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フジロックフェスティバルのエセタイマーズの残念な感じに関しての考察
8月20日から22日まで新潟県の苗場スキー場でフジロックが行われた。フジロックの開催に関しては、多くの地域で新型コロナウイルス感染対策に関する緊急事態宣言やまん延防止重点措置が行われている環境下で延べ3万人規模の音楽フェスが行われることには賛否両論があった。
個人的には同時期での大規模フェスに関しては反対であったものの、同フェスの様子をYouTubeでライブを見て楽しませてもらったが故にアン
才能のない私の仕事の処世術
本来、私らしいはたらき方としてのテーマは、クリエイティブで自由に生き生きした仕事を行なっている人間が書くべきだと思う。
しかし、多くの労働者は、クリエイティブで自由に生き生きした仕事とは無縁で、仕事はあくまでの毎日の飯の種で、泥臭い人間関係の中で泥水を啜りながら窮屈に仕事をしている人が多いと思う。
私もまたクリエイティブな才能には恵まれず、惰性と打算で今の仕事を選び、自由に生き生きとした
仕事をアレンジしすぎる人
仕事の同僚でどうしても苦手な人がいる。同僚の性格が悪いとか仕事で嫌がらせするとかは別にあんまり気にしない。そういう人って意外に少なくないし、そもそも同僚に期待してないという醒めた目線で仕事を捉えている。
何が起こっても基本的に自己責任。それが社会だし。それはそれで切ないけど。
ただ、同僚で1番苦手なのは、善意で1から仕事を教えても、最終的に仕事を教えたようにそのままやらず、独自の理不尽な
テスト前のしてるしてる詐欺
学生時代、テスト前に詐欺師が跋扈する。
「勉強してねー、やべーよ。」「私、今回、勉強が全然できないの。」ってやたらに周りに風潮する奴らがいる。
ただ、そんな奴らに限って勉強してるしっかり人が多かった。
勉強してないと告白する事で、テストの点数が低かった時の自己保身の保険をかけた上で、自分のテストの点数が良かった時に勉強をしてないのにテストの点数が良かったという自分の能力が高いという既成事実を作
大豆田とわ子と3人と元夫の言葉と音楽によるカルチャーアップデート
6月15日に最終回を迎えた大豆田とわ子と3人の元夫だが、6月22日にYouTubeでサプライズがあった。このドラマの目玉の一つの主題歌、STUTS(トラックメイカー) & 松たか子 with 3exesの「Presence」のremixがアップされていた。
なぜ「Presence」がこのドラマの目玉かというと、松たか子を軸としてPresence ⅠからⅤの5パターン存在し、フューチャリングが
「コントが始まる」最終回で考えた人生の価値
「コントが始まる」が最終回を迎えた。話の概要は、菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀の3人の俳優が「マクベス」という売れないコントトリオ芸人に扮して話が進み、解散まで、そしてそれからの歩みを辿る群像劇。
マクベスを取り巻く個々に自覚的な負け犬達が、徐々に負け犬である自分を相対化して、ポジティブに自分の新しい未来に歩みを進めいく様子がすごくうまく描かれている。
総じて私達は、人生を一直線の勝ち負
YouTubeの音楽解説コンテンツ解説コンテンツ
最近、個人的にYouTubeの音楽解説が熱い。テレビやラジオの音楽番組のあからさまな事務所のゴリ押しと忖度で何年も変わり映えしない演出に視聴率が右肩下がりらしい。
ラジオ番組で洋楽がかかることもめっきりなくなり、なんかのタイアップの旬にさせられてる音楽がながれる状況になってる。少し上から目線のスノッブなエッジの効いた音楽番組がなくなり、新型コロナウィルスの影響もあって音楽業界自体も衰退の一
視聴率5.8%だったけど中身は濃厚で濃密な味わいの大豆田とわ子との最後の時間
大豆田とわ子と3人の元夫が最終回を迎えた。ずっと低視聴率とは聞いてたけど、最終回が想像以上の低視聴率でそれはそれでびっくり。
クドカンのドラマもだけど、「ドラマの内容と視聴率は必ずしも一致しないよね。」と自分の感覚はノーマルで、世間と乖離してないはずだと自分に言い聞かせてはみている今日この頃。
最終回までみた感想としては、みんなが、人間「大豆田とわ子」が大好きになれるドラマだった。
大豆田とわこと3人の元夫が終わっちゃうの
悲劇的状況!!
いよいよ明日、6月15日に大豆田とわこと3人の元夫が終わってしまう。
松たか子扮するバツ3の建築会社社長の大豆田とわ子と3人の元夫の織りなす群像劇。
視聴者を唐突に驚かす怒涛の展開と出演者の軽妙酒脱な台詞回しに毎回、目眩を覚えるくらいに酔いしれる。とわ子の周りに巻き起こる大きな事件に対して、偏った観察眼とその独特な内省と不思議な人間関係を通して、なんとなく事件をまった
負け犬達の再生物語「コントが始まる」
芸人の東野幸治さんが勧めてたドラマの一つ。
ざっくりいうと菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀の3人の俳優が「マクベス」というコントトリオ芸人に扮して話が進んでいく群像劇。
主要な登場人物は基本的に「自覚的な」負け犬達で、マクベスは売れない芸人の負け犬、有村架純が演じる熱狂的マクベスファンは引きこもりになっていたサラリーマンの負け犬、その妹は高校時代以後自分が何をすべきかわからないモラトリアム
石と薔薇の衝撃と後悔
私の高校時代にはインターネットもなく、音楽雑誌も文字数が多いので読む気にもなれず、HMVやタワーレコードの店頭に置かれた店員さんの手書きのポップが貴重な音楽情報源だった。その中でThe Stone Rosesのセカンドアルバムのsecond comingというアルバムが推されていた。
アルバムの内容自体は、ダンスフルな楽曲に線の細いイアンブラウンのボーカルに魅了され、個人的にはロックとオシャ