「我が家が一番」と思う旅は、本当に楽しいのか?
のんびりしたくて旅に出た人がいます。ところが行った先々では多くの観光客がいて賑やかだったそうです。泊まったホテルのお風呂でも賑やかで、ゆっくり休まることがなかったと言います。
そもそも、旅はのんびりできないものだと私は思っています。あるいは、のんびりしたいのなら、行先と時期をしっかり見極める必要がありますよね。
やっぱり我が家が一番いいわ~!
家に帰ってきた時「やっぱり我が家が一番いいわ~」というセリフが物語っています。我が家が一番良いということを確認しに旅に出たのならOKです。しかし多くの人はそういう意味ではないですよね。のんびりしたくて旅に出たのに、のんびりできなかったとしたら、そもそも旅行プランに間違いがあったと考えるべきです。
テレビを観ていると、空港で海外から帰ってきた人にインタビューしていたら「疲れました」と言っていることが多いです。旅とは疲れるものだと私は思うんですが、疲れない旅を想定して行ったとしたら、それもプラン間違いではないでしょうか?
旅のプラン間違いをしていませんか?
想定していたのに想定外だったということはよくあります。ところが旅行に関しては、そもそも想定が間違っているのに、その間違いに気付かず何度も繰り返し、我が家が一番なんて言っている人が多い気がするのは私だけでしょうか。
帰ってきた時に「楽しかったわ~!」と言えるような旅をしたいものです。そう思いませんか?
疲れていたとしても「楽しかった」と口に出して言えばいいだけなんです。たったそれだけで、旅の疲れ具合は変わります。ウソだと思うのでしたら一度やってみてください。
これは脳を騙していると私は考えています。
楽しかったと脳を騙してみよう!
楽しくなくても楽しかったと口に出して言えば、それはもう楽しい世界に変わるんです。つまらなかったと思っていても「楽しかった」と言えば、脳は楽しかったことを記憶に残そうとしてくれると私は信じています。
認知症対策に旅を利用しよう!
60歳を過ぎて残りの人生を考えることが多くなりました。と同時に、これまでの自分の60年を振り返ることもあります。誰だって60年生きていればいろんなことがあったはずです。写真で振り返ることができる人もいるでしょう。仲間と思い出話をすることも可能です。人に言えないような秘めたことは、そのまま墓場まで・・・なんて思っている人もいるでしょう。
ピンピンコロリといくためには、認知症になってはなりません。そのためには毎日楽しく過ごすことも必要ですが、思い出に浸ることも良いそうです。
コロナが開けたら旅の計画をお考えの人も多いはずです。仲間とどこへ何をしに行くか、しっかり考えて計画してくださいね。「楽しみ方」は、昔と今ではジャンルも内容も違いますし、なにより自分の年齢が違います。知らない土地へ観光に行くこともいいかもしれませんが、身近でよく知っている所にも、まだまだ知らないことがたくさん隠されています。世間に振り回されないように私は考えたいと思います。
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