千泉

大陸の仙道と日本の神仙道を基に、現代社会のストレス解消や不眠症対策、各種健康法や気功法…

千泉

大陸の仙道と日本の神仙道を基に、現代社会のストレス解消や不眠症対策、各種健康法や気功法を紹介していきます。 本格的な気功法を学びたい方はDMを下さい。

最近の記事

上腕の伸長I

① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててアキレス腱やふくらはぎを伸ばします。左手を手のひらを上にして前に伸ばし、右手で左手を甲の方からつかみ、深く息を吸います。 ② 口から強く息を吐きながら、右手に力を入れ、左腕をねじって左の手のひらを左側斜め上方に向けながら、上半身を屈伸させて腕とともに前方にできるだけ伸ばします。 ③ 息を吸いながら腕の力をぬいて①の姿勢に戻り、吐きながらふたたび動作を行ない、これを2〜3回繰り返します。 ④ 腕をか

    • 腰・側腹の屈伸Ⅱ

      ① 両脚をそろえて前方に伸ばして座わり、足先を立ててアキレス腱やふくらはぎを伸ばします。両手を後頭部で組み合わせ、深く息を吸います。 ② 口から強く息を吐きながら、上体を左にねじって前に倒し、右肘を左膝の外側の床につけます。このとき顔は上を向いて左肘を見ます。肘が床につかない人は、できる範囲までで大丈夫です。 ③ 息を吸いながら①の姿勢に戻り、吐きながら今度は上体を右にねじって前に倒し、左肘を右膝の外側の床につけます。 ④ 左右交互に2〜3回ずつ

      • 腰・側腹の屈伸I

        ① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててアキレス腱やふくらはぎを伸ばした状態にします。両手を後頭部で組み合わせ、深く息を吸います。 ② 口から強く息を吐きながら、上体を左にねじるようにして前に倒し、右肘を右膝の外側の床に つけます。つかない人はできるところまでで大丈夫です。ただし、肘をつけることに夢中になって背中が丸まらないように気を付けて下さい。 ③ 息を吸いながら①の姿勢に戻り、吐きながら今度は上体を右にねじるようにして前に倒し、左肘を左膝

        • 腰部の屈伸

          ① 両脚をそろえて前方に伸ばして座り、足先を立ててふくらはぎやアキレス腱を伸ばした状態にします。両手を後頭部で組み合わせ、深く息を吸います。 ② 口から勢いよく息を吐きながら上体を前に倒し、両肘を床に、額を膝につけます。つかない人はできるところまでで大丈夫です。ただし、両膝を曲げてはいけません。 ③ 息を吸いながら腕の力をぬいて①の姿勢に戻り、吐きながらふたたび動作を行ない、これを2〜3回繰り返します。これは腰を伸ばすだけでなく、普段使わない背中側の伸長

        上腕の伸長I

          大腿筋および甲状腺の伸長

          ① 仰向けに寝た姿勢から、両脚を曲げて足裏を合わせます。両手で左右それぞれの足首を握りできるだけ尻の方に引き寄せます。いわゆる足パカ運動の状態です。 ② ロからしっかりと息を吐きながら、膝は床に近づけ、踵はお尻の方に引き寄せて、上半身を反らし、顔もできるだけ反らして喉を充分に伸ばします。 ③ 息を吸いながら身体の力をぬいて①の姿勢に戻り、吐きながらふたたび動作を行ない、これを2〜3回繰り返します。太腿に気血を流すのと同時に甲状腺を伸ばす事によって身体の上

          大腿筋および甲状腺の伸長

          側腹の伸長

          ① 仰向けに寝た姿勢から、右膝を折り曲げ、片足のみ座るような形で、足の裏を右のお尻の下に入れます。痛くて折り曲げられない人はお嬢様座りの様に少し外側にずらしても大丈夫です。右手の手のひらを上にして頭上に伸ばし、その手首を下から左手で握り、深く息を吸います。 ② ロから息を強く吐きながら、左手で右腕を上に引っぱり上げるよう右腕を上方に伸ばし、右側の腹筋を伸ばします。 ③ 息を吸いながら腕の力をぬいて①の姿勢に戻り、吐きながらふたたび動作を行ない、これを2〜

          側腹の伸長

          腰の捻り

          ① 仰向けに寝た姿勢から、右膝を立て、左手を右膝の外側にあてます。右手は真横に伸ばし手のひらを床につけ、深く息を吸います。 ② ロから強く息を吐きながら、右膝にあてた左手に力を入れて、手前へひっぱるようにしながら、左脚を越して右膝の内側を床に押しつけます。同時に首をひねって顔を右に向け、伸ばした右手先を見ます。この場合右臀部は当然上がりますが、右肩は床から離さないこと。右膝が床につかない場合は肩の方を優先して、無理をしない程度のところでやめます。腰から側腹にかけ

          腰の捻り

          脚関節の屈伸

          ① 仰向けに寝た姿勢から、右脚を曲げ、両手で膝をかかえ、深く息を吸います。 ② ロからハァーと強く息を吐きながら、右腿を胸につけて両手でかかえこみます。この場合左脚の膝は絶対曲げないよう注意します。同時に左足の先を立て、アキレス腱をグッと伸ばすようにします。 ③ 息を吸いながら腕の力をぬいて①の姿勢に戻り、吐きながらふたたび動作を行ない、これを2〜3回繰り返します。 ④ 脚をかえ左脚についても同様に2〜3回行ないます。

          脚関節の屈伸

          膝関節の屈伸

          ① 仰向けに寝た姿勢から、両脚をそろえて伸ばし、右脚の膝を立て、右足を30〜40cmほど右側に移動し、左足の踵を右膝の外側にあて、深く息を吸います。 ② ロからハーツと強く息を吐きながら、左脚の踵で右膝を押して床につけます。この結果右脚は膝の所で直角に曲がります。このとき右臀部が床から離れないように注意します。 ③ 息を吸いながら左脚の力をぬいて①の姿勢に戻り、吐きながらふたたび動作を行ない、これを2〜3回繰り返します。 ④ 脚をかえ左脚について

          膝関節の屈伸

          足首の屈伸

          ① 仰向けに寝た姿勢から、右脚の膝を立てて、左足の踵を右足先の外側 (小指側)にあてて抑えます。  ② 息を吸い、口から強く八ーツと音をたてて吐きながら、左足の踵で右足先を内側に倒すと同時に、曲げていた右脚をぐっと伸ばします。このとき右足の親指を左足の踵で床に押しつけ、右足が脚と直角になるように足首を曲げます。 ③ 息を吸いながら左脚の力をぬいて①の姿勢に戻り、吐きながらふたたび動作を行ない、これを2〜3回繰り返します。 ④ 脚をかえ左脚について

          足首の屈伸

          足指のすり合わせ

           仰向けに寝た状態で両脚をそろえて伸ばし、両足の親指と人差し指を力を入れて擦り合わせます。はじめ人差し指を親指の上へ重ねるようにおき、同時にパチンと弾くようにします。つづいて親指を人差し指の上に重ね、やはり同じようにして弾きます。第三指以下は第二指につれて動きます。これを少しずつ速くして、連続して速く行なえるようにします。回数は50回から始め、慣れるにしたがい、200回ぐらいまで増やします。  効果としては足部の末梢神経や血行をよくして老化を防ぎます、老化は足からやってきま

          足指のすり合わせ

          早晨修法(そうしんしゅうほう)

           早晨修法というのは主として朝日覚めた直後、床の中で行なう導引法です。そのため寝床体操ともいわれていますが、満腹時以外ならいつ行なっても良い行法です。  朝、目が覚めると無意識にのびをしますが、これは寝ている間に硬くなった筋肉、特に関節をやわらげるために、身体自身が自然と要求している動作だからです。このように、朝日覚めたら一日の活動をスムーズにするためには準備運動が必要です。年を経るとともに、若者のように筋や腱、関節が柔軟性を失っていくので、睡眠から活動という急激な変化にすぐ

          早晨修法(そうしんしゅうほう)

          運足法

           正しい歩き方の事を運足法といいます。古い資料には運歩法と書かれているので、私の師匠が日本語向けに直した可能性もありますが、どちらも歩き方という意味では変わりありません。  前述の正しい立ち方から足を踏み出します。左足から踏み出す場合には、後方になる足、つまり右足の規指側に力を入れ、上半身は腹から腰をそのまま前に押し出すと同時に、左足をまっすぐ前に出し、左足が充分に地についたとき、身体の全重量を左足に乗せ、重心を親指の内側におきます。このとき右足の力はぬいています。同じ要領で

          座法・臥法4

          臥法(寝方)  人間だれでもが寝ますが、実生活に結びついている仙道では、この寝方についても仰臥法、横臥法、俯臥法の三つに分けて習いました。そして、この三法のうち仰臥法を寝方の基本としており、寝つきの悪い場合とか、食事の直後などやむを得ない場合のみ横臥または俯臥を用います。 仰臥法  仰臥法とは普通に仰向けに寝る方法です。寝具はクッションのあるベッドや身体が埋まるような布団は良くありません。いわゆる煎餅布団か、できれば直に床に寝ることが望ましいです。  柔らかい布団は身体を

          座法・臥法4

          座法・臥法3

           平座法  平座法とは腰のかけ方のことです。正座は日本人には割と馴染みのある座り方ですが、最近では日本人でも生活様式が西洋化していますから、ふだん座る機会のない人も多くなりました。 そこで正しい椅子の腰かけ方を紹介しておきます。椅子は平坦でかたいものに浅く腰かけ、腿が水平になるようにして両足の裏全体を床につけます。 両足の間隔はだいたい肩幅ぐらい。尻は後ろに引き、下腹をつき出すようにして背骨を伸ばし、顎を引いて首の後ろを仲ばします。上体は左右に傾かないようにしてリラックスしま

          座法・臥法3

          座法・臥法2

          盤座  男性が座るのに適した座法で、あぐらに似ています。始めは普通にあぐらでも構いません。また、半跏趺坐でも大丈夫です。気の巡りを良くしようと考えるならば、下の方の脚を曲げた時に踵を睾丸と肛門の間につけて、もう一方の脚を下の方の脚の上に載せます。やはり見た目は半跏趺坐に似た形になります。両脚の膝は床につけ、下腹を突き出して姿勢を正し、上半身を立てます。こうすることによって、体軸が整い、尾骶骨にしっかりと体重が乗ります。手は握固して膝の上に置きます。  この座法は服気法など、

          座法・臥法2