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キリマンジャロの麓の教育改善

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記事一覧

米シンクタンクインターン体験記

博士課程も4年目が終了。
フルマラソンで4時間切りを達成できたため、この夏もがっつり走ろうと思っていたのですが、5キロマラソンで無理をしてしまい、ふくらはぎを痛めてしまいました。怪我をしながらでも大谷翔平選手の追っかけならできるだろうと思っていたところ、幸運にもシンクタンクでリサーチインターンの機会を得ることができたので、大谷さんの追っかけはピッツバーグでの三連戦にとどめておきました。僕は博士課程

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博士学生がフルマラソンに挑戦した話

博士学生がフルマラソンに挑戦した話

みなさんお久しぶりです。山田哲也です。

先日ピッツバーグマラソンに参加してきました。
博士課程の友人とノリでフルマラソンにエントリーしてしまったので、初マラソンなのに、フルマラソンです。準備も含めてマラソンなかなか良かったので経験談を書いておきたいと思います。

準備期間
年明けから週2回は走る習慣をつけました。走り始めは外を1マイル走っただけで膝が痛くなるひどい有り様でした。小中高時代は、15

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大学院留学(博士)のあれこれ

こんにちは、理事の山田です。前回畠山が大学院留学(修士)のあれこれを書いてくれたので、私は博士課程の大学院留学の準備・初期段階のtipsについて、私の経験をもとに思いつくままに書いていきたいと思います。

先に結論を申しておくと、大学院留学準備・初期段階の鉄則は「可能な限り一時情報をつかめ」です。大学や指導教官が情報共有の場を作ってくれる親切な場合もありますが、僕のように自分からアウトリーチしてい

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英国の開発学系マスター進学を検討する際の判断軸

皆さんこんにちは、サルタック理事の山田です。8-9月からの新学期を前に、イギリスの開発学系の修士課程の進路相談を受ける機会がありました。私が進学した2014年当時もそうでしたが、イギリスの開発学系マスターは日本人に大人気。その中でもサセックス大学の人気は現在も非常に高いように感じます。過去に英国開発学マスターへの「正しい認識」と「事前準備」、「サセックス神話」について書きましたが、新たな情報と視点

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教育現場でのChatGPTの利用についてChatGPTに直接聞いてみた

11月末のリリースから1週間でユーザー数が100万人を突破したChatGPT。こちらアメリカでは連日ニュースやtwitterで話題になっています。理事の畠山が、過去のブログをChatGPTを使って書き直してみるなど、サルタック理事陣内でも大きな話題になっています。既にアメリカの学校関係者の間ではChatGPTを使った宿題やテストでの不正への懸念が生じていて、NYC、LA、シアトルなどの公立学校では

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米国博士課程2年目のモヤモヤのその後

アメリカはピッツバーグからこんにちは。9月に入り博士課程の3年目がスタートしました。1,2年次にはコースワークと研究の両輪で苦しめの生活でしたが、3年目は1年間で最低2コマ履修すればよく、比較的、研究を進められそうな時期に入りました。前回の記事では思い切って博士課程2年目のモヤモヤを吐露しましたが、そのモヤモヤにどう決着をつけたのか、そのメンタル面での変化とその後自分が取った具体的な行動を書いてお

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BLM発端の地で日本人学生が黒人差別に対する認識を考えさせられた話

BLM発端の地で日本人学生が黒人差別に対する認識を考えさせられた話

ちょうど2年前、ジョージフロイドさんが警官によって殺害され、全米、全世界にBlack Lives Matter(BLM)運動が拡大しました。2週間前比較国際教育学会(CIES)参加のためにミネアポリスに行った際に、ピッツバーグ大学の友人と一緒にフロイドさんが亡くなった現場(ジョージフロイドスクエア)を訪れました。実はこのトピック、期末期間でうかうかしている間に理事の畠山に先に記事化されてしまいまし

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米国大学院博士課程2年目のもやもや

博士2年目の後期も半ばに突入したピッツバーグからこんにちは、山田哲也です。来学期からは3年生となり、必修のコースワークも少なくなります。そろそろ博論と進路を仕込み始める分岐点ともいえる段階なのですが、どの選択が正しいのか悩む毎日です。理事の畠山がこれから博士を目指す人向けに米国で国際比較教育のアカポスを目指すためのtipsを丁寧に書いてくれていますが、私は、私自身が抱える悩みをシェアすることで、よ

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大学教員@香港のつぶやき:長かった論文公表までの道のり

大学教員@香港のつぶやき:長かった論文公表までの道のり

香港からこんにちは、代表の荒木です。先日、私とオックスフォード大学・苅谷剛彦教授との共著論文がEuropean Sociological Review(ESR)という学術雑誌から公表されました。ESRは、社会学分野(特に計量社会学)のトップジャーナルの一つで、今回の共著論文では教育の経済的価値が、社会全体の教育機会拡大に応じてどのように変動するか、という点を検証しました。

この論文の構想は、まだ

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NGO・NPO職員が日本社会から受けるアンコンシャスバイアス

私は途上国の教育支援を実施するNGOで、2015年9月から2020年3月まで、有給で働いてきました。NGOの正職員として働く中で、日本人の友人との会話や日本の番組などを通して目に見えないプレッシャーを感じてきました。そのプレッシャーは言葉として明示的に伝わってくるものもではなく、多くがその言葉の裏にある意図や論理として暗示されるものでした。そしてそれらのプレッシャーの多くが無意識の思い込みや偏見=

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途上国において他者を信頼するとは?

『日本と文化が異なる国で働くには信頼関係の構築が大事、ましてや価値観や経済レベルが大きく異なる途上国においては。』途上国で働く人にとっては良く聞く言葉だと思います。一緒に酒を酌み交わせ、現地語を覚えて価値観を理解せよ、のような関係構築のための具体的手法に関する断片的な言説は多いものの、途上国における信頼の性質について体系的に知れる機会はなかったなとふと思いました。そこで今回は”信頼”という概念に注

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JASSO海外留学支援制度(大学院学位取得型) 最終面接体験記

2020年度派遣のJASSO海外留学支援制度(大学院学位取得型)の最終面接の体験談を記しておこうと思います。JASSOの奨学金は年間250万円までの学費+生活費の給付が最大3年続くとてもありがたい奨学金です。代表の荒木もJASSOの面接に関して抑えておくべき基本的な認識を綴っていますが、今回の私のブログでは面接試験での具体的な質問など、面接のリアルに特化して書きたいと思います。私は大学取りまとめで

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ポストコロナ時代の国際協力はどう変わるのか?

この記事を書いている現在も日本を含む世界中で新型コロナウイルスの収束の目途はついておらず、市民の生活に大きな影響を及ぼしています。
ポストコロナ時代の国際協力がどうなるか、自由に予想することは容易いですが、今回はコロナパンデミックが起きる前の援助団体のリーダーたちの声をもとにプレコロナ時代の国際協力の潮流を把握しておくことで、ポストコロナ時代の国際協力を考えるきっかけにしたいと思います。
また援助

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英国の開発学系マスターに進む前に準備しておくべき6つのこと

前回、私と友人たちの経験を元に、英国の開発学系マスターについての正しい認識は何かについて記事を書きました。その中で英国の開発学系マスターに進めば専門性が即身に着くというのはかなりバイアスがかかった見方であることを紹介しました。今回はもう少し実践的なお話、英国の開発学系マスターに進学する前の下準備について書いていこうと思います。1年しかない英国のマスター事前の準備が結構大事で、タームペーパーや修論の

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