見出し画像

ストレッチ→筋トレ→ストレッチ→たんぱく質の摂取で健康な筋肉を育てる

太った人がダイエット目的で、マラソンを始める人がいます。走ることは痩せますから、あながち間違ってはいません。ただ、走るという行為は体重の重さで体への負担が大きく変わります。正確には「膝への負荷」です。

歩くと走るの違いは、速度の違いだと思われがちですが、それだけではありません。歩くというのは、必ずどちらかの足が地面についている状態です。一方、走ると必ず体が宙に浮いた状態が生まれます。ですから着地の衝撃が大きく変わってきます。

着地の衝撃は、膝に大きくかかります。その負荷は、体重の3倍とも10倍とも言われます。その数字の違いは、走り方や路面の状態、シューズなどによって異なっているためです。

仮に3倍だとして、体重60kgだと180kg重の負荷がかかります。100kgだと、300kg重です。10倍だったら計算するのも怖くなりますよね。それが片足にかかるわけです。ですから太った人が痩せたい時は、最初から走るのではなく、少しでも体重を落としてから始める方が体に良いはずです。

そこで最近流行なのが「24時間フィットネスジム」です。私の周りでも利用される人が増えてきました。

筋トレとストレッチはセットで行ってほしいことを前回書きました。

筋肉がロックした状態では、栄養や酸素が運ばれにくくなる


筋肉が縮んだまま(ロック状態)であるということは、血液もリンパも流れが悪くなります。生きていて自分の血液の流れを感じることはあまりありませんが、心臓から出た血液は、身体中を巡ってたった1分で心臓へ戻って来るそうです。速いですよね。

筋肉が縮んだ状態になった場所は、血液の流れが遅くなります。血液の中には、生きていくために必要な栄養素や酸素が含まれています。運ばれるのが遅くなるだけですから、すぐ何らかの影響が出るとも限りません。

ちょっと胃腸が悪くなったり、冷え性になったり、そんな程度かもしれません。しかしそんな程度を長い期間放っておくと、大変なことになる可能性もあります。

筋肉痛が気持ちいいと言う人がいます。


筋トレをすると筋肉痛になることもあります。筋トレが趣味の人に言わせるとそれが気持ち良いのだそうです。私には分からない感情です。私は筋肉痛になりたくないから、ならないよういつも心がけています。

最近になって筋トレを始めた人は、筋肉がどう変化しているのか、まだ分からないことと思います。そのためネットで調べたり、友人に聞くこともあるでしょう。筋肉はとにかく鍛えればよいと思っているだけでしたら、大きな間違いです。年齢が高くなればなるほど、その間違いは大変なことになるかもしれません。

膝を守るためにスクワットは間違いではないけど、それだけでは不十分。


テレビで高齢者向けにスクワットなどの筋トレを勧めていることが多いです。間違ってはないです。膝への負担を守るために、太もも前側の筋肉をつけることは正しいです。

しかし高齢者は、普段から太もも前側の筋肉がロックされた状態、ようするに筋肉が硬くなって張った状態の人がほとんどです。いや、全員といっても過言ではありません。その状態から、スクワットなどでさらに筋肉を縮める運動をしたらさらに縮んで固くなる一方です。それって、本当に体に良いのか、私はいつも疑問に思っています。

ストレッチ→筋トレ→ストレッチ→たんぱく質の摂取で健康に!


筋トレをするのであれば、先にストレッチをして、終わってからもストレッチをしていただきたいです。「ストレッチ→筋トレ→ストレッチ→たんぱく質の摂取」で、健康な筋肉を育てることができると私は考えています。


サポートしたいと思われるくらいまで頑張って書きますので、今はシェアかコメントをいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。