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私の欲目。

◾️アジア人気観光地。
・最近のベトナムNEWS(2024年1月27日付)、「テト(旧正月)の『人気アジア観光地』としてベトナムがアジア太平洋地域トップ5に選出」された。
・トップ5にはベトナムのほか、日本、タイ、マレーシア、インドネシアがランクイン。
・一方、「国別でみると韓国が中国やシンガポール、日本を抑えて首位」となる見通し。
・旅行予約サイト『アゴダ(agoda)』データ、「テトの訪越(ベトナムに訪れる)外国人観光客は韓国人が最多」という結果だ。

◾️魅力溢れるベトナム観光資源。
・ベトナムは、「美しい景色、多様な文化、美味しいグルメのおかげで多くの観光客を引き付けている」。
・もう少し詳細を見ていくと、テトのベトナム訪問先人気観光スポットは、ホーチミン市、ダナン市、ニャチャン市、ハノイ市、キエンザン省、フーコック島等となっている。
・余談、私はベトナムに暮らし始めて最初のテトをハノイで迎えた。ベトナム人からは「テト休みが近づくにつれて物価は『テト価格』と称して吊り上げられる、テト休み前に食料を事前に調達しておいた方がイイぞ」とアドバイスを頂いた。

◾️食料を求める。
・と言うのも普段市内で働く人々の多くは田舎へ帰省するため、テト期間は日本のお正月の様に、オフィス街の様子と重なり、全く人が歩いていない景色に様変わりするらしい。当時、実際にハノイ市内を散策したのだが、確かに普段バイクや自動車のクラクションが鳴り響く市内は静寂に包まれていた。
・私は日本にいた頃、学生時代、大人になってからもお正月に人影ない東京のオフィス街を散策するのがとても好きだった。寒さを感じながらもビルの合間から柔らかい陽射しに照らされて、冬の澄んだ青空を聳えるビルと共に見上げる事がとても好きだった。
・テト期間ハノイ市内のオフィス街を歩くと、上述のお正月の想い出が蘇った。って「想い出に浸っている場合ではない、食料を探さないと」と焦った頃が懐かしい。
・では今日、テト期間にベトナムに旅行すると食事をする事も難しいのか。と言うとそうでもない。上述の状況は昔の話で、年々テト期間でも飲食を出来るお店が増え今では普段に比べたら選択肢が減るものの問題なく食事を楽しめる。
・時代は流れテト期間、静寂に包まれるベトナムの主要都市を今後もう見る事は出来ないのだろうか。それはそれでどこか淋しさを感じてしまうのは私の欲目だろう。


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