平成はモチベーションの時代。令和はウェルネスの時代。
おはようございます!琉球ウェルネス広報担当の さおりす です。
今回も前回に引き続き、琉球ウェルネス代表のみっちーさんに、琉球ウェルネスにとっての「ウェルネス」について、お話を伺います。
前回のおさらいです!
最近よく耳にする「ウェルネス」は、「健康」という意味で使われていることが多いようです。琉球ウェルネスでは、「ウェルネス」=「明日への活力がある状態」「明日が楽しみな状態」と定義しています。
身体が健康であっても明日が楽しみでなければ、本当の意味での健康と言えるのだろか……と、みっちーさんは問います。コロナ禍を経て、人が「ウェルネス」であるためには、「社会のなかでの繋がりを実感できていること」が重要なのではないでしょうか。
その「社会のなかでの繋がりを実感できるコンテンツ」を提供しているのが、琉球ウェルネスです。
ーー「明日への活力」とは、外から与えられるものではなく内側から湧き出てくるようなイメージでしょうか。
そうですね。琉球ウェルネスが提供しているコンテンツでは、内側から湧き出てくるものを得るために、外的刺激の力を借りています。東京の会議室でみんなでスプレッドシートを開いてパソコン画面を見ながら事業計画を議論するのではなく、沖縄まで来てもらって、みんなで未来について議論してもらいます。
いつもの日常を離れて、非日常に身を置くことで、生まれてくるものがあると思っています。
僕は平成がモチベーションの時代だとしたら「令和はウェルネスの時代」なのではないかなと、解釈しているんです。
ーー面白いですね。
これからのトップマネジメントの役割は、メンバーのモチベーションを高めるのではなく、チームのウェルネスを高めることの方が重要なのではないかと解釈しているんです。
モチベーションって、やる気や動機のことですよね。「仕事へのモチベーションが上がらない」との声を聞くことがあります。この状態は、仕事へのやる気がないのではなく、仕事の先にある未来にワクワクを感じることができていない状態だと思うんです。
心身が健康であることは前提としつつ、今取り組んでいる仕事において未来が楽しみではない状態って、その仕事を楽しめていないってことですよね。
仕事自体が合っていないというケースもあるかもしれませんが、「社会におけるウェルネス」つまりチームのなかで「人との繋がりを実感できているかどうか」が関与していると考えています。
琉球ウェルネスでは、心理学や組織論的なフレームを使って、「人との繋がりを実感できるコンテンツ」を提供しているんです。
ーーモチベーションと聞くと個人で高めるもののように感じますが、「人との繋がりを実感できているかどうか」で考えると、個人だけの問題ではないように感じますね。
そうなんです。最近は、マネジメント層の負荷が高過ぎるという記事やデータも出ています。ミドルマネジメントのポジションで、苦しんでいる人も多いのではないでしょうか。
「マネジャーを目指したくない人」もいると聞きます。僕が働いてきたリクルートやサイバーエージェントは、仕事へのワクワク感や明日への活力を感じることができる環境だったと思っていますが、そうではない環境の企業も多いようです。
僕は今、琉球ウェルネスで仲間たちと一緒に面白いことができているので、めちゃくちゃウェルネスな状態なんです。
ーーみっちーさんは、明日を楽しみにしていますよね。
そうですね。明日も楽しみですし、琉球ウェルネスの未来もめちゃくちゃ楽しみです。
ーー「明日が楽しみですか?」と聞かれて、YES!と答えることができる人はきっとウェルネスな状態ですね。
そうですね。さおりすさんも、今、ウェルネスですよね?
今この瞬間だけのことではなくて、過去との相対比較でもあると思っています。悶々としていた時期から逃げずに向き合ってきて、覚悟を決めて会社の外に出られています。
そのプロセスをめちゃくちゃ頑張ってアウトプットして、スキルを磨いて、自分のことを発信した結果、僕との再会を経て、今こうして仕事になっている。
僕からの紹介案件も入ってくるようになって(笑)さおりすさん自身がウェルネスな生き方をしているから、今があるんだと思うんです。
ーーありがとうございます。たしかに私は今、めちゃくちゃウェルネスです!笑
よかったです(笑)
心身が健康になるためのウェルネス産業はたくさんあります。でも、人が社会との繋がりを実感することができるウェルネスコンテンツは、まだマーケットには出てきていないと思っています。そのため、琉球ウェルネスでは「人が社会との繋がりを実感することができるウェルネスコンテンツ」を提供していきたいと考えているんです。
人が社会との繋がりを実感する場は、「仕事」や「コミュニティ」だと思っています。僕らは、「法人向け」「コミュニティ向け」「経営者向け」に、3つのサービスを作っています。
琉球ウェルネスのサービスについても、これから紹介していきたいですね。
【広報・さおりす、あとがき】
今回、みっちーさんへのインタビューを終えて、「今、ウェルネスだ」と、感じている自分のことを振り返ってみました。
2015年に子どもが生まれ、夫が転勤し、家庭や働く環境の変化が起きたことを機に、2021年に14年半勤めた会社を辞めました。育休から復職して5年目の決断でした。当時は、未来へのワクワクよりも、その日その日を生きることに必死でした(笑)悶々と過ごす時のなかで、ふと時間ができると、「今の延長に自分が欲しい未来はない」と思いました。働き方も生き方も、変えることを決めました。
退職後は、家族でよく行くキャンプ場を応援したくて、未経験からアウトドアメディアのライターに応募。仕事として初めて書くチャンスをもらいました。自分の名前で初めて記事が公開されたとき、初めて報酬をもらった時の感動は忘れません。
リクルートでの経験を活かしながら人材系の仕事をメインに、ライターの仕事の比重を増やしていきました。生産性高く最短距離で成果を出すことから離れ、興味のあることに寄り道しながら歩く旅を続けて3年になります。旅の途中でみっちーさんが声をかけてくれて、また一緒にお仕事をすることになりました。
みっちーさんに、琉球ウェルネスの事業や「ウェルネス」の話を聴きながら、いつも自分を重ねています。私にとって「明日が楽しな状態ってどんなんだろう?」
そして、「今じゃん!」って思うのです。自分の興味のあること、好きなことをしています。自分の心に正直に、自己犠牲はしないと決めています。
今やりたいことが溢れていて、明日が楽しみです。ウェルネスってこういうことか〜!を体感することができた私だからこそ、琉球ウェルネスが提供している『ウェルネス』について、伝えられることがあると思っています。