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#コロンビア
❨517❩1973.1.30.火.曇/軍用機で干し魚と共にボゴタまで飛ぶ/Bogota:Columbia
一夜船で明かし、重荷を背負って、レチーシアの町へ出る。
トラベル・チェックが銀行で替えられずに困 った。パスポートと字体が違うというのだ。
市内の店で親切な主人がおり、やっとペソ(1ドル 22.5ペソ)を手に、飛行場へと急ぐ。四人の連中と、1キロの道を歩いて行く。
ここでも少し出入国のカードが要るとかなんとかで少しモメたが、すぐ解決した。
ラッキーなことに、1時にある軍用機に乗れる事が決まっ
❨519❩1973.2.1.木.曇/ボゴタの街中でスられた!/Bogota:Columbia
2・3日ゆっくりようと思ったところ、何日になるか分からなくなった。
パスポート、トラベル・チェック(600ドル)、その他大切な書類を全部、すられてしまった。
今日に限って、後ろのポケットに入れたのが悪かった。朝10時頃、市内の一番にぎやかな通りの、公園の近くだった。
車の間を通り抜けようとしたら、前から背広のオッサンが来て、2・3度立ち往生した。
何んだこの野郎と思ったが通り過ぎ、5・6秒し
❨521❩1973.2.3.土.晴/日記3冊目終了/Bogota:Columbia
11時に起きる。
ラファエルの妹さんのカフェテリアへ行き、オムライスを作ってやり食わせる。いい味に出来た。
夜も、買物から料理(タマゴ・サンド)まで、三人分、全部俺が作ってやる。
夜、ラファエルの家へ行く。
この旅に出、三冊目の日記も終わった。
これまでにない、波乱に富んだ記録が残った。
そして、ここでも1日残らず毎日を書き留めてきたことに、内容の貧富に関わらず満足する。
日記を付ける事を、
❨545❩1973.2.27.火.晴/ボゴタ最後の日/ボゴタ:コロンビア(Bogota:Columbia)
洗濯、補強、昼めし(ビッフェとキャベツ)。
5時にひろちゃんと、町へ夕食に出る。
名物グタを食い、しばらく散歩してから、モンテ・ブランコで mixsa de carneとアイス。彼女はフルーツサラダとアイ スクリーム。二人で70ペソ、全部おごった。
彼女の生活も楽でなさそうなので、最後のプレゼントだった。
よく歩き、よく話した。
スリが縁で、ここに住む留学生の女の子(日本人:ヒロちゃん・アメリ
❨577❩1973.金.晴/自然の王者に想うこと/マラカイボ:コロンビア❨Columbia❩
割と静かでいい町だと思う。ホテルから300m位の所にプラヤがある。穏やかな青い海だ。
そういえば昨日バスから見た女性の衣装がめずらしかった。キリストの着ていたような、ダブダブのマキシを着ていた。
黒が多いが、その他も色々あった。足には、大きな毛玉をつま先の方につけ、ゾウリで歩いている。妙な格好だと思った。
11時から3時まで泳いだ。軍艦が入り、油で少し水が汚れたのはシャクにさわった。
夕暮れ
❨580❩1973.4.2.月.晴/安い旅をする事は大変な事である・バランキーヤについて/バランキーヤ:コロンビア(Barranquilla:Columbia)
今朝、2つ目の港へ行く。
船が一つ10日にあるそうだが、それまでとても待つ気にもならないので、飛行機の切符を買った (112ドル)。
これまでの旅では、日本→米国を除いて最も高い旅になってしまった。
安城から金を送ってもらったおかげで出来る事だ。
この切符を買う為に今日は、船をはじめ、6つくらいのエージェンシーを聞いて歩き、更に安く行ける(ジャマイカ・ドミニカへ)方法がないかやってみたが、この
❨581❩1973.4.3.火.晴/ヤラレタ!悪人面で人はだませないが、善人面が出来る奴程憎いものはない/バランキージャ:コロンビア(Barranquilla:Columbia)
ヤラレタ!チクショウ!!
考えた末、昨日ドミニカ行きの飛行機の切符を買い、今日乗る予定だった。
ひょんな事で知り会った男に、今夜ドミニカ行きの船が60ドルであるが、よかったら乗れと言われた。
空の方は、112ドル。キャンセル料を取られても40ドルは浮くと思い、早速キャンセルに 走った。
それからその男と一度、船長だという男の家へ行き、乗船の時間になるまでそこで休んだ。そこで、船賃60ドルとは別