木漏れ日 | 詩
ダージリンの紅茶を飲んだ時
ふてぶてしい顔の猫を見た時
誰かが私の噂をした時
シャボン玉はそっと囁く
いい色合いのお洋服はみんな売れてゆく
残った誰かは陰でそっと泣いている
いつだってあの子はしらけた顔で
他の人は理不尽だと目を瞑る
茶葉の香り
どこからか聞こえる懐かしい歌
木漏れ日は溶けないままで
水色の夢の中に現れる
私は今日も一言も発せぬまま
終わりを迎えようとしているのだ
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ダージリンの紅茶を飲んだ時
ふてぶてしい顔の猫を見た時
誰かが私の噂をした時
シャボン玉はそっと囁く
いい色合いのお洋服はみんな売れてゆく
残った誰かは陰でそっと泣いている
いつだってあの子はしらけた顔で
他の人は理不尽だと目を瞑る
茶葉の香り
どこからか聞こえる懐かしい歌
木漏れ日は溶けないままで
水色の夢の中に現れる
私は今日も一言も発せぬまま
終わりを迎えようとしているのだ
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