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#私の作品紹介
今日に祝福を | 詩
何気ない今日に祝福を
大事に育てた花が咲いたから
庭で蝶々が遊んでいたから
犬がワン!と吠えたから
今日もご飯を食べることができたから
何気ない今日に
普通の顔の私
何気ない会話
なんとなく思いついたアイデア
ふわぁと出たあくび
みんなみんな
大事な物語
青りんご | 写真・詩
青りんごは内緒の果実
その秘密をこぞってみんな
隠している
教えてあげなよ
不親切だな
いやいや
知らない方が
悪いんでしょう
その果実を深く知るものと
最近その果実の良さについて
わかったものとで
口争う
狭い狭い
世界の中で
今日も争いは
何気なくも起きている
砂糖菓子 | 写真・詩
誰かを想う気持ちは
まるで砂糖菓子のように
手で触れただけで
ほろほろ崩れて落ちてゆく
人に優しくできない
自分を許せなくて
1人こっそりと涙を溢した
もう風も幾分冷たくなったね
もうあの頃には
戻りたくても戻れないんだね
金木犀の匂いが大好きだった
優しく儚い
お伽話の様な
愛しいあの頃には
ひとりぼっちの街灯は | 写真・詩
ひとりぼっちの街灯は
不思議な海と空の青色を背景に
今日も辺りをそっと照らす
ひとりぼっちの街灯は
そこから何処かへ行くことは
決してできないけれど
その明るさと容姿に
惹かれた人が集まってきては
綺麗、素敵ね、
なんて言葉をそっと届ける
ひとりぼっちの街灯は
言葉を発することは
決してできないけれど
後ろから澄んだ波の音が
ざぶん、ざぶん、
とバックミュージックのように
鳴り響いていて
今日
この星で生きるわたしたちは | 写真・詩
さようなら 私の感情
どうしようかと悩んだそれは
貴方を想うことで
まるで泡沫 消えていきました
ありがとう 私の感情
そう君らのおかげで
今この星から消え入りそうな
誰かの痛みと嘆きの声に
気づく事が できました
ねぇどうしてどうしてと
止まらぬ不安悲しみに
沈んでいたあの頃
ほら あの頃のわたし
見ていますか
今は彼らと こんなにも仲良しです
悩んで悩んで悩んだ先
辛くて辛くてやっと開い