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あなたが「緊張」してしまう本当の理由

あなたは緊張しやすいタイプですか?

私は仕事柄、就職の相談を受けることがよくあります。
その中で、「私は面接が苦手で緊張して上手く話すことが出来ません」という相談をもらいます。

確かに最近ではオンラインで自宅から面接を受けることも増えたと思いますが、それでも企業で面接を受ける場面はこれからもあるはずです。初めて入るビルや、受付が豪華だと、それだけで居心地が悪く緊張してしまうものです。

他にもプレゼンテーションで人前で話すこともあるかもしれません。特に全く知らない人を相手に話さなければいけないときは、緊張感が増して上手く話すことが出来ません。

そして緊張しているときは総じて人は自分の本来持っているパフォーマンスを発揮することが出来ません。

ではなぜ人は緊張するのでしょうか?
これは人が持っている「コンフォートゾーン」に関係があります。
コンフォートゾーンとは「自分にとって居心地が良い空間」という意味です。

つまり人は「コンフォートゾーン」から外れた環境に行くと「緊張」してしまうのです。

コンフォートゾーン  → 安心・リラックス
コンフォートゾーン外 → 不安・緊張

このような構図になっています。

また基本的には人はコンフォートゾーンにいるときのほうがパフォーマンスを発揮することが出来ます。

これはサッカーのホームとアウェイの勝率の差を見れば明らかです。
Jリーグのホームとアウェイの勝率は

■J1のゲーム 5159試合の統計
ホーム :42.47%
アウェイ:33.69%

このようにホームのチームが勝つ確率は10%程度高くなっています。
自分たちが普段練習で使っているスタジオ、そして自分たちを応援してくれるサポーターがいるほうが、選手は安心してプレーできるため、パフォーマンスが高くなっていることが考えられます。

では緊張しないためにはどうしたらいいのでしょうか?

一番いい方法は「その環境に慣れ親しむ」ことです。

大事なポイントは「その環境に」というところです。
つまりどんなに面接で話す内容を練習したとしても「環境に」慣れる練習をしていなかったら、本番では緊張してしまうという事です。

そのため、練習するときには、例えば自分が初めて入る場所で練習するとか、初めて話す人に面接相手をしてもらうことで、自分がアウェイの状態を創り出し練習することが出来ます。

そして最も効果が高いのが「ヴィジュアライゼーション(視覚化)」という方法です。

自分が行く場所を頭の中でありありと想像することで、その場にいるような状態を頭の中に創り出すことが出来ます。

人の脳は「頭の中で考えたこと」も「物理的なもの」であっても、臨場感が高いほうを現実ととらえるように出来ています。

そのため、実際に面接の場に行ったことがなかったとしても、面接で入りそうな部屋を頭の中で臨場感高くイメージすることが出来れば、それが現実と脳は錯覚するのです。

つまり、イメージトレーニングが効果を発揮するのは自分が緊張する可能性がある環境を、事前に頭の中で臨場感高くイメージすることで、その場に慣れ親しむことで、不安を解消しパフォーマンスを最大化することが出来るからなのです。

もしあなたが緊張しやすいと思うのであれば、ぜひ自分が緊張しやすい空間をイメージする努力をしてみてください。
自分がいつもいる部屋と同じくらい不安が無い安心した環境だと思えるようになれば、あなたは緊張することなく、パフォーマンスを発揮できるはずです。


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