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自らを変えゴール達成するための認知科学コーチング理論

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このマガジンでは、自らを変えて、自分が成し遂げたいゴールするための「コーチング理論」をお伝えしています。
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2021年1月の記事一覧

過去のやり直し方(最終話)

過去のやり直し方(最終話)

■前回まで

過去のやり直し方(第1話)
過去のやり直し方(第2話)
過去のやり直し方(第3話)

その時から私は「障害者でも高齢者でも主婦でも働きたいと願う人たちには、仕事に就く機会が平等に与えられる社会を創りたい」と考えるようになった。
そういった社会を創ることが出来たら、少なくとも今のような格差や差別、いじめなどが起こりにくい社会に近づくのではないかと思い、自分のやるべきことが急にはっきり見

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過去のやり直し方(第3話)

過去のやり直し方(第3話)

■前回まで

過去のやり直し方(第1話)
過去のやり直し方(第2話)

私がコーチングする人の多くは、自分の過去に何かしらの後悔をしていて、それが理由で現在の自分を肯定的に捉えることが出来ない状態になっている場合が多い。
そしてこの後悔が痛みとなってその人を刺激し、自己肯定感を下げ、現在の自分の足枷となり前に進む力を弱めているのである。

ではどうしたらいいのだろうか?

まず大事な点は将来に自分

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過去のやり直し方(第2話)

過去のやり直し方(第2話)

■前回まで

過去のやり直し方(第1話)

この時に「やり直したい過去はありますか?」と聞かれていたら「あるにきまってる。全部やり直したい」と答えただろう。

起業する前、大学生の時、いやもっと前の小学生くらいから全部やり直したかった。それくらい自分の人生には後悔しかなかった。

そんな自分がなぜ今自分の人生をやり直したいと思わなくなったのか?
結論から言ってしまえば、自分の未来にどうしても叶えた

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過去のやり直し方(その1)

過去のやり直し方(その1)

「やり直したい過去はありますか?」

あなたはこう聞かれたら何と答えるだろう?

「子供のころにもっと勉強しておけばよかった」
「10年前に付き合っていた彼女との関係をやり直したい」
「転職した時に、もう1社内定が出たほうにしておけばよかった」

こういった自分自身の過去の行動や判断で後悔していることは誰しもあるに違いない。
ではいま私が同じ質問をされたら何と答えるかというと「ありません」と言うこ

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「自分が何をしたいか?」を考えても幸せにはなれない理由

「自分が何をしたいか?」を考えても幸せにはなれない理由

よく自分の人生に迷っている人に対して「あなたは何をしたいの?」とアドバイスしている人がいますが、これは半分あっていますが、これだけでは自分の人生が向上するための答えを出すには足りていません。

本当にかけてあげたほうが良い言葉は

「あなたは『誰に』何をしたいの?」

です。

この「誰に」を入れてあげることで、初めて自分の人生が好転する可能性が高まります。

なぜなら、この世の中は「Give」と

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僕はヒーローになりたかった(最終話)

僕はヒーローになりたかった(最終話)

■前回まで
僕はヒーローになりたかった(その1)
僕はヒーローになりたかった(その2)
僕はヒーローになりたかった(その3)

■最終話
レース後半に入ると頭の中では
「足が痛い。怪我をしたに違いない。これ以上走るのは危険だ」
「もう十分に走った。ここで止めても誰も責めないよ」
「何のためこんな辛いことやってるんだ。意味ないよ」
とレースを止めさせようと頭の中では色んな思考が浮かんでくる。

そし

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僕はヒーローになりたかった(その3)

僕はヒーローになりたかった(その3)

■前回まで
僕はヒーローになりたかった(その1)
僕はヒーローになりたかった(その2)

■第3話
実はこの「弱い自分」には専門用語で「創造的回避」という名前がついている。
「創造的回避」とは、人間が持っている「その状態を維持したい」という脳の本能的な機能から来ている作用で、何か普段の自分と違うことが起こると、脳が無意識のそれを回避しようとする行動のことだ。

私はプロのコーチとして活動しているた

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【コーチングの神髄】あなたが本当に必要な情報にアクセスする方法

【コーチングの神髄】あなたが本当に必要な情報にアクセスする方法

最近「GACKTさんという人は人間の思考のとても深いところまで理解している方だ」と思うようになりました。

おそらくGACKTさん自身も年齢を重ねて多くの経験をする中で、無駄な言葉がそぎ落とされ、もっともシンプルな原理原則だけを残してきたからだと思います。

この動画では「行動が伴わない人にはどんな情報も意味がない」という話しをしています。

ようは、やってもいないのに「こうなったらどうする」「こ

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僕はヒーローになりたかった(その2)

僕はヒーローになりたかった(その2)

■前回まで
僕はヒーローになりたかった(その1)

■第2話
かつてこんなことがあった。

私は高校から空手を習い始めた。これも今思い返せば勉強が出来なかったがために地元でも不良が多いと評判の高校にしか入ることが出来ない自分の身を守るために始めたものだった。
やはり強い自分に憧れがあったので、少しでも自分を強くするために習い始めた。幸い自分は体格に恵まれていたため、すぐに結果を出せるようになり、高

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「自分らしく働く」ための必要条件

「自分らしく働く」ための必要条件

あなたは自分らしく働きたいと思いますか?

転職の相談を受けるときに、「自分らしく働ける仕事に就きたいんです」と言われることがあります。

ただ、この時の「自分らしく」という言葉はかなり曖昧で、

・やりたい仕事に就きたい
・無理しない働き方をしたい
・ストレスが少ない状態で働きたい
・自分の強みを活かして働きたい
・自分の性格に合った仕事に就きたい

と言った意味を含んでいます。

おそらく言っ

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悩みが強くて精神的に辛くなる前に、脳の機能を正常に戻す方法

悩みが強くて精神的に辛くなる前に、脳の機能を正常に戻す方法

10年ほど前、私は人生のどん底にいました。

起業した会社が上手くいかず、資金繰りも厳しくなり、株主からの強いプレッシャーに押しつぶされそうになり、精神も崩壊寸前でした。

ある日、仕事を終え家に帰ろうとオフィスのを出て家に到着した時に、家まで帰ってくるまでの記憶が全くないことに気が付きました。

家まで帰ってきているのですから、目を開けて人にぶつからないようにしたり、改札を通ってきたはずなのです

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「あ、ごめん。聞いてなかった」が起こる脳のカラクリ

「あ、ごめん。聞いてなかった」が起こる脳のカラクリ

あなたは誰かと話しているときに、まったく他のことを考えていて「ねえ、聞いてるの?」と言われて我に返り

「あ、聞いてなかった。ごめんごめん」

となったことないでしょうか?
おそらく多くの人が経験あると思います。

・別のこと考えてた
・ボーっとしてた
・他のことに気を取られてた
・急用を思い出してた
・相手の話しがつまらなかった
・TVに夢中になってた
・突然メールが来て読んでしまった
……

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あなたが「緊張」してしまう本当の理由

あなたが「緊張」してしまう本当の理由

あなたは緊張しやすいタイプですか?

私は仕事柄、就職の相談を受けることがよくあります。
その中で、「私は面接が苦手で緊張して上手く話すことが出来ません」という相談をもらいます。

確かに最近ではオンラインで自宅から面接を受けることも増えたと思いますが、それでも企業で面接を受ける場面はこれからもあるはずです。初めて入るビルや、受付が豪華だと、それだけで居心地が悪く緊張してしまうものです。

他にも

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「自分には無理かも」はあなたが生まれ変わるサインかもしれない

「自分には無理かも」はあなたが生まれ変わるサインかもしれない

もしあなたが新しいことを始めようとしているときに「これは自分には無理かもしれない」と感じたのであれば、それはあなたが生まれ変わることが出来るチャンスかもしれません。

あなたも一度や二度、こういった「不安」感じたことがあると思います。

仕事で新しい企画を立ててみたけど、今までに自分が手掛けたことが無いような大きなプロジェクトになりそうで「これはさすがに無理かも」と考えてしまったり、新しい勉強を始

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