マガジンのカバー画像

半農半Xに向けて

63
運営しているクリエイター

2022年10月の記事一覧

現実的な魔法のリノベに

現実的な魔法のリノベに

脳出血後遺症で歩くのに難儀するようになってから、テレビの連ドラをよく見るようになった。ドラマつながりで言えば、「魔法のリノベ」なるドラマも見ていた。これはリノベーションを請け負う会社の物語だ。主人公の営業マンが、お客さんの言葉にされていない物語を微かな表情などから読み取り、本当に求めているものをつかんで受注につなげていく。そのスリリングな読み取りがこのドラマの面白さだ。
 
そこで出てくるリノベー

もっとみる
めいそう日記〜Day375:巨木は一人では立てない(前編)

めいそう日記〜Day375:巨木は一人では立てない(前編)

1. 瞑想小咄〜巨木は一人では立てない(前編)

この度縁あって林業に携わっている方とお話をすることができた。実際にその方が手入れしている山に入らせていただき、林業の実態を肌で感じることができた。

林業というと農林水産業の内の一つ。しかし、農業と水産業に比べて、実態が一般の人には見えづらいという難点があり、就労人口が増えないことが課題の一つであるらしい。私も直接話を聞くまで林業の実態をよく知らな

もっとみる
めいそう日記〜Day361:移住希望の理想と現実(後編)

めいそう日記〜Day361:移住希望の理想と現実(後編)

1. 瞑想小咄〜移住希望の理想と現実(後編)前編のDay360では、地方で空き家を探す上での実情をご紹介した。結局良い空き家物件というのは、なかなか公に情報が上がってこない。それは、その空き家のコミュニティの人たちが、新たにその空き家に入居する人を選別する権利を持っているためだと述べた。

そういうわけで、田舎での空き家移住生活を希望する場合には、まずは物件を探すことよりも何よりも、地元のコミュニ

もっとみる
めいそう日記〜Day360:移住希望の理想と現実(前編)

めいそう日記〜Day360:移住希望の理想と現実(前編)

1. 瞑想小咄〜移住希望の理想と現実(前編)先日移住セミナーで移住者の体験談を語ってきた。セミナーに参加していたのは10数名。年齢層は見たところ50代〜70代くらいだろうか。比較的高めの印象を受けた。今回、セミナーに参加することで地方移住をする上での移住希望者の理想と、それに対する現実について気づいたことがあったので共有してみたい。

さて、今皆さんが都会に住んでいるとしよう。都会暮らしは便利なも

もっとみる
歴史が縄文を封印したのは、日本の先住民族が縄文人だから in 長野県小布施

歴史が縄文を封印したのは、日本の先住民族が縄文人だから in 長野県小布施

先日、長野県の小布施(おぶせ)に行ってきました。小布施に行く途中、高速道路の車窓から、浅間山が見えました。浅間山は、アイヌ語で「火の吹く山」という意味だそうです。日本列島に数万年の昔から住んでいた縄文人。その直系がアイヌ民族で、アイヌ語は縄文ゆかりの言語。また、お隣の群馬県の有名な温泉地の伊香保温泉(いかほおんせん)。その伊香保という地名も、アイヌ語のイカポップ(山越の温泉の意味)から来ているとか

もっとみる