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だっぴに関わり、卒業する学生の皆さんへ
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
このnoteは、NPOだっぴの活動に関わってくれた卒業生の皆さんへの祝辞として受け取っていただければ幸いです。
大学生の力は偉大である
中学生・高校生だっぴ後の、学校との振り返りや大人の方からのアンケートを見ると、「グループの大学生がよいファシリテーションをしてくれた」という感想が多々あります。
積極的に中高生に話しかけながら元気に場を回したり
パネルディスカッションの工学
聴衆としても、司会者・登壇者としても、パネルディスカッションって難しいなと毎回思うわけです。パネルディスカッションを工学的に捉えることで、この足踏み状態から少しでも前進できるのではないかと思い、「高梁川流域連盟70周年記念講演」のパネルディスカッションから省察を行います。
省察のポイント
当日の司会者としてのファシリテーションを振り返り、パネルディスカッションを工学的に探究できるよう、アベプラ
地域社会の未来を考えるという行為
倉敷市で開催された「高梁川流域連盟70周年記念講演」にて、パネルディスカッションのモデレーターを担当し、高校生・大学生が考える高梁川流域の未来について意見を聞きました。
パネルディスカッションの概要
ディスカッションを貫く全体の問いは
としました。大原あかねさんと問いを考えるなかで、イメージというものを言語のアウトプットではなく、視覚や触覚で未来を捉えたときに、それは「イメージ」が限りなくそ
青少年の越境機会のデザインを考え始める
越境とは
そもそも越境とは何か。越境学習は、教育や企業の人材育成の文脈でよく聞くようになりました。
『社員の放浪、歓迎 なぜ越境が人を鍛え、組織を強くするのか』では、職場の内外を行き来する越境にある学習論や越境の現象を俯瞰的に整理されています。
これまでは長期雇用を前提とした「組織社会化」で、垂直学習で熟達を進めることで、社内のキャリアを積んでいました。ゆえにOJTがずっと機能していましたが
令和のキャリア教育を考えよう
令和のキャリア教育について探究を進めるべく、noteに整理していきたいと思います。
キャリア教育のはじまり
キャリア教育という用語は、1999年の中央教育審議会答申「初等中等教育と高等教育の接続の改善について」で初めて登場したとされています。
その後、ニート・フリーター問題の顕在化によって、早い段階から職業観や勤労観を培う必要性が指摘され、2003年に「若者自立・挑戦プラン」が取りまとめられ
ワークショップデザイナーへの道Ⅱ
Ⅰに続いて、WSDでの学びについて、自分の脳内整理を言語化・書き出していきたいと思います。
自己原因性感覚
自分が思いをもってはじめることが外部に変化を及ぼすという発見と、自己を出発点とした行動を心理学者のリチャード・ドシャームは「自己原因性」と呼びます。
ワークショップにおいて、この自己原因性感覚は必須の要素です。
そんな感覚だと僕は理解しています。その日その瞬間の学び、自分だけの学びが
経済動物を超えて、ウェルビーイングを考える。
人新世の時代、経済合理性以外の指標をつくるべく注目されているウェルビーイング。GDPを追いかけるだけではなく、GDWも尺度にしていこうという流れです。
2020年のOECDの調査によれば、主観的ウェルビーイングを測る感情バランスでは、加盟国平均13.3%に対して、日本は8.7%(肯定的感情より否定感情の方が多い人の%)。ワークライフバランスを測る余暇時間では、加盟国平均15.1時間/日に対して、
ワークショップデザイナーへの道Ⅰ
2023年度の前半戦、僕はワークショップデザインを勉強するべく、WSDの門を叩きました。そのときの学びを定着させるべく、自分の脳内整理を言語化・書き出していきたいと思います。
WSDとは
ワークショップの理論と実践を学ぶプログラムで、青山学院大学と大阪大学の共同事業として2009年に開講され、現在では青山学院大学にて行われています。
2021年よりオンライン受講のブルーコースが開講され、僕も
ずいぶん前から、公民館も転換点に来ていた。
本年度より、岡山県社会教育委員の任を拝命しましたので、社会教育について、僕も探究を始めたいと思います。
公民館の旧来からある専門性の1つとして、貸し館業務だけでなく、自ら講座を主催することが重要だとされてきました。しかし、その専門性は変遷しつつあります。
加えて、社会教育そのものが健康や福祉など、隣接する領域との連携・融和を求められています。
とりわけ周縁部においては、人口減少の状況も相まって