千速 典(ちはやふみ)〜瞑想と伊勢での日々を綴る場所

「日本を元気にしたい」思いに正直に、直感に従って生きるようにしてみたら、あれよあれよと…

千速 典(ちはやふみ)〜瞑想と伊勢での日々を綴る場所

「日本を元気にしたい」思いに正直に、直感に従って生きるようにしてみたら、あれよあれよという間に人生が大変化。伊勢から日々の気づきを発信します。《満月新月のオンライン瞑想会申込はこちらから⇒https://reserva.be/wacon_musubitrip

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めいそう日記Ver2~Day281:近い人、遠い人

1. 瞑想小咄~近い人、遠い人 近くにいる人と、遠くにいる人。自分の住む場所が変わったり、働く場所が変わったりすると、近かった人が遠くなったり、逆に遠くにいる人が近くなったりする。 遠くなると必然的にコミュニケーションをとる頻度が薄れ、少しずつ関係が疎遠になっていく。久しぶりに遠くなった人の話を聞くと、びっくりするような状況になっている場合もある。 先日別の記事で、前の会社でかつて勤めていた方が急逝したという話をした。その話を、私と同じく前職を辞めていて、現在も親交が

    • めいそう日記Ver2~Day281:いつか来る未来

      1.瞑想小話~いつか来る未来 世の中には「絶対」というものがいくつかある。そのうちの一つが、生まれたらいつか必ず、終わりを迎えるということ。不老不死は古来からの人々の願うところではあるかもしれないが、現在の科学技術ではこればかりは避けることができない。 どうせ避けられない終わりがあるのであれば、誰しも幸せな終わりを迎えたいと思うものだ。私もできることなら布団の上で安らかに最後を迎えることができればと思う。 その願いが叶う人は、いったいどれほどいるのだろう。 朝起きて

      • めいそう日記Ver2〜Day280:ご近所まわり

        1. 瞑想小咄〜ご近所まわり 新居に住み始めて1週間。どうにかこうにか生活基盤が出来つつある。この土日には実家から両親が最後の引っ越し作業の詰めをしにきてくれたため、さらに家が整ってきた。 それにしても、一人暮らしワンルームの引越しと、一軒家の引っ越しでは大きく様相が異なるものだ。ワンルームの引越しなら、丸一日あればどうにかこうにか片付けることができるものの、一軒家にもなると、あれこれと整えなければならないことが多い。 あらためて、今回引っ越しを手伝ってくれた人たちに

        • めいそう日記Ver2:Day279:視点を変える

          1. 瞑想小咄〜視点を変える 自分では気が付かないかもしれないが、私たちが普段見ている視点というのは一方向からのみだ。押してだめなら引いてみろという言葉は、まさに私たちが普段同じ視点でものを見ていることを表しているに他ならない。 しかし、自分の視点を変えるのはなかなかに難しいもの。そもそも、自分の視点が固定されていることに気づかなければならないし、気付いたのであれば、違った視点を探さなければならない。 そんな苦労をした上で、新たな視点から得られることは、時に有益であり

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        • 旅先のセレンディピティ
          1本
          ¥100

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          めいそう日記Ver2〜Day278:心の余白

          1. 瞑想小咄〜心の余白 「忙しい」という漢字をよく見てみよう。りっしんべんに「亡くす」で「忙しい」と読む。りっしんべんは「心部」と呼ばれる「心」に関する部首の一つで、感情や思考、心の働きに関することを示しているらしい。 そのように考えると、「忙しい」というのは、「心を亡くす」ということに他ならない。確かに、忙しい時というのは、自分に対しても他人に対しても心を砕くことができない状態であり、あれやこれやと頭がいっぱいになってしまっている状態でもある。まさに「Mind-fu

          めいそう日記Ver2〜Day277:意識下の現実化【牡牛座新月の瞑想(後編)】

          1. 瞑想小咄〜意識下の現実化【牡牛座新月の瞑想(後編)】 私たちの中には、目に見えないものがある。それは、意識。意識にも顕在意識と潜在意識や無意識といったものがあり、知覚できるものとできないものとがある。しかし、それらは目に見えなくとも、私たちの現実に深く影響しているということを、よく知っておくことは大切なのだと思う。 昨日は牡牛座の新月。ゴールデンウィークが終わり、静かな夜を過ごした方も多いのではないだろうか。私はいつものようにまりこ先生とオンライン瞑想会を実施した

          めいそう日記Ver2〜Day277:意識下の現実化【牡牛座新月の瞑想(後編)】

          めいそう日記Ver2〜Day276:一晩寝ると我が家なり

          1. 瞑想小咄〜一晩寝ると我が家なり ホテルや旅館など、初めて滞在する場所はどこか緊張してしまう。自分の縄張りの外にあるような感じがして、どうにも落ち着かない。たとえ親族の家であっても、住み慣れた我が家とは異なる環境にあるため、どことなく落ち着かないような気持ちになる。 先日引っ越しが完了し、どうにかこうにか寝床を準備するところまではやり終えた。連日の引越し作業でかなり疲労困憊になってしまっていたので、その日の夜はなるべく早く寝ようと思っていた。 しかしなんとなく、ど

          めいそう日記Ver2〜Day276:一晩寝ると我が家なり

          めいそう日記Ver2〜Day275:それは本当に自分の気持ち?【牡牛座新月の瞑想(前編)】

          1. 瞑想小咄〜それは本当に自分の気持ち?【牡牛座新月の瞑想(前編)】 この世の中で自分のことを最もわかっているのは自分であり、一方で自分のことを最もわかっていないのは自分でもあると思う。自分のことは主観的に判断をすることはできる一方で、客観的に見ることはなかなか難しいというもの。ましてや、外からの色々な意見や考えによって本来の自分の姿を押さえつけているのだとしたら、「本当の」自分のことなんてわかるはずがないのではないだろうか。 先日、友人と一緒にご飯を食べた時のこと。

          めいそう日記Ver2〜Day275:それは本当に自分の気持ち?【牡牛座新月の瞑想(前編)】

          めいそう日記Ver2〜Day274:持つべきものは

          1. 瞑想小咄〜持つべきものは 今日は引っ越しのクライマックス。朝早くから引っ越し作業の方が旧自宅を訪ねてくださり、早速引っ越し作業開始。驚くべきことに、その方は前日に福岡の引越し作業を終えてきたところなのだそう。今回お願いした会社は、どうやら日本全国あちらこちらで出張引越しを対応している会社だったらしい。 出張引越しなので、最初から最後までお一人で対応していただいた。見ると屈強な体つき。この体つきになったのは引越しを生業にしているからなのか、はたまたこの体つきだったか

          めいそう日記Ver2〜Day274:持つべきものは

          めいそう日記Ver2〜Day273:ラストナイト

          1. 瞑想小咄〜ラストナイト 住み慣れた我が家。思い返せば2年前に伊勢にやってきて、初めて住んだ家。見慣れた景色を見るのも、これが最後かと思うと感慨深くなる。まぁ、新居は車で15分くらいの場所なので、いつでも立ち寄れるわけなのだが。 ゴールデンウィークの後半戦を使って、どうにかこうにか引っ越しの目処がつきつつある。後半戦は仕事もあり、なかなか忙しい日々だったのだが、コツコツと片付けていったので、なんとかなりそうな手応えをようやく掴むことができた。 今回の引っ越しは、こ

          めいそう日記Ver2〜Day272:デジタルコミュニケーションの落とし穴(後編)

          1. 瞑想小咄〜デジタルコミュニケーションの落とし穴(後編) インスタのDMを送った相手から、私が送ったメッセージに怒りマークのリアクションが返ってきた。一体何が悪かったのか。謝罪すべきはっきりとした理由がわからないままではあったが、とにかく何か私がしでかしてしまったことは間違いない。だから、気持ちを決めて、謝罪を伝えてみることにした。 あらためて謝罪を伝えるとなると難しい。本来であれば、直接顔を見て謝るべきなのだろう。その方が誤解がなくて済む。デジタル上で謝罪したとな

          めいそう日記Ver2〜Day272:デジタルコミュニケーションの落とし穴(後編)

          めいそう日記Ver2〜Day271:デジタルコミュニケーションの落とし穴(前編)

          1. 瞑想小咄〜デジタルコミュニケーションの落とし穴(前編) 私たちは、日々何気なくデジタル上でコミュニケーションを行っている。SNSやメール、LINEなどの連絡アプリなど。デジタルコミュニケーションツールは、実質上私たちの生活のインフラの一つになっていると言えるだろう。 手軽で便利。相手からすぐにリアクションを期待することもできる。昔に比べたら、人と人との距離がグッと縮まったような気もする。そんな、便利なデジタルコミュニケーションツールなのだが、本来はかなり注意しなけ

          めいそう日記Ver2〜Day271:デジタルコミュニケーションの落とし穴(前編)

          めいそう日記Ver2〜Day270:その一口を噛み締める

          1. 瞑想小咄〜その一口を噛み締める 私たちにとって、食事は日常の生活の一部だ。ありがたくも食に恵まれている現代人にとって、食事をするのは当たり前のこととなっている。当たり前であるからこそ、おざなりになってしまっているとも言えるのだが。 私自身にも言えることだが、食事中はついついながら食べをしてしまう。何かを見ながら、何かを考えながら、食べ物を口に運ぶ。気がつけば全て食べ終わってしまっていて、心に何かが残るかというと、そうでもないことがある。なんというか、食べられる食材

          めいそう日記Ver2〜Day270:その一口を噛み締める

          めいそう日記Ver2〜Day269:落ち着かない

          1. 瞑想小咄〜落ち着かない 大型連休の前半戦が終了。皆さんはどのようにお過ごしだったでしょうか。人によっては今回は10連休になるのだとか。正直10連休をしてしまうと、社会復帰が出来なさそうで恐ろしい。多分、今回のように前半後半で連休が分かれている方が、私にとっては向いているのかもしれない。 さて、私は今回の連休にはやることが目白押しだ。前半戦は家族との旅行。妹に子供が産まれて、少しずつ家族の形が変わってきた。今回の旅行は初めての、「孫」を連れての旅行だった。 やはり

          めいそう日記Ver2〜Day268:身近なものを歌にする

          1. 瞑想小咄〜身近なものを歌にする 何かを作ろうと思った時、ついつい身構えてしまうものだ。「いい作品を作ろう」そう思うからこそ、作り始めるための第一歩を踏み出すことが結構大変だったりする。 また、「いい作品を作りたい」と思うからこそ、ついつい身の丈に合わず、背伸びをした作品を作ろうとしてしまうことがある。技巧を凝らして、工夫を凝らして。唯一無二の自分だけの何かを作ろうと思うと、なんだかチグハグな感じがして、結局相手に伝わらないような作品になってしまうことがある。 以

          めいそう日記Ver2〜Day268:身近なものを歌にする

          めいそう日記Ver2〜Day267:日本人とお米(後編)

          1. 瞑想小咄〜日本人とお米(後編) 日本人のアイデンティティと切っても切り離すことができない米。日頃食べている人もいるだろうし、そんなに好んで食べないという人もいるだろう。とはいえ、日本の食文化の中心にあるものと言っても差し支えないほどの影響力はあるに違いない。 そんな米なのだが、あなたはどれくら米に関わったことがあるだろうか。おそらくほとんどの人が、「食べること専門」なのではないかと思う。私もそうだ。 昔、私の家の周りには田んぼが広がっていて、幼い頃はよく田んぼで

          めいそう日記Ver2〜Day267:日本人とお米(後編)