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めいそう日記〜Day360:移住希望の理想と現実(前編)

1. 瞑想小咄〜移住希望の理想と現実(前編)

先日移住セミナーで移住者の体験談を語ってきた。セミナーに参加していたのは10数名。年齢層は見たところ50代〜70代くらいだろうか。比較的高めの印象を受けた。今回、セミナーに参加することで地方移住をする上での移住希望者の理想と、それに対する現実について気づいたことがあったので共有してみたい。

さて、今皆さんが都会に住んでいるとしよう。都会暮らしは便利なものの、一方で田舎に安らぎを感じることもあるだろう。そんな時、田舎へ移住をしたいと思ったあなたは、どんな生活が理想だと想像するだろうか。

人によって様々だろう。田舎といっても、都会までアクセスがいいという人もいるだろうし、都会とはほぼ縁のない、自然にあふれた場所で生活したいという人もいるだろう。おそらく、地方移住をするにあたって、まず考えることは理想のライフスタイルなのだと思う。

そして、せっかく地方に移住するのであれば、なるべく広い土地付きの一軒家が欲しいと思う人もいるだろう。庭で家庭菜園をして、のんびり過ごす。実際、この生活スタイルは私も将来的には目指したいと思っているゴールの一つだ。

先日の移住セミナーに行った時、セミナーに参加されていた方もそのような暮らしをしてみたいと感じている人が多かったようだった。田舎での古民家暮らし。現在、多くの地方自治体が「空き家バンク」という制度を設けていて、空き家を求める人たちに情報を提供している。

ただ「空き家バンク」に上がっている空き家というのは、ほんの一握りでしかないらしい。実際には空き家はたくさんあるにもかかわらず、地元の人たちにとって、「よくわからない人が突然自分の家の隣の空き家に入るのはなんだか嫌だ」と思う人が多いというのが実情だそうで、本当にいい空き家情報は公に流通しないことが多いのだとか。

都会の感覚で考えると、なんでそんなに排他的なのかと思わなくもない。マンションに住んでいると、隣の人の顔は知らないし、気づいたら隣人が変わっていることなんてしょっちゅうだ。お互いに干渉しないので、人が変わろうが変わらなかろうが、自分の生活に影響がなければそれでいい。私も東京に住んでいたときはそのように思っていた。

しかし、どうやら地方は違うらしい。全てとは言わないが、いまだにご近所付き合いというものもあるし、そのコミュニティの中に入ることができるかどうか、その是非の選択権は移住希望者だけではなく、そのコミュニティ関係者も持っているということだ。それを煩わしいと感じる人は、おそらく多いことだろう。とはいえ、理にかなっているとは思う。コミュニティを守っていく上での防御反応とでも言うべきだろうか。

以前私がアイルランドに住んでいた頃、シェアハウス先を探していた時のこと。シェアハウスに入居できるかどうかの最終判断は、先住民が決めていた。大家さんという場合もあるだろうが、私の場合は大家さんはあくまで家を紹介するだけで、実際には家を訪問し、先住民と話をし、部屋やその他諸々を見て回った上で双方合意でようやく入居が認められる。地方移住、特にすでにコミュニティが出来上がっている場所の空き家に移住を希望する場合は、これと同じような段階を踏む必要があるということだ。

後編へ続く。

2. 今日の瞑想〜2022.10.12 Wed 6:25〜(20min)

通常が今日から戻ってきた。いつもの瞑想も復活。アラームをセットして瞑想に臨む。

今日の瞑想音楽はこれ。

座って瞑想するのが久しぶりだからか、姿勢がなかなか決まらない。ようやくしっくりくる位置を見つけて瞑想に集中。まずは体全体を緩めていく。

しばらく思考が流れてくる状態が続いたが、徐々に心が静まっていく。瞑想終盤はあまり思考が湧いてくることもなく心静かに瞑想に集中できた。ひょっとしたら音楽の効能があったのかもしれない。

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