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#この経験に学べ

『20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社 e-SHINSHO)』

『20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社 e-SHINSHO)』

『20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社 e-SHINSHO)』原稿

古賀史健著

著者はフリーランスライター
1973年福岡県生まれ。かねて映画監督を夢見るも、大学の卒業制作(自主映画)で集団作業におけるキャプテンシーの致命的欠如を痛感し、挫折。ひとりで創作可能な文章の道を選ぶ。出版社勤務を経て24歳でフリーに。30歳からは書籍のライティングを専門とする。

「話すこと」と「書くこと」は

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『スタートライン』

『スタートライン』

『スタートライン』
喜多川泰著

『あなたが見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい』

『明日死んでしまうかのように生きなさい。そして永遠に生き続けるかのように学びなさい』

「向かい風が強いいうことは、前向いて走ってる証拠や。」

物語の冒頭に三連発の名言で始まる。

物語は大きくは五部構成で、主な登場人物は伊福大祐、長森真苗の二人。

第一部は、高校生18才の伊福大祐の目線で同級生の長森真

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『「女らしさ」とは何か』

『「女らしさ」とは何か』

『「女らしさ」とは何か』
与謝野晶子著
与謝野鉄幹と不倫の末、結婚。子供は、12人。ってすごいなあと思った。

「女らしさ」とは、愛情豊かで、優しいことなのか?子供への愛情は、「女らしさ」というよりも、人間性の問題だろう!

「女らしさ」というものが、男にとって都合よく定義されて、女性が不利益をうけていることを主張し、本来、人間性の問題で、男女に違いはないということを説いた本。

1921年にこ

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「プロだけが知っている小説の書き方」

「プロだけが知っている小説の書き方」

『プロだけが知っている 小説の書き方』
森沢明夫著

『書店員さんから絶賛の声。
今後、小説の書き方についての書籍を訊ねられた際は、
まず本書を読むべし! とオススメしたい。』

小説家になろうなど大それたことは考えていないのだけど、いろいろな物語を読んでいて、一体全体、どんな感覚で壮大な妄想物語をつくっているのか?ハウツー的な要素があるなら探ってみたいと思って本書を読んでみた。

想像していたよ

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『ペルソナ』

『ペルソナ』

ペルソナ
中野信子著
著者は、「ホンマでっか」でもお馴染みの脳科学者。

「海外では博士号取得者がビジネスの第一線で活躍しているが、日本では博士号取得者の受け皿がなく、高学歴ニートが大量に生み出されてしまったという。。そして、中野氏もその一人だった。

日本で生きていくために必要なものは、高度な知的能力でも学歴でもなく、「マイルドヤンキー」たちのもつコミュニケーション能力なのだった。」

日本は、

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『陰翳礼讃』

『陰翳礼讃』

『陰翳礼讃』
谷崎潤一郎著

日本の美学ということなのだろう。
光と陰の中で日本の美しさというものは活かされる。

高校生くらいの頃、博学の友人が、御宅を並べていたことを思い出した。

この本は、1930年代に書かれている。日本全体が、西洋化して、西洋文明に追いつけ、追い越せ、の帝国主義のただ中だったことを思うと、世の中の急激な変化に警鐘をならしているのかと思った。

本書では、能と歌舞伎の比較が

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『まなの本棚』

『まなの本棚』

「まなの本棚」
芦田愛菜著

今やCM女王の座にいる、天才少女(最早少女ではないが)。前向きで、品があって、ユーモアがあって、頭もよい、こんなすごい人がいるのか?と驚かされる。

一流の俳優だし、また、天性のものなのかもしれないけれど、自分の魅せ方に長けていると思う。自分というものが、映像を通してどのように映っているのかが、客観的に見えているのだなあと思う。どのような振る舞いをしたらよい印象を残せ

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