RRR

おとなの女性の物語 不定期更新予定 100人いれば100通りの生き方がある ちょっと自…

RRR

おとなの女性の物語 不定期更新予定 100人いれば100通りの生き方がある ちょっと自分に重なる とか わたしならこうするのに 等 読んだ人のこころに少しでもふれることができれば幸いです

記事一覧

【掌編小説】 やえ

いつも 悪い男に 惹かれてしまう 悲しい 思いすること わかっているのに 好きって気持ちは 自分で コントロールできないから しょうがない 他に いいよってくる 男がい…

RRR
6日前
2

【掌編小説】 もも

何で泣いているんだろう? 訳もわからず 涙があふれてくる どうということのない いつもと かわらない日 悲しいことが あった訳でもない 花粉症でもない ⁇ 突然起…

RRR
13日前

【掌編小説】 めい

しばらく 男は いらないかな 今は 自分の為に 生きていく 今年で30歳 20代最後を どう過ごしたいか 強烈に惹かれるもの 何にどうフォーカスするのかは わたしが決める…

RRR
3週間前
1

【掌編小説】 むつみ

湯船にゆっくり つかって 心と身体が ゆるまっていくのを 感じる 煩わしい 感情も 全て 流れてしまえばいい なんて考えてみる 最近 彼と喧嘩して まだ仲直りできてな…

RRR
3週間前
3

【掌編小説】 みち

あなたとは違う 声も 肌の感触も 何もかも きっと 普通になっていく まだ 始まったばかりの 新しい恋は 拙くて ぎこちないけれど 前を向いて 生きると 決めた…

RRR
1か月前
1

【掌編小説】 まき

わたしと夫は SEXレスだ もう かれこれ 3年くらいだろうか 最初は あまり 気にかけても いなかったのだが 何度か そういう 雰囲気に なった時も うまく はぐらかされて…

RRR
1か月前

【掌編小説】 ほのか

嫌な事があると 無性に掃除がしたくなる ただひたすらに 無心になって 汚れと向き合う 綺麗になる イコール こころのモヤモヤがなくなっていく ような気がするのだ ピカ…

RRR
1か月前
3

【掌編小説】 べに

会いたくて たまらないのに 会えない 時間が もどかしくて こんな 気持ちをぶつけても 迷惑かもと 臆病になったり なんで 応じてくれないのかと 悲しみと 憤りで 苦しく…

RRR
1か月前
4

【掌編小説】 ふみ

わたし 結構もてるみたいだよ 世間一般でいう いい男たちから たくさん アプローチあるよ でも 心惹かれる人は あまりいないかな まだ あなたのことが 忘れられないから…

RRR
2か月前
2

【掌編小説】 ひとみ

だんだん暖かく なってきて 気分も軽くなってきた 最近 付き合いだした 彼もできたので 尚更だ 普通なら 最初は緊張して ぎこちなくらなることが 多いけど 彼とは そう…

RRR
2か月前
1

【掌編小説】 はるか

マッチングアプリで 出会った人と 今日2回目のデート 長い間恋愛から 遠ざかっていたのを みかねて 友達に勧められて 恐る恐る 始めてみた 最近の出会いの 主流は アプリ…

RRR
2か月前
2

【掌編小説】 のあ

最近 眠れない日が  続いてる わたしが 何に喜び 何を悲しみ どんなことに こころ動かされるのかを あなたは 知っている? 付き合って 一年以上たつのに まだ お互…

RRR
2か月前
1

【掌編小説】 ねね

『ねね 俺のことどう思ってる?』 彼が 何時に無く 真剣な眼差しで 気持ちを ぶつけてきたから これは はぐらかしたりできないんだと 覚悟する はっきり 付き合うって …

RRR
3か月前
4

【掌編小説】 ぬのこ

ひとり ぼーっと空を眺めてみる 雲の形が龍や鳳凰に見えて 美しい 知らないうちに 涙がつーって 流れていた 何の感情なのか 自分でもよくわからない 数週間前に 彼と別…

RRR
3か月前
3

【掌編小説】 にな

スマホをスクロールしながら 今日はどんな人がいるのか 半分諦めと 半分期待の 入り混じった気持ちで マッチングアプリと向き合う 今年で32歳 自分では まだまだ若いつも…

RRR
3か月前
2

【掌編小説】 なつ

少しは胸が チクリとしてくれるのかな そして 逃した魚を 愛おしく思うのかも だけど 決して  追いかけてはこない 時が過ぎて 懐かしい気持ちになるまで ただじっと 耐…

RRR
3か月前
3
 【掌編小説】 やえ

【掌編小説】 やえ

いつも
悪い男に
惹かれてしまう

悲しい
思いすること
わかっているのに

好きって気持ちは
自分で
コントロールできないから
しょうがない

他に
いいよってくる
男がいない訳ではない

でも
魅力を
感じられない
人と
いくら
一緒にいたって

ちっとも
楽しくなんかない

ましてや
好きでもない人に
触れられるなんて
絶対に無理なのだ

何度も
苦い思いを
味わっているのに


好きにな

もっとみる
【掌編小説】 もも

【掌編小説】 もも

何で泣いているんだろう?

訳もわからず

涙があふれてくる

どうということのない

いつもと
かわらない日

悲しいことが
あった訳でもない

花粉症でもない



突然起きている
自分の感情とは
一致しない

この現象に

戸惑っているのは

わたし自身だ

でも
冷静に
俯瞰している自分もいる

これが
外出先ではなく
自宅でよかった

とか

とりあえず

害はなさそうだから
様子をみ

もっとみる
【掌編小説】 めい

【掌編小説】 めい

しばらく
男は
いらないかな

今は
自分の為に
生きていく

今年で30歳

20代最後を
どう過ごしたいか

強烈に惹かれるもの

何にどうフォーカスするのかは
わたしが決める

どうしたいの わたし?

今までは
考える
余裕さえ
なかった

先月
仕事も辞めた

いい歳して
無謀だという声も
チラホラ

そんな言葉に
耳を傾ける気は

ない

もう30?

いや
まだ
30なのだ

人生

もっとみる
【掌編小説】 むつみ

【掌編小説】 むつみ

湯船にゆっくり
つかって

心と身体が
ゆるまっていくのを
感じる

煩わしい
感情も

全て
流れてしまえばいい

なんて考えてみる

最近
彼と喧嘩して
まだ仲直りできてない

どうでもいい
些細なことが
発端で
ヒートアップして
互いに
謝るタイミングを
逃したままだ

いつもは
わりとすぐに
仲直りできるし

今回も
そのうち
何ごともなかったように
元に戻ると
思っていたのに

もう3週

もっとみる
【掌編小説】 みち

【掌編小説】 みち

あなたとは違う

声も

肌の感触も

何もかも

きっと

普通になっていく

まだ

始まったばかりの

新しい恋は

拙くて

ぎこちないけれど

前を向いて
生きると

決めたから

もう

振り返りはしない

ずっとずっと

遠い未来に

少しの
胸の痛みとともに

思い出すことが
あったとしても

一時の

感情の
揺らぎが
あったとしても

大丈夫

大丈夫

きっと
懐かしい思い出

もっとみる
【掌編小説】 まき

【掌編小説】 まき

わたしと夫は
SEXレスだ

もう
かれこれ
3年くらいだろうか

最初は
あまり
気にかけても
いなかったのだが

何度か
そういう
雰囲気に
なった時も

うまく
はぐらかされて
いたのだと思う

それ以外の
日常は
今までと
何ら
変わることなく
続いているのだから

離婚したい
訳では無さそうだけど

なんだか
モヤモヤした
気持ちは
なくなる訳がないのだ

上手く隠してる
つもりのようだ

もっとみる
【掌編小説】 ほのか

【掌編小説】 ほのか

嫌な事があると
無性に掃除がしたくなる

ただひたすらに
無心になって
汚れと向き合う

綺麗になる
イコール
こころのモヤモヤがなくなっていく
ような気がするのだ

ピカピカになった
窓ガラスを
眺めながら

心が
平穏に
なっていくのを
感じる

生きていれば
いろいろ
ある

一つ一つは
どうってことない
些細なこと

つもり
積もって

かたまりに
なる前に

粉々にして
吹き飛ばして

もっとみる
【掌編小説】 べに

【掌編小説】 べに

会いたくて
たまらないのに

会えない
時間が
もどかしくて

こんな
気持ちをぶつけても
迷惑かもと
臆病になったり

なんで
応じてくれないのかと
悲しみと
憤りで
苦しくなったり
する

こんな風に
誰かを好きになるなんて
ちょっと前の
わたしには
考えられなかったけど

まだまだ
未知の自分が
いるのだと

彼によって
変わっていく
自分も
思ったより
悪い気はしていない

顔を見てるだけ

もっとみる
【掌編小説】 ふみ

【掌編小説】 ふみ

わたし
結構もてるみたいだよ

世間一般でいう
いい男たちから
たくさん
アプローチあるよ

でも
心惹かれる人は
あまりいないかな

まだ
あなたのことが
忘れられないからかもね

特に
これといった決め手は
なかったけど

いつのまにか
好きになってたみたい

あなたが
あまり
わたしに
興味なさそうだったから

好きになるの
抑えようとしたけど
難しかった

思い通りには
行かないね

だん

もっとみる
【掌編小説】 ひとみ

【掌編小説】 ひとみ

だんだん暖かく
なってきて
気分も軽くなってきた

最近
付き合いだした
彼もできたので
尚更だ

普通なら
最初は緊張して
ぎこちなくらなることが
多いけど

彼とは
そうはならず
自然体で話せてる

フィーリングが
会うってこういうことなんだって
実感してる

彼のことを
思うと
優しくなれる

まだ
付き合い始めた
ばかりだから

これから
どうなるかは
わからないけれど

少なくとも
わた

もっとみる
【掌編小説】 はるか

【掌編小説】 はるか

マッチングアプリで
出会った人と
今日2回目のデート

長い間恋愛から
遠ざかっていたのを
みかねて
友達に勧められて
恐る恐る
始めてみた

最近の出会いの
主流は
アプリなんだって

黙ってても
日常で
出会う異性の
数なんてしれてるし

わたしは
合コンや
婚活パーティーも
向いてないから
アプリのほうが
いいのかな
なんて
自分にいい聞かせてみる

それほど強い
結婚願望が
ある訳でもない

もっとみる
【掌編小説】 のあ

【掌編小説】 のあ

最近
眠れない日が 
続いてる

わたしが
何に喜び

何を悲しみ

どんなことに
こころ動かされるのかを

あなたは
知っている?

付き合って
一年以上たつのに

まだ
お互いのこと
知らない事ばかり

わたしのこと
どう思ってる?

お互い
結婚も
意識する
年齢だが

核心に
触れる事なく

なぁなぁな
関係が続いている

付き合い始めた頃の
何でも楽しかった
新鮮さや
少しのぎこちなさは

もっとみる
【掌編小説】 ねね

【掌編小説】 ねね

『ねね
俺のことどう思ってる?』

彼が
何時に無く
真剣な眼差しで

気持ちを
ぶつけてきたから

これは
はぐらかしたりできないんだと
覚悟する

はっきり
付き合うって
言葉は交わさないまま

なんとなく
一緒にすごすことが多くなり
ご飯食べにいったり
デートっぽいことしたり
もちろん身体の関係もある

だからといって
彼のことが
好きなのかといわれると
そうでもない

嫌いではないが
好き

もっとみる
【掌編小説】 ぬのこ

【掌編小説】 ぬのこ

ひとり
ぼーっと空を眺めてみる

雲の形が龍や鳳凰に見えて
美しい

知らないうちに
涙がつーって
流れていた

何の感情なのか
自分でもよくわからない

数週間前に
彼と別れた

わたしから切り出したのに
なぜ
こんなにもやもやしてるのか
やになっちゃうな
本当

1年半くらいの付き合いだから
さほど長いとは
いえないかもしれないけど
やっぱり
ダメージは大きいみたい

仲良く手を繋いで歩く

もっとみる
【掌編小説】 にな

【掌編小説】 にな

スマホをスクロールしながら
今日はどんな人がいるのか
半分諦めと
半分期待の
入り混じった気持ちで
マッチングアプリと向き合う

今年で32歳
自分では
まだまだ若いつもりだが
世間はそうは見てくれないようだ

周りも
結婚していく人も増え
親や親戚からのやんわりとした
圧も感じる

結婚するかは
別として
相性のいい
パートナーが欲しい
と思っているのも事実だ

始めて2ヶ月

焦ってるつもりは

もっとみる
【掌編小説】 なつ

【掌編小説】 なつ

少しは胸が
チクリとしてくれるのかな

そして
逃した魚を
愛おしく思うのかも

だけど
決して 
追いかけてはこない

時が過ぎて
懐かしい気持ちになるまで
ただじっと
耐えるのだろう

そんな男は
ごめんだ

カッコ悪くてもいい
ちゃんと
気持ちをぶつけて
追いかけてくれる人がいい

あなたの
クールさは
魅力でもあるけれど

こういう時は
なりふり構わず
来てくれる人がいい

わたしを
思っ

もっとみる