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りょーさけ
2019年8月10日 19:30
たとえば僕の直ぐそばで富める者がなにか失っていてこの世界の反対側で貧しい者がなにかを得ている真っ赤に燃えて 灰になってだけど涙は透明だろうあなたが深く悲しんでいてわたしが実に喜んでいる結果を溶かしたヨーグルトのようひとさじ食べて呪って祝う見上げて厚く ブレる星空やはり涙は透明だろう右に行けば左がよくって左に行けば右がよいよと真っすぐ行けば振り返れと言われ後ろを向い
2019年4月13日 16:39
寄る辺のない悲しみに沈む夜がある。そんな夜に響く、こんな歌詞がある。僕たちは薄い布だ折り目のないただ布だ影は染まらず通りすぎて行き悲しみも濡れるだけですぐ乾くんだ サカナクション「years」から抜粋 悲しみを感じるとき、いつもこの歌詞を思い出す。はじめから生まれてなかったら、はじめから0でその先も0なら、いささか楽だろう。あなたも、ぼくも。(0に楽もク
2019年3月21日 23:38
火がついたその構えをみた少年は次の日から世界一下手なイチロー笑顔でグラウンドを駆けた火がついた酒を本当にうまいと思ったテレビ付き居酒屋でしか酒を飲まない40過ぎのサラリーマンイチローの日本最後のヒットの瞬間火がついた田舎町のおじいさんの財布孫にねだられた最初のプレゼントはイチローモデルの道具一式火がついた3年目の高校教員の朝練飽きられる程イチローの言葉を語っ
2019年2月4日 16:56
たとえば船一隻のほどのなみだを積んで後悔の旅に出かけるとしてどれほどの期間が経ったらぼくはなみだを使いきれるだろ最初の港で出会ったひとは大きなヒスイ色の目をもってぼくの産毛と産毛の間をじっと見ていたものであったあなた あなた 自分の宝石に耐えられずカモメとともに飛んだあなたあなたと過ごした日々を浮かべて船からまた雫がこぼれてくゆらゆらきらきらその