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砂糖菓子 | 写真・詩


誰かを想う気持ちは

まるで砂糖菓子のように

手で触れただけで

ほろほろ崩れて落ちてゆく

人に優しくできない

自分を許せなくて

1人こっそりと涙を溢した

もう風も幾分冷たくなったね

もうあの頃には

戻りたくても戻れないんだね

金木犀の匂いが大好きだった

優しく儚い

お伽話の様な

愛しいあの頃には


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