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自分のステージが上がると寄ってくる人たち

現在、転勤族の夫と結婚し、新卒から勤めた会社を退職後、専業主婦兼フリーランスをしています。
その中で、自分の人生を見つめ直し、自分に何が出来るのか、自分の強みは何なのか、世の中に価値提供出来ることはどんなことかを日々考えながら模索する毎日です。

今日は、わたしがフリーで仕事をするようになってから、自分の周りにいる人達の変化について色々と思うことがあるので、それについて書いてみようと思います。

人間関係問題ってどこにいってもついてまわるものですよね。

今までのわたしの人間関係を振り返ってみると、自分が嫌だなと思う人や揉める人には、何らか特徴があるなと思うし、そこに自分の価値観が現れるなと思います。


今までの人間関係を振り返る


自分の今までの人間関係を振り返ってみると、そこまで大きく何かを揉めたり問題になったようなことは無かったですが、わたしの場合は人生の中で自分が少しステージが上がるような時に、人間関係で嫌だなと思うことが発生しているなと思います。

学生時代を振り返ると、やっぱり問題になるのは女子の揉め事。

女子たちのやりとりって、なかなか陰湿ですよね(笑)
特に学生時代は、目には見えない派閥があり、1人だけ何か秀でていることがあってはいけない、目立ってはいけない、なんだか暗黙のルールのようなものがあるように見えました。

仲が良さそうに見えても、かなり空気を読んでその場を一生懸命に生きている子もいたな~というのがわたしの学生時代の印象です。

わたし自身はけっこうさっぱりとした性格で、高校は女子が多い学校でしたが、女子のゴタゴタみたいなものとは無縁で生きてきました。

というか、あまり自分が気にならないだけかもしれません。

逆に社会人になってからのほうが、前職の会社がかなりの男社会だったこともあり、その中で生じる人間関係の方が大変なことが多いな~という印象です。

わたしの会社は男性が優位な会社の仕組みで回っていたので、女性社員は別に仕事が出来なくても、若くて可愛くて愛嬌さえあればその会社の中では上手く生きていけるという感じでした。

わたしはそれが嫌すぎて、とにかく仕事で評価してもらおうと必死になってやっていて、それが少しでも認められると、可愛さで売っていた女性や男性陣からの目線は厳しかったなと思います。

それでも、そこに対してはあまり自分の中では嫌だな~とかやりづらいな~とは思わなかったんですよね。と言うよりか、これすらもあまり気にならなかったというのが本音です。
それこそがわたしの価値観なんだと思います。

でも、それは気にならないわたしが、その時にすごく嫌だと感じたのが、味方のふりをして自分に近寄ってくる人たち。

この人たちは毎回、わたしが1つ上のステージに上った時にあらわれます。
会社の場合は、仕事が認められて部署が変わったときや、自分のポジションが上がったときだと思います。

味方のふりをして近寄ってくる人たち


最初はこの人たちは、自分に好意があるような感じで近寄ってくるんですよね。
単純に祝福をしてくれたり、自分のことをかなり容認してくれるような発言をするなと思います。

不自然に現れる人は論外というか、わかり易すぎてその時点でわたしは距離をとるんですが、こういう人ってスッと自分の懐に入り込んでくるような感じで、最初は気づかないことが多いんです。

普通に何気ない話しをしている中で、少しん?と思うような質問をされたり、なんでそんなこと聞いてくるんだろうと思うようなことを聞かれたり、情報を抜き取られているなと思ったり、自分の中に徐々に違和感が生まれ始めます

その時はまだはっきりと違和感の正体が分かっていないので、そこそこ質問に答えたり自分の持っている情報を提供してしまっていたりするんですよね。その後で、自分に好意があって近づいてきているわけではない、というのが分かります。

ここからこの人は、完全に味方につけたと思うのか、上手く使ってやろうと思うのかものすごい勢いで自分に近寄ってきます。

ここまで来るともちろんわたしも気がつくのですが、一定数こういった方がいらっしゃるな~と思います。

不思議なのが、ステージが上がるごとに毎回こういう人がいるんですよね。

新入社員の頃なんて、ステージもなにもないくらい初歩的なことしかしてないと、今考えれば思いますが、社会人になって毎日を必死に生きていたあの頃は、小さい世界の中でもやっぱり自分の中でステージは明確に確実にあって、少しでも自分がそのステージから抜けると、そういった人が自然と寄ってくるなと思います。

不思議なのが、そういった人って陰口を叩くとか、足を引っ張ってやろうとか、なんかそういう感じではないんですよね。
それよりも、自分より少しだけ上のステージにいる人に近づいて、自分も引き上げてもらいたいとか、そこから自分に有用な情報を得たいとか、何か自分の得になるようなことを引き出そうとしている様子、と言ったほうがいいかもしれません。

その感覚こそまさにわたしが嫌だと感じることなんですよね。
こちらの記事でも書いたのですが、わたしは搾取されることに対して、ものすごく苦手意識を持ちます。

搾取されるものは、情報であったり人脈であったり自分が積み上げてきた信頼であったり、色々なものに対してですが、わたしは取られている!と感じることが、その人への不信感に繋がります。

だから、ステージが上がって陰口を言われることや、女性だから~~と言われることに対しては得に嫌な気はしない(気にならないの方が正しいかも)のですが、自分に近づいてきて情報を取ろうとしたり、人を紹介してほしいとお願いされたり、人の情報を自分の情報のように発信したり、そういった搾取に対してわたしは関係を持ちたくないなと思うんだと思います。

これは人それぞれ感じ方のポイントが違うので、逆に陰口を言ってる人のほうがわたしは嫌だ!と思う人もいるかもしれません。

陰口が嫌な人は、自分が周りからどう思われているかを大切にしているからだと思うんですよね。搾取されるのが嫌と思う人は、自分で得てきた情報や経験や人脈こそが大切だと思っているからだと思います。

わたしは完全に後者を大切な価値観に置いているので、そう思ってしまうんだと思います。
自分がされて嫌だと思うことは、自分が大切にしている価値観。
なんだか逆説的でおもしろいなと思います。

フリーランスこそ搾取構造が生まれやすいが気づきにくい


会社員のときは、部署が変わったりポジションが変わったり、自分の変化が自分にも他の人にも目に見えてわかりやすかったと思います。

フリーランスの世界では、得にポジションが明確にあるわけでもないので、自分がステージを上がっているというのが自分でも実感しづらいです。

でも、気づけば会社を辞めたときから全く違う世界にいるのは確かです。

そんな中でもやっぱり、搾取をしてくる人は存在しているなと思います。

これは本当に不思議で、なにがそういった人を引き寄せているのか、何に勘付いて寄ってくるのか、わたしにも分かっていません・・・

わたしの場合、一緒に仕事をしていて、すごく尊敬する人だった方が、最近この搾取人間になっているなと感じるようになりました。

急に食事に誘われたり、わたしから情報を抜き取ろうとしてきたり。

だから非常に残念で、その人も自分がそうなっていることに対して無自覚な気がしています。

詳しくは言えないのですが、今だから分かることは、わたしの活動がその人の妬みに触れたんだと思います。

この内容は、人間の心理として面白いな~と思うのでまた別の記事で書きたいなと思います。(詳しく言えないと言っておいて書くんかい笑)

フリーランスは人脈で繋がっていくということを、今身にしみて感じているからこそ、お互い情報の管理が難しいなと思います。また、人の妬みや悪の感情も引き起こしやすいなと思います。

学生時代、会社員時代とはまた違った人間関係の問題で、今は観察して色々と考察している段階ですが、そういった傾向の人ってどこに行ってもいるよな~と思った話でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

シンバ🦁


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