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コンサルタントは何を売っているのか
最近Youtubeを見ているとやたらとコンサルへの転職をお勧めする転職エージェントの広告が出てくる。コンサルという響きには未だ魅力的なイメージがあるのか、脂ののった20~30代の転職希望者は多いと思う。ただ、イメージが先行しており、その仕事内容が見えにくい部分もあると覆う。
今回はコンサルタントとして仕事をしてきた経験から、独断と偏見でコンサル業務と、その提供価値について考えてみたいと思う。
速さへの信仰と失うもの
「打合せの時間内で、ゴール設定、課題をMECEに整理して、結論を出して、ネクストアクションに落とし込め」、「ついでに議事録は打合せ後、1時間以内に提出せよ」。とにかく仕事にスピードを求められて、辟易としているこの頃です。
僕は仕事上、クライアントとの打ち合わせでファシリテーションをする機会が多い。クライアントのそれなりに偉い人たちの時間をもらっているんだから、鋭い視点での分析・提案や価値ある示唆
AI面接を受けてみて思ったこと。
先日、会社の採用面接にAI面接サービスを導入するにあたってトライアル実施をしたいとのことで、僕に声がかかった。そのAI面接を受けたことを機に考えたこと、試したこと、びっくりしたことを書きたいと思う。
まず僕が受けたAI面接の概要をお伝えしようと思う。面接全体としては大きく2本立てだった。前半がいわゆる面接で、TeamsとかZoomのような画面(自分の顔しか映らない)に質問と準備時間が表示され