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日記240121「留学そして卒業制作へ」
あっという間に過ぎた一週間。一月ももう3分の2を過ぎている。東京に来て4年目。コロナ禍はもう過ぎたようだけど、風邪が蔓延している。
2019年春、学部4年生のときに私はドイツに1年間の交換留学をしていた。
ずっと広島で生まれ育っていた私は、海外で長期間過ごす中でいろんな思いが湧き上がっていた。
グローカルに表現活動をしたいってこと。そしてもっと生まれ育った場所のことを知りたいっていう思い。
そ
日記240114「絵画がお好み焼きになるまで/お好み焼き屋について」
僕は去年の3月に藝大の院を修了してから現在、3つの職場で働いている。
一つは京島にある銭湯、そして新宿2丁目のアートバー、もう一つが取手のアートスペースバーでのお好み焼き屋さんである。
お好み焼き屋さんはスペースの雇われ店長として、他二つはアルバイトとして働いている。
順に記すと、まず藝大生時に近所の銭湯で専ら清掃バイトとして働き、23年大学院を修了する際に取手でお好み焼き屋を始め、さらに秋か
ドレインボトルがしまらない
ナナメハウス 生活と制作が地続きになる場
上京前に言ってたことはほぼ実現しました。
4軒長屋の一角、「京島共同木工所」と名付けられた建物を4月から少しずつ改修して、9月にはその2階で暮らしだし、10月の向島EXPOに合わせて住み開き展示を行いました。
EXPOの終わったあとは改装を続けます。
留学体験記#02 2019.2
2月の大学は春休み中。他の留学生や市大ゆかりの人たちとの交流がありました。
学習状況来月の学習目標、授業内容、宿題等、出席状況について
今月は週に数回の企画があるSpring Welcome Week と平日4時間のドイツ語のインテンシブクラスに出席するのみで、キャンパスに慣れ他の留学生と知り合う月でした。
Spring Welcome Week では観光名所であるヘレンホイザー
マレーシア交流プログラム 感想
帰国後の感想です。初海外でのマレーシアは英語が通じず参ったものの、アジアの多様性を知る機会になり、その後留学を志す動機へと繋がっていきます。
当時の文章には書いてませんが、ホテルマンの格好したおじさんが道端で横になってるのをみて、それがすごく印象に残ってます。
おじさんが昼間っから横になってるだけですけど、それを見て世界の不可知と、一人一人の人生の固有性を強く自覚したような気がします。
マレー
鮮やかな場所 ペナン
初めての海外。初っ端から素晴らしい体験をたくさん得て、それがまだ1日しか経ってないことを喜んでいた。幸せで豊かな時間だった。
マレーシアポエマシー
チェックアウトの時間が迫る時、四日間滞在した部屋から見えるペナンの海が、心の中に急に湧き出た昨夜の記憶と重なり、いま、どうしようもなく切なくなっています。
あなたが広島を去るとき、あなたも同様の気持ちだったのでしょう。
あなたの日常の基盤であるマレ
留学体験記#01 準備期間
大学のIEPC(国際交流推進センター)を通じて、2019年度派遣留学生としてハノーファー専科大学に一年間の交換留学
広島市の姉妹都市であるドイツ、ハノーファー市のハノーファー専科大学と広島市立大学は、1997年に学術交流協定を締結している
大学ごとに枠制限のあるJASSOの奨学金を割り当ててもらった
交換留学体験記#00
2019.2-2020.2
一年間のドイツ交換留学を体験記を通じて振り返っていきます
主な目的は語学と異文化体験を通じた表現活動の実践。
けれど実際は、自分ゴトを見つけるため。やりたいコトを見つけるためでした。
「アーティストは“地域因子”に敏感に嗅ぎ取りそれに反応する」ことで町の姿を顕在化させる
地域資源の発掘、交流の場の創出にとどまらない創造性を感じる
このプロセスを研究対象に、「京島」を舞台にリサーチと実証を積み重ね、修論へ繋げていくのが筋道かなと。