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昨日noteで初めて知った本を、今日、お宝探しゲームして買ってきた┃簡単に買えない本、簡単に着けない本屋さん

ここ数ヶ月、多忙を言い訳に相互フォローさんたちの記事でさえまともに読めていません。

そんな中でも、投稿時間がほとんど一緒の記事は、noteのタイムラインで隣り合わせになるため自然と視界に入り、結果、読む機会が多いような気がします。

昨晩も、ほぼ毎晩続けている投稿を終えると、わたしの記事のすぐ近くのタイムラインに気になる記事がありました。


(あれっ?!  なんかこの記事、既視感がある?)

と思って、そのセンジュ出版 代表 吉満明子氏の別の日の記事も読んでいました。


そこには、書いて編集して初めて著者として販売した本『しずけさとユーモアを』が、出版社が民事再生法を申請したため、処分の対象になってしまったことが書かれていました。

たぶん、わたしが知らないだけで、処分の対象になっている本は世の中にたくさんあると思います。実際、クラウドファンディングでも見かけたことがあります。

でも、なんだか不思議なタイトルの本がとても気になってしまいました。素通りできなくなってしまい、著者以外の方が書かれた感想文も読みに行ったり、購入方法を検索していました。帯に書かれている≪本づくりの原点≫は、今、興味があるテーマの一つでもあります。

すると、直接購入できる場所は、この地球上に(たぶん)たった3ヵ所。そのうちの一つは、1週間のうちたった3日だけ、しかも、1日3時間しか開店していないことがわかりました。なんだか謎めいています。


だけど、その1週間のうちたった9時間しか開いていないお店に、な、な、なんと、明日、行けそうじゃないですか?!  もう、これは行けってことですよね?!  絶対、行くしかないでしょ!!

ってことで、はい!  行ってきました。しかし、最寄り駅からたった5分のはずなのに、30分くらいお店がある付近をグルグルしてしまいました。

複雑な路地裏だと覚悟はしていましたが、行き止まりがあったり、微妙に曲がっている道に方向感覚を見失ったりしました。

とうとう伝家の宝刀Googleマップを起動しました。

しかし、何度やっても別のギャラリーやアパートの1室で案内を終えるGoogleマップ。Googleマップでもたどり着けない場所があったなんて……。心が折れかけました。

最後は、丁目・番地・号を頼りにアナログな方法でそれっぽい場所にたどり着きましたが、どう考えても、一般の庭付き一戸建て!  深呼吸して他人様の門に恐る恐る近づくと、とっっっても小さく『Gallery』の文字が!

思いきって他人様の庭にズカズカ入って行くと、庭にいらっしゃった男性に声をかけられました。

「あのー、本を売っていますか」

みたいなことを聞いた気がします。緊張しすぎて実はよく覚えていない……。

しかし、快くご自宅に通していただけました。

こうして無事に『しずけさとユーモアを』を手に入れました。

しかのいえ本の茶屋はPayPayと現金のみの取り扱いなのでご注意を!

鹿のイラストが印象的なお茶が売られていて、買おうかどうか迷いましたが、結局購入せず。でも、やっぱり、購入しとくんだったかも。次回、伺ったときは必ずお茶も買います。

場所はほんとうにわかりづらいです。でも、その分、リアルお宝探しゲームをしているみたいで楽しかったです。

民事再生法、処分の危機、なかなかたどり着けない本屋さんと旅をした本は、本日、わたしの元にたどり着きました。大切に楽しく読ませていただきます。

noteを始めて丸1年。noteで知り合った方のグッズを買いに行ったり、ヘアカラーをしてもらったり、映画のトークショーに行ったり、コンテストに応募して入賞したり、……。また一つ、リアルnoteライフの思い出ができました。これからも、楽しいnoteライフを続けていきます。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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