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めいそう日記Ver3〜Day28(+1000):ワーク・ライフ・バランス

1. 瞑想小咄〜ワーク・ライフ・バランス

今となってはもう昔のことだが、モーレツ社員と呼ばれる人たちがいた時代があった。その頃の働き方といえば、とにかく働くこと。一度会社に勤めたならば、そこで定年まで働くこと。それが常識だった時代があった。しかし、今やもうその姿はとんと見かけることがなくなってしまった。

その後世の中には、ワークライフバランスという言葉が登場した。仕事ももちろん大事だけれども、自分のプライベートも大事にしたい。ワーク=仕事、ライフ=私生活。それぞれのバランスをとることが重要だという価値観に変わってきた。

ワークライフバランスを保つのは大事なことだ。ワークが過多になりすぎると、疲弊してしまう。かといって、ライフが過多になりすぎると、どこか物足りないような気がしてしまう。あくまでも私の個人的な主観ではあるが。

去年の夏はまさに、ライフが過多になりすぎていた。本業が路頭に迷っているころで、何をすればいいのか全くわからなかったのだ。通常「ワークライフバランス」というと、仕事の方が過多になりすぎないように注意を払うことが多いとは思うのだが、この時の私は私生活が過多になりすぎていた。

このバランスをとるために私がとった行動は、副業としてライターを始めることだった。

ライターの仕事は、ワークライフバランスが崩れていたその当時の私にとって、ちょうど良いバランサーになってくれた。本業の方はのんびりと。でも少しずつ何かを積み上げていくようにして、副業の方でしっかりと働いた気分になる。そうすることで、ワークライフバランスを保つことができていたのだ。

しかし最近になって、本業の方が忙しくなってきてしまった。日中の仕事はその日に終わらないくらいになってしまって、かつてコロナ前に働いていた時の忙しくてたまらない時の頃を思い出したくらいだ。本業が忙しいのはありがたいこと。しかし、本業が忙しくなったにも関わらず、副業が忙しいままだと、本当に疲弊してしまう。

ちょうどその頃になって、副業に一旦区切りができた。なんともちょうどいいタイミング。副業収入がなくなってしまったのは痛いけれども、それよりも何よりも、バランスが崩れてしまう方が不健全だ。だから今はこれでちょうどいい。

私たちの生活は、仕事と私生活のバランスでできている。休みの日が待ち遠しいと思うのは、きっと仕事があるからじゃないだろうか。早期リタイヤして悠々自適な日々を送りたいと思う人もいるのだろうけれども、多分私はきっと、死ぬまで仕事をしたい人間なんだろうなと思う。

日本の神様は外国の神様にない特徴を持っている。それは、日本の神様は労働をするということだ。米を育て、機を織る。神様の本分とは違う労働をする。日本人がワーカーホリックだと言われるのは、ひょっとしたら日本の神様にちなんでいるのかもしれない。

神様にもワークライフバランスがあるのだ。働くこと、そして私生活を充実させること。両方あってこそ、人生が輝くのではないだろうか。

2. 今日の瞑想〜2024.9.14 Sat 8:00〜(10min)

いろいろと慌しかった1週間に一区切り。来週に備えて、この週末はリフレッシュさせてもらおう。では瞑想を。

今日はこの誘導瞑想。

横になったままでスタート。湧いてくる雑念は決まって、これからやるべきことだ。いかに自分が今やることが多いと感じているかがわかる。誘導瞑想中も意識しなければそっちの方に引きずられてしまうので、耳を誘導に傾けるようにする。わずかな思考が途絶えた時間。この時間を迎えることで、ずいぶんスッキリした感じになる。やはり意識して無の時間を作るのは大切なことなのだなぁ。

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