千泉

大陸の仙道と日本の神仙道を基に、現代社会のストレス解消や不眠症対策、各種健康法や気功法…

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大陸の仙道と日本の神仙道を基に、現代社会のストレス解消や不眠症対策、各種健康法や気功法を紹介していきます。 本格的な気功法を学びたい方はDMを下さい。

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    私が習った気功・仙道・神仙道を中心として太極拳や合気道・西洋医学・東洋医学・理学療法を肉付けした現代人用の導引術をまとめました。 出来る限り毎日更新して、全体を網羅できるようにしたいです。

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    太極拳や陰陽太極理論について覚書を書いていきます。 覚書なので不定期更新です。

記事一覧

その他の部位の導引1

その他の部位の導引 顔の表面皮膚※ この導引法は、顔の色ツヤをよくするほか、消化機能のはたらきを促進する効果がありますから、食事の後適宜に行なうとよいでしょう。…

千泉
14時間前

耳の導引

耳の導引 耳の導引は耳の機能を強化することは当然ですが、そのほかに腎臓を刺激して、そのはたらきを高める効果があります。また、耳の導引の中の天鼓法という行法は仙道…

千泉
2日前

口(歯)の導引

口(歯)の導引 日の導引は、歯茎をじょうぶにして歯槽膿漏や虫歯の予防になるばかりか治療にも役立ちます。特に叩歯法は、歯茎の強化のほか、眠気を除去して沈滞した意識…

千泉
3日前
1

鼻の導引

鼻の導引 鼻の導引は、鼻の機能を強化し、鼻の病気をなおすほか、間接的に呼吸器のはたらきを高める効果があります。 鼻骨の運動※ ① 両手の人差し指を、それぞれの…

千泉
10日前
2

眼球の指圧

① 目を閉じて、両手の親指の腹をそれぞれの顎の下にあて、他の指は上に伸ばし、人差し指、中指、薬指の三指の腹を瞼の上にあてます。両手で顔を覆うような形です。 ②…

千泉
4週間前
2

目周辺の導引

瞼の摩擦 ① 両手のひらを熱くなるまでこすり合わせ、目を閉じ、熱くなった手のひらをそれぞれの側の瞼の上に10~15秒ぐらい密着させます。 ② 両手のひらの小指の第…

千泉
4週間前

顔面および頭部の導引

 これらの導引法は、早晨修法に引きつづきふとんの上で行ないますが、時間に余裕がない場合には、見出しの下に※印の打ってある行法だけを行ない、その他は適宜に別の時間…

千泉
1か月前
1

首の伸長

① 楽な姿勢で座り、左手を右の頼にあて、手のひらの下部が右顎にくるようにします。つぎに右手を後頭部から回して、指先が頭の左横にくるようにし、深く息を吸います。…

千泉
1か月前
1

上腕の伸長Ⅱ

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててアキレス腱とふくらはぎを伸ばします。左手を手のひらを下にして前に伸ばし、右手で左手を甲の方からつかみ、深く息…

千泉
1か月前
1

上腕の伸長I

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててアキレス腱やふくらはぎを伸ばします。左手を手のひらを上にして前に伸ばし、右手で左手を甲の方からつかみ、深く息…

千泉
1か月前

腰・側腹の屈伸Ⅱ

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座わり、足先を立ててアキレス腱やふくらはぎを伸ばします。両手を後頭部で組み合わせ、深く息を吸います。 ② 口から強く息を吐き…

千泉
1か月前
2

腰・側腹の屈伸I

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててアキレス腱やふくらはぎを伸ばした状態にします。両手を後頭部で組み合わせ、深く息を吸います。 ② 口から強く…

千泉
1か月前
1

腰部の屈伸

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててふくらはぎやアキレス腱を伸ばした状態にします。両手を後頭部で組み合わせ、深く息を吸います。 ② 口から勢い…

千泉
1か月前
1

大腿筋および甲状腺の伸長

① 仰向けに寝た姿勢から、両脚を曲げて足裏を合わせます。両手で左右それぞれの足首を握りできるだけ尻の方に引き寄せます。いわゆる足パカ運動の状態です。 ② ロ…

千泉
1か月前

側腹の伸長

① 仰向けに寝た姿勢から、右膝を折り曲げ、片足のみ座るような形で、足の裏を右のお尻の下に入れます。痛くて折り曲げられない人はお嬢様座りの様に少し外側にずらして…

千泉
1か月前

腰の捻り

① 仰向けに寝た姿勢から、右膝を立て、左手を右膝の外側にあてます。右手は真横に伸ばし手のひらを床につけ、深く息を吸います。 ② ロから強く息を吐きながら、右…

千泉
1か月前

その他の部位の導引1

その他の部位の導引

顔の表面皮膚※
この導引法は、顔の色ツヤをよくするほか、消化機能のはたらきを促進する効果がありますから、食事の後適宜に行なうとよいでしょう。両手のひらを熱くなるまでこすり合わせてから、顔全体の皮膚を強く、くまなく摩擦します。

頭部※
この導引法は、毛根を刺激して毛髪の発育をうながしますから、ハゲの予防になります。
① 両手の指を軽く曲げて熊手状にし、額の上から後頭

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耳の導引

耳の導引
耳の導引は耳の機能を強化することは当然ですが、そのほかに腎臓を刺激して、そのはたらきを高める効果があります。また、耳の導引の中の天鼓法という行法は仙道秘伝の一つとされ、聴力を飛躍的に高めるほか、松果腺を強化してホルモンの分泌を正しく保ち、不老、若返りに大きな効果があるとされています。

耳殻の運動
①両手の人差し指・中指・薬指をそろえて、それぞれの側の耳殻の後ろにあて、前方へ強く払う

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口(歯)の導引

口(歯)の導引
日の導引は、歯茎をじょうぶにして歯槽膿漏や虫歯の予防になるばかりか治療にも役立ちます。特に叩歯法は、歯茎の強化のほか、眠気を除去して沈滞した意識を覚醒させる精神的な効果もあり、仙道では特に重要な行法とされています。

叩歯法(歯をたたく)※
①両手の人差し指。中指・薬指・小指の指先をそろえて軽く曲げ、指先で上顎歯茎を唇および頬 の上からまんべんなく叩きます。
②同じように下歯茎も

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鼻の導引

鼻の導引
鼻の導引は、鼻の機能を強化し、鼻の病気をなおすほか、間接的に呼吸器のはたらきを高める効果があります。

鼻骨の運動※
① 両手の人差し指を、それぞれの側の鼻翼にあて、中指の腹を鼻梁骨の上部、目頭に近いところに両側からはさみつけるようにあてます。
② 中指を固定し、両手を上下にすばやく動かして、20~30回鼻を運動させます。

鼻の摩擦
① 両手の人差し指と中指の腹を

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眼球の指圧

① 目を閉じて、両手の親指の腹をそれぞれの顎の下にあて、他の指は上に伸ばし、人差し指、中指、薬指の三指の腹を瞼の上にあてます。両手で顔を覆うような形です。

② 両手の薬指でそれぞれの目頭部を圧し(このとき他の二指は遊ばせておく)、次に中指で中央部を、人差し指で目尻をというように指一本ずつで眼球を軽く圧します。これを3~4回行ないます。

眼球の指圧は古い流派には多く見られます。また

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目周辺の導引

瞼の摩擦
① 両手のひらを熱くなるまでこすり合わせ、目を閉じ、熱くなった手のひらをそれぞれの側の瞼の上に10~15秒ぐらい密着させます。
② 両手のひらの小指の第一関節の膨らみをそれぞれ目頭にあて、目尻の方向に向けて、軽くこすります。左右の手を同時に、目尻に向けての一方向へ、すばやく10~20回こすります。

目の上下の骨の指圧
① 両手の人差し指の爪の上に中指を重ね、人差し指

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顔面および頭部の導引

 これらの導引法は、早晨修法に引きつづきふとんの上で行ないますが、時間に余裕がない場合には、見出しの下に※印の打ってある行法だけを行ない、その他は適宜に別の時間に行なって下さい。

目の導引
 目の導引は目の疲れを回復し、視力を強め、目のいろいろな病気をなおす効果がありますが、また目は肝臓と深い関係がありますから、肝臓の機能を活発にして解毒する作用もあります。

眼球の運動※
① 両手の

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首の伸長

① 楽な姿勢で座り、左手を右の頼にあて、手のひらの下部が右顎にくるようにします。つぎに右手を後頭部から回して、指先が頭の左横にくるようにし、深く息を吸います。

② 口から強く息を吐きながら、左手で右顎を左側に強く引くと同時に、右手で頭を右の方に引っばるようにして、顔を左の方に向けます。顔がほとんど後向きになるぐらいまで回し、最後に両手にグッと力を入れます。

③ 息を吸いながら

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上腕の伸長Ⅱ

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててアキレス腱とふくらはぎを伸ばします。左手を手のひらを下にして前に伸ばし、右手で左手を甲の方からつかみ、深く息を吸います。

② 口から強く息を吐きながら、右手に力を入れ、左腕をねじって左手のひらを左側斜め上方に向けながら、上半身を屈伸させて腕とともに前方にできるだけ伸ばします。

③ 息を吸いながら腕の力をぬいて①の姿勢に戻り、吐

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上腕の伸長I

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててアキレス腱やふくらはぎを伸ばします。左手を手のひらを上にして前に伸ばし、右手で左手を甲の方からつかみ、深く息を吸います。

② 口から強く息を吐きながら、右手に力を入れ、左腕をねじって左の手のひらを左側斜め上方に向けながら、上半身を屈伸させて腕とともに前方にできるだけ伸ばします。

③ 息を吸いながら腕の力をぬいて①の姿勢に戻り、

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腰・側腹の屈伸Ⅱ

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座わり、足先を立ててアキレス腱やふくらはぎを伸ばします。両手を後頭部で組み合わせ、深く息を吸います。

② 口から強く息を吐きながら、上体を左にねじって前に倒し、右肘を左膝の外側の床につけます。このとき顔は上を向いて左肘を見ます。肘が床につかない人は、できる範囲までで大丈夫です。

③ 息を吸いながら①の姿勢に戻り、吐きながら今度は上体を右にねじっ

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腰・側腹の屈伸I

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててアキレス腱やふくらはぎを伸ばした状態にします。両手を後頭部で組み合わせ、深く息を吸います。

② 口から強く息を吐きながら、上体を左にねじるようにして前に倒し、右肘を右膝の外側の床に つけます。つかない人はできるところまでで大丈夫です。ただし、肘をつけることに夢中になって背中が丸まらないように気を付けて下さい。

③ 息を吸いなが

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腰部の屈伸

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててふくらはぎやアキレス腱を伸ばした状態にします。両手を後頭部で組み合わせ、深く息を吸います。

② 口から勢いよく息を吐きながら上体を前に倒し、両肘を床に、額を膝につけます。つかない人はできるところまでで大丈夫です。ただし、両膝を曲げてはいけません。

③ 息を吸いながら腕の力をぬいて①の姿勢に戻り、吐きながらふたたび動作を行ない、

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大腿筋および甲状腺の伸長

① 仰向けに寝た姿勢から、両脚を曲げて足裏を合わせます。両手で左右それぞれの足首を握りできるだけ尻の方に引き寄せます。いわゆる足パカ運動の状態です。

② ロからしっかりと息を吐きながら、膝は床に近づけ、踵はお尻の方に引き寄せて、上半身を反らし、顔もできるだけ反らして喉を充分に伸ばします。

③ 息を吸いながら身体の力をぬいて①の姿勢に戻り、吐きながらふたたび動作を行ない、これを

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側腹の伸長

① 仰向けに寝た姿勢から、右膝を折り曲げ、片足のみ座るような形で、足の裏を右のお尻の下に入れます。痛くて折り曲げられない人はお嬢様座りの様に少し外側にずらしても大丈夫です。右手の手のひらを上にして頭上に伸ばし、その手首を下から左手で握り、深く息を吸います。

② ロから息を強く吐きながら、左手で右腕を上に引っぱり上げるよう右腕を上方に伸ばし、右側の腹筋を伸ばします。

③ 息を吸

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腰の捻り

① 仰向けに寝た姿勢から、右膝を立て、左手を右膝の外側にあてます。右手は真横に伸ばし手のひらを床につけ、深く息を吸います。

② ロから強く息を吐きながら、右膝にあてた左手に力を入れて、手前へひっぱるようにしながら、左脚を越して右膝の内側を床に押しつけます。同時に首をひねって顔を右に向け、伸ばした右手先を見ます。この場合右臀部は当然上がりますが、右肩は床から離さないこと。右膝が床につか

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