持っていく方法を見つけるのに結構時間がかかったため、備忘録としてここに書き残しておきます。参考になれば幸いです。
あくまで目安ですが、1ファ
ゆうれいを信じたくなる理由について
生まれてこの方、霊的な体験というものをしたことがない。
いや、正確に言えば小学生の時、めちゃめちゃ遠目でのっぺらぼうを見た経験はあるのだが、あまりにもエピソードとして薄い上に見間違いの可能性が高いのでカウントしないべきだろう。
とにかく、幽霊を見たとか死んだ人からのお告げがあったとか、そういう類の経験が一切ない。
だが、霊の存在を信じていないか、と言われればそんなことはない。お墓にお祈りをす
なぜVTuberに「中の人はいない」のか ~身体論から見るVTuber考察~
VTuber文化において、中の人の存在に触れるのはおおよそタブーとなっている。
もちろん、正式に公表しているケース(MonsterZ MATEの2人・ぱかチューブのゴールドシップなど)や実質的にバレバレなケース(ピーナッツくんと兄ぽこなど)もあるが、大っぴらに中の人や前世について話すのは推奨されていない場合がほとんどだろう。
しかし、「中の人の存在がタブー」という状況は、オタクカルチャーの中で
「恵まれている人間は不幸を嘆いてはいけない」のか
親の年収、家庭環境、出身地、性別、国籍、人種……。さまざまな属性において、我々は恵まれている・恵まれていないの認識を持っている。
そしてこの"恵まれている"という属性に関して、インターネット上では日々論争(という名の意見の放り投げ合い)が起きている。
不幸を嘆くと叩かれる?
2ヶ月ほど前の出来事だが、最近だといわゆる「徳島スタンフォード」事件が挙げられるだろう。徳島の高校からスタンフォード大
人はどうやってある音をメロディと認識するのか
なぜ人は何種類もの音が鳴っている楽曲でも、ただ1つの旋律をメロディだと理解できるのだろうか。
ボーカルが歌っているのがメロディなのでは?と思う人もいるかもしれないが、ボーカルがない間奏部分、そもそもボーカルがいない楽曲でも、我々は主旋律を認識し、他の楽器との調和を楽しむことができる。このような旋律がメロディだ、と教えられたわけでもないのにだ。改めて考えると少し不思議に思える。
あらゆる音は高さ
情報量が多いものに感動してしまう
情報量が多いものが好きだ。僕は地方からの上京勢なのだが、初めて渋谷のスクランブル交差点を訪れたときは感動した。ビル群と何枚もの液晶モニター、数え切れないほどの看板、そしてその間を縦横無尽に行き交う人々。ここは一度に視界に入ってくる情報量が日本で最も多い場所なんじゃないだろうか。もちろんテレビに映っているのを見たことはあったが、やはり自らの目で見たときのインパクトは圧巻だった。僕はこういうThe日本
もっとみる生活感のある単語について
最近、一番「生活感」のある単語は何かについて考えている。
太宰治の小説『人間失格』の中で、主人公とその友人の堀木が「悲劇名詞」と「喜劇名詞」について語り合う場面がある。汽車は悲劇名詞、バスは喜劇名詞といったように、単語の持つイメージがプラスかマイナスかを決める遊びだ。彼らに言わせれば、「喜劇に一個でも悲劇名詞をさしはさんでいる劇作家は、既にそれだけで落第、悲劇の場合もまた然り」ということらしい。