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#連休に読みたいマンガ

『脳内麻薬』

『脳内麻薬』

『脳内麻薬』
中野信子著

一言で言うと、「ドーパミン」は、人間の行動や感情に大きな影響を与える脳内物質だということ。ドーパミンは、人間にとって必要なものではあるものの、過剰になると依存症や暴走を引き起こす。逆に不足すると、やる気や幸福感が低下する。

印象に残ったこと。

①世帯年収別に「幸福感」によると所得 1500万円までは、所得とともに幸福度さ上昇する。それを超える低下する。

②店員の笑

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『寒山拾得』

『寒山拾得』

『寒山拾得』
森鴎外著

唐の貞観の時代というのは、西洋では7世紀の初めのころ、台州の知事の閭丘胤(りょきゅういん)は、頭痛に悩まされていた。そこに、乞食僧、豊干(ほうかん)が現れ、あるまじないを唱えられて、閭丘胤の頭痛が解消する。

豊干は閭に、天台山の国清寺に住む二人の聖人、寒山と拾得に面会することを推奨したのたまった。豊干によれば、これらの聖人はそれぞれ文殊菩薩(智慧や学問の象徴)と普賢菩薩

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『ローマ人の物語 28』

『ローマ人の物語 28』

「ローマ人の物語 28」

塩野七生著

「ローマによる平和」を人々が享受できた背景には、社会基盤の充実があった。本書では、インフラのなかでも、水道、医療、教育が取り上げられている。

印象に残ったこと

①水道、浴場
ローマの水道は、流し放しだった。そのため、塩素などの消毒をしなくても、水質は良好だったらしい。

公衆浴場は、男女混浴だった。(ハドリアヌス帝が、男女別浴に変えてしまったが。)

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『漫画方丈記 日本最古の災害文学』

『漫画方丈記 日本最古の災害文学』

『漫画方丈記 日本最古の災害文学』
鴨長明著

漫画なのですが、解説は、養老孟司さんが書かれていて、面白い。解説を読んだ後、方丈記のオリジナルが添付されていて、けっこう古典を味わえて良いと思った。

約1000年前、平安時代から鎌倉時代に移り変わる時期の話。
大地震があって、大火災があったり、遷都があったり、世の中の不安定な状況が、今に通じるものをかんじた。

「行く河の流れはたえずして〜」

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『失敗図鑑』

『失敗図鑑』

『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』
大野正人著

「中学受験最大の日能研では「教材・全国公開模試」にて採用! 小学生から大人まで楽しめる失敗(しっぱい)が満載!」

小学生向けに書かれた著名人の失敗談。

失敗王と言われるエジソンを筆頭に、カーネルサンダース、夏目漱石、手塚治虫など計22名の小話が、面白く、わかりやすく書かれている。大人が、読んでも十分に楽しめる内容になっている。

天才的な人

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