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めいそう日記〜Day361:移住希望の理想と現実(後編)

1. 瞑想小咄〜移住希望の理想と現実(後編)

前編のDay360では、地方で空き家を探す上での実情をご紹介した。結局良い空き家物件というのは、なかなか公に情報が上がってこない。それは、その空き家のコミュニティの人たちが、新たにその空き家に入居する人を選別する権利を持っているためだと述べた。

そういうわけで、田舎での空き家移住生活を希望する場合には、まずは物件を探すことよりも何よりも、地元のコミュニティに入ることが大切なのだと、今回の移住セミナーに参加していたほぼ全ての自治体関係者が口を揃えて言っていた。

いきなり空き家を探して移住してくるのはややリスクが高い。なので、例えば私のように地方都市のような場所にまずは移住してきて、マンションなど比較的外部者が入りやすい住居に居住する。そして、実際に地方暮らしを始めてみて、自分が向いているか向いていないかを判断するというのも重要なステップだ。

これは本当に必要なステップだと思う。ある意味、海外居住に向いているか向いていないかも似たようなものだ。旅行ではなくて、実際にそこで身を置いてみる。生活をしてみることによって、自分がその土地の生活に合っているか合っていないかを判断する。人、環境、食事などなど、さまざまなものが自分に合っているかどうか。合っていなければ、その時点で違う選択肢を探した方がいい。

地方移住を希望したものの、やはり自分には都会の生活が向いているという人もいるだろう。そういう人は、都会での生活を中心に起きつつ、生活の中で何を変えれば地方移住に近いライフスタイルができるのかを考えてみたらいい。多少通勤時間はかかっても、都会までのアクセスがいい地方都市に引っ越すというのも選択の一つだろう。

都会暮らし、地方暮らし、どちらにもメリットとデメリットがあるのだから、それらを天秤にかけてみて、最終的に自分が向いているか向いていないかを判断した上で決める。この過程を経ることが重要。

さて、自分は地方暮らしに向いているなと思い、本格的に地方移住、特に古民家や空き家などでのんびりと暮らしたいと思っている人が次に取るべきステップは、地元の人と仲良くなること。いかに地元の人のコミュニティに参加して、自分がそのコミュニティに受け入れてもらえるか。これが大切。

そんなことはめんどくさいとか、そこまでして移住はしたくないという人は、地方のマンション暮らしとか、アパート暮らしという選択がいいかもしれない。比較的出入りが多い住居での暮らしであれば、それほど地域のコミュニティに参加する必要もないためだ。

そうではなくて、もっとディープに地方に移住したい、田舎の古民家暮らし!となると、やはり地元の人との繋がり作りは必須。お互いに助け合う関係が築けるようになってくると、ひょっとしたら良い物件の情報が耳に入ってくるかもしれない。実際、私も現在周りの人に「良い空き家があったら教えて欲しい」と伝えている。具体的に調査をしてくれる人もいた。

自分が地方に移住したいと思った時、自分の理想を叶えるためには実際にどのような現実が待ち受けているか。それについてはあらかじめ知っておいた方がいいだろう。一番最初のステップとしてまずお勧めしたいのは、旅行でもいいので現地に行ってみるということだ。まずはそこから。

そして、できれば地元の人との繋がりを作っておくといい。そうすると、その人を中心にして、どんどんと横のネットワークが広がっていく可能性がある。それが田舎の可能性でもあり、人によっては煩わしさでもある。

地方に移住を希望している人で、何か参考になれば幸いです。

2. 今日の瞑想〜2022.10.13 Thu 6:30〜(20min)

薄曇りの朝。少し肌寒い。今日も瞑想から1日を始めよう。

今日の瞑想音楽はこれ。

姿勢を整えて目を閉じる。意識を自分の内側へ。無意識のうちに思考が湧いてきている。最初はそのことに気づくことがないが、しぼらく自分の内側へと意識を向けていると、思考している自分を客観的に気づくことができる。

思考に気づいたら、その思考を中断する。そして再び意識を自分の内側へ。自分の内側がとても静かで、落ち着いた空間になっていく。

心地よい瞑想の時間を過ごして終了。

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