眼球の指圧

①    目を閉じて、両手の親指の腹をそれぞれの顎の下にあて、他の指は上に伸ばし、人差し指、中指、薬指の三指の腹を瞼の上にあてます。両手で顔を覆うような形です。

②    両手の薬指でそれぞれの目頭部を圧し(このとき他の二指は遊ばせておく)、次に中指で中央部を、人差し指で目尻をというように指一本ずつで眼球を軽く圧します。これを3~4回行ないます。
 
眼球の指圧は古い流派には多く見られます。またこの三指で揉むように押すのはとても気持ちが良いです。しかし近年の日本眼科医会の見解では、眼球の圧迫は白内障のリスクを上げるとされております。ですので、眼球の指圧は瞼の摩擦の時に労宮で軽く押す程度で、指での指圧は避けた方が良いでしょう。

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