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過去の記憶、消してしまいたい


苦痛でしかない、タイムスリップ・フラッシュバック

今日は、いつもだけど、いつもに増し増しでどんよりな、つむです。
そういう周期?時期?なのかな。
とにかくどんより、落ち込んで過ごしていました。
それこそ何も手がつかない。
死に急いでいる身としては、実に情けないです。(余計な一言いらない!)

どうやら、近頃のテレビドラマ?は記憶喪失がブーム?なんだとか、小耳に挟んだことがあります。が、そんなこととは一切関係ない、実に深刻な悩みです。自分はそういった類のドラマを見たことがないので内容は全く分かりませんが…。

自分はいつからか、題名にあるように、
過去を思い出すこともあれば、
過去の世界に戻ってしまう、「タイムスリップ」のようなことが頻発するようになりました。ある時突然、何の前触れもなく、本当に当時の世界に戻ってしまうのです。「フラッシュバック」

記憶や場面は断片的だったり、自覚がないようなことまで詳細に覚えていたりします。
大抵というよりも、ほぼ全てつらくてたまらないことばかり。
そんなことを鮮明に頭の中に思い描いてしまうのです。
これは、自分の意思でコントロールできるものではありません。
現実の世界に戻ってきたい、過去の回想をやめたい、と思ってやめられるものでもありません。
自分も、医療職のはしくれとして、その概要は知っていたものの、まさかこれが、とは思いませんでした。

解離性障害・「PTSD」「複雑性PTSD」

これは、「解離性障害」の症状の一種であり、
「PTSD」「複雑性PTSD」の典型的な症状でもある、とのことでした。
トラウマ的記憶、その当時に、突然無意識のうちに戻ってしまうのです。
よく、友達同士で軽い話題になるような、「それ、トラウマなんだ〜」とは
わけが違うのです。
フラッシュバック
これは実につらいものです。
自分は混乱し、恐怖に陥り、現実がわからなくなり、パニックを起こします。そして、フラッシュバック中、解離中の自分の実際の言動は記憶にないのです。
まさか自分がそんな状態、症状に陥るとは思ってもおらず、
当初は戸惑うばかりでした。

いまだに、大混乱の末に、自分と現実を見失う、現実は何か、今は何か
わからなくなることが往々にしてあります。

無意識のうちに、脳に深い傷として蓄積されていたのだと
思い知らされます。
その内容は、これまでここ「note」に書いたもの、これから書こうと思っているもの、思い出すことすらつらくてとても書けないもの、おそらく断片的にしか記憶にない、または記憶として定かではないものなど
様々です。

治療について。そして「現実」

いまは、自分で気づけた時に、気持ちを落ち着ける薬を飲んでどうにか過ごしています。が、日々限界だと思うことが多いです。
これは治療とは思えません、どうにかやり過ごす、対処療法といったところでしょうか。

カウンセリングの分類になるらしいのですが、
眼球運動を利用したEMDRという治療があり、その専門の資格をもった人しか行ってはいけない行為なんだとか。
研究文献を主治医から渡されたものの、読む気にもならないし、
読んだところでよくわからないし。

麻酔で眠っているうちに、きれいさっぱりつらい記憶が消えるなら
そうしたい、とも思うけど、その治療中に過去と向き合う必要が出てくるのなら、今のじぶんにはとても耐えられないと思いました。
実際、主治医と心理士の相談の結果、今のわたしにはリスクの方が大きいと判断され、延期となりました。

そんな時間が時として現れる日々を送る自分です。
もちろん、記憶の中には嬉しい、良い記憶もあるはず。
でも、今の自分はそれらを想起することができません。
だから、過去の記憶を消してしまいたい、と切に思うのです。
正確には、つらい記憶を消したい、と。

きっと、いまは想起できない記憶の中には大切なこともあるはずだから、
それらは失いたくない。
でも、そんな都合よくいかないのが、
現実』です。


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