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アナログで時間のかかる生活をあえてする努力

アナログで時間のかかる生活をあえてする努力

こんにちは、澤田です。

みなさんの家にはブラウン管テレビってありましたか?

私の世代は、物心ついたときからデジタルテレビだった人と、ブラウン管テレビがあった人が混在しています。ちなみに我が家にはどちらも1台ずつありました。

砂嵐になったときは叩いて直したものです。なんで直るんでしょうね。偶然の積み重ねですかね。

ブラウン管テレビのようなアナログなものはだんだんと減って、日々便利になっていき

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今年捨てたもの

今年捨てたもの

2019年、たくさんの物を捨てた。
面倒な人間関係とか、気遣いの嘘とか、そういうカタチのないものだ。

相手が求めるキャラクターに自分の発言を寄せ、相手が共感して欲しそうなとき"そうだよね"と言う。NOと言うのを諦める。
そういう日々を捨てた。

去年の夏、恋人と別れた。

好きだから付き合ったのだが、気がついたらメンタルクリニックに通っていた(可哀想だとか、大変だとは思わないで欲しい。単に状況が

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成人式に行った話

成人式に行った話

成人式に行った。

母の振袖を着て、髪を綺麗に結ってもらった。
笑顔が映える化粧をした。

今日の私は1番可愛いと思えた。
これは、誰かと比べる相対評価の可愛いではなく、自分で今日の自分を1番可愛いと思えるという、絶対評価の可愛いだ。
素直に、今日の笑顔は可愛い、と。

【絶対は存在しない】絶対も永遠も、存在しない。
私はきっと、今後誰と付き合っても、
"ずっと一緒にいよう"とも、"絶対離れない"

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チョコレートは本命だけにしとこうぜ

チョコレートは本命だけにしとこうぜ

※自分を鼓舞する回です。

バレンタインってあんまりいい思い出がない。

去年は、バイト先への義理チョコとか要らんだろと思いつつ、他の方が配る手前、1番下っ端の私が渡さないのはと思って買っていった。
一昨年は、妹と交代でキッチンを使ってお菓子を手作りし、朝4時まで彼氏の悪口を言いながらラッピングしてた(ごめんなさい)。数ヶ月後に別れたけど。

会社でバレンタインイベントをマストにされることも、簡単

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小さなスキを共有できる人

小さなスキを共有できる人

「灯台下暗し」が好きだ。

遠くを照らす灯台の真下は暗い。
このことから、身近なことはかえって気づきにくいたとえとして使われることわざだ(ことわざか慣用句か迷ってしまった。間違っていたら優しく教えて欲しい。日本語は専門ではないので…)。

初めて目にしたのは、小学生の時に読んでいた青い鳥文庫の推理小説だったように思う。
本でどのように使われていたかは忘れてしまったが、メガネを頭に乗せた人間が「俺の

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自己分析がてら過去を振り返る回【他人と不機嫌】

自己分析がてら過去を振り返る回【他人と不機嫌】

人間関係で悩み、立ち止まるたび
「私は間違ってない」
と思い出させてくれる記事がある。

女性向け恋愛関連メディアAM(アム)で2019年6月に公開された、大泉りかさんの『不機嫌になって黙り込む…それ「パッシブアグレッシブ」かも?』という記事だ。
かつて私が、ささいなことでいちいち不機嫌になったりそれが済んだら「俺はダメな人間だ」と泣き喚いたりする彼氏と別れ、自分を大切にする努力をし始めた頃。この

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慣れるって怪我に気づかないってこと、当たり前って灯台下暗しってこと

慣れるって怪我に気づかないってこと、当たり前って灯台下暗しってこと

※基本的には事実ベースですが、個人情報保護のため会話の内容などやや脚色しています(正確に思い出せないだけです)。

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幼稚園が好きだった。
朝バス停まで走って転んでも気にならないくらい、とにかく早く幼稚園に行きたかった。

ある日幼稚園で普段は話さない女の子たちから声をかけられた。

「大丈夫?すごい血が出てるよ」

指を指され視線をヒザに落とすと、膝小僧が赤く染まり血が足首近くま

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