れん🍉🏳️‍🌈🏳️‍⚧️

舞台が好き。最近2.5が気になりだして怖い。演劇界隈は沼しかありません。ヅカオタは辞め…

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舞台が好き。最近2.5が気になりだして怖い。演劇界隈は沼しかありません。ヅカオタは辞めました。

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固定された記事

歌舞伎との出会いと沼

小学生の頃、なぜかテレビで歌舞伎に出会うことの多かった生活を送っていました。深夜のEテレの歌舞伎の演目の放送、祖父母宅のBS放送で流れていた演目。ほとんど記憶にな…

Iメッセージになってるかわからないけど、今のうちに書いておきたい。

まだ私が1歳になる前に離婚した「夫」の嫌なところを延々聞かされるのが私は嫌だった。 何か私が悪いことをしてしまった時に、「そういうところが旦那/ばばあ(私の祖母)…

生きることって?

将来どんな大人になりたいですか? 10年後の自分像はどんなものですか? 学生時代に打ち込んだことはなんですか? あなたの強みは何ですか? 私にそんなものはないです。…

退団するということ⑤〜天華さんの退団に寄せて〜

天華さんの退団発表があった時、 まさか… という気持ちと、どこかストンと腑に落ちたような感覚と、それ以上にこれからが楽しみな気持ちとが湧き上がりました。 宝塚とい…

芸裏花横での桜プロ観劇

 初日の松プロを1階5列という神席で観た後に午後から桜プロを3等席で観ていた私。 (桜プロも1等席で観たい!滝夜叉姫様!!) ということで、チケットweb松竹で1等席を探…

感動を書き留めておく

大好きな常和紅葉ちゃん。 舞台のどこにいても、強くしなやかに輝く彼女が大好きです。 花組全国ツアーでも、たくさん素敵な姿を舞台で見せてくれて、とても感動の時間でし…

前置き。 創作に触れることが好きな私ですが、SCPというある種のホラー創作を読んだり動画で見たりするのが好きです。 その中のひとつに、「SCP-CN-647」というのがあり、…

三日月宗近の手紙と『刀剣乱舞歌舞伎』(観劇感想含む)

審神者になってもうすぐ1年。極の修行に何振も送り出した。 送り出した刀たちは、皆自分の修行のこと、修行先での思いや、帰ってくる前に自分の意思を手紙に認めて送ってく…

1ヶ月

5月18日。 あの日以来、思いを言葉にしようともうまく書けず、書いては消し書いては消し。 自分の中に何人もの自分がいて、それぞれのあいだに深い溝があるような、そんな…

聡い猫と頭痛

ここのところ、何が原因かよくわからない頭痛に見舞われている。薬か?あるいは寝不足?低気圧も関係しているのだろうか。 そんな時、猫というのは、日頃からだが、聡い生…

2023年六月大歌舞伎夜の部遠征

関西と違って、東京は常に何かしら歌舞伎がある。歌舞伎座なんか、ほぼ年中歌舞伎公演があり、関西在住の私からしたら非常に羨ましい劇場である。 今回は、私の好きな役者…

大好きなしどりゅー

しどりゅー。 星組の白馬の王子様だったあの頃から、『こうもり』新公でロイヤルな姿をタカニュで見たあの頃から、あなたはずっとずっと爽やかな風を吹かせる王子様でした…

退団するということ④

退団を決意したジェンヌさんの特有の煌めきは、それはきっと宝塚を愛しているからこその煌めきなのだ。 今年に入って強烈にそう思ったのが、星組東京遠征『ディミトリ』『…

2023.5.18〜5.21

備忘録 5/18 授業中に調べ物するためにPC開いた途端目に入った凶報。 まだ3人が倒れている、というだけの情報だった。 不安、恐怖、脳内を駆け回って、授業の話なんか頭…

押し付けがましくない文章って難しい

好きなことを書いていると、だんだん「好き」の気持ちが暴走して、自分でも 読みづれぇな って思うnoteが仕上がってしまう。 この前の明治座感想なんか、自分でも読んで…

『不死鳥よ 波濤を越えて』の感想レポ

小学5年生の夏に、片岡仁左衛門さんの『保名』を観て歌舞伎ファンになった私ですが、その翌年宝塚ファンになり、今年でありがたいことに研究科10年になりました。そんな私…

歌舞伎との出会いと沼

小学生の頃、なぜかテレビで歌舞伎に出会うことの多かった生活を送っていました。深夜のEテレの歌舞伎の演目の放送、祖父母宅のBS放送で流れていた演目。ほとんど記憶にないけれど、いつか観てみたいなぁとぼんやり思っていました。

そんな私が初めて歌舞伎を観に行ったのは、2013年のこと。母に連れられて当時小学5年生だった私が観に行ったのは、松竹座での七月大歌舞伎。『柳影澤螢火』と『保名』の二本立てでした。

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Iメッセージになってるかわからないけど、今のうちに書いておきたい。

まだ私が1歳になる前に離婚した「夫」の嫌なところを延々聞かされるのが私は嫌だった。

何か私が悪いことをしてしまった時に、「そういうところが旦那/ばばあ(私の祖母)/じじい(私の祖父)に似てて嫌やわ」と言われるのが私は嫌だった。

「何遍言っても、お前は出来ひんやつやな」と言われるのが私は嫌だった。

小学1年生の頃、言うことを聞かない私に対し、「言うこと聞けへんねやったら、ここから飛び降りて死ぬ

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生きることって?

将来どんな大人になりたいですか?
10年後の自分像はどんなものですか?

学生時代に打ち込んだことはなんですか?
あなたの強みは何ですか?

私にそんなものはないです。

そもそも、毎日毎日、ただただ当たり前のことに踠きながら、ひと時の推し活(観劇、ゲーム、動画視聴etc.)に身を委ね、過去や未来の苦しみから目を逸らしているだけの私が、誇れるような人間ではないことなんて明らかでしょう。

いつも死

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退団するということ⑤〜天華さんの退団に寄せて〜

天華さんの退団発表があった時、
まさか…
という気持ちと、どこかストンと腑に落ちたような感覚と、それ以上にこれからが楽しみな気持ちとが湧き上がりました。

宝塚という世界だけでは勿体無いくらいの表現力、誰もを魅了するダンス、甘美で包容力のある歌声、愛くるしいピカピカ笑顔。どこを切り取っても愛おしい役者さん。

人生初の、客席おりでのハイタッチを、天華さんにしてもらえて良かったと心から思っている今日

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芸裏花横での桜プロ観劇

 初日の松プロを1階5列という神席で観た後に午後から桜プロを3等席で観ていた私。
(桜プロも1等席で観たい!滝夜叉姫様!!)
ということで、チケットweb松竹で1等席を探す。

 口上で真横を壱太郎さんが通る席が良いなっ!
 …
 チケット確保ヨシ!

迎えた当日。席についてびっくり。

芸裏の花横じゃん!?!?!?

※チケットを買う際は、よく座席表を確認してから買いましょう。

初めての芸裏

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感動を書き留めておく

大好きな常和紅葉ちゃん。
舞台のどこにいても、強くしなやかに輝く彼女が大好きです。
花組全国ツアーでも、たくさん素敵な姿を舞台で見せてくれて、とても感動の時間でした。
その中でも、特に彼女のことで感動したことがあるので、書き留めておきます。

カンツォーネの場面。
大劇場・東京公演と同じ緑のお衣装ですが、髪のトーンが明るくなり、さらにアップスタイルの髪型になっていて、全ツ版も素敵!となりながら見て

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前置き。
創作に触れることが好きな私ですが、SCPというある種のホラー創作を読んだり動画で見たりするのが好きです。
その中のひとつに、「SCP-CN-647」というのがあり、今のネット社会の恐ろしさを描いているものがあります。翻訳版もあるので、良ければご覧ください。

ネットでも現実でも、何が真実かよくわからなくなってしまう。

今、私の愛する世界のふたつとも、そういう危機なのかなと思います。5月

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三日月宗近の手紙と『刀剣乱舞歌舞伎』(観劇感想含む)

審神者になってもうすぐ1年。極の修行に何振も送り出した。
送り出した刀たちは、皆自分の修行のこと、修行先での思いや、帰ってくる前に自分の意思を手紙に認めて送ってくる。
だけど、三日月宗近の手紙だけは、他の刀たちと毛色が違った。3通全部受け取った後、言い知れない切なさが微かに残った。何故彼は多くを語らないのだろう。確かに三日月宗近なら普段からあまり語らないがそれにしても。

千年の時を再び旅してきた

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1ヶ月

5月18日。
あの日以来、思いを言葉にしようともうまく書けず、書いては消し書いては消し。
自分の中に何人もの自分がいて、それぞれのあいだに深い溝があるような、そんな気持ちでずっと生きています。

ひと時の夢をくださった人。
嘘か本当かわからないスキャンダル。
失われたいのち。
どうしようもない深い傷。
界隈の中に垣間見えた、ハラスメントやメンタルケアの相談口の少なさ。
不明な問題の所在。

許す、

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聡い猫と頭痛

ここのところ、何が原因かよくわからない頭痛に見舞われている。薬か?あるいは寝不足?低気圧も関係しているのだろうか。

そんな時、猫というのは、日頃からだが、聡い生き物だ。頭痛で突っ伏している下僕の側にやってきて、大丈夫か?と問うようにこちらを見つめている。時には背中に乗ってきてくれて痛みを和らげてくれる。
本猫にその気があるのかどうかは詳しくは分からないが、ニンゲンの様子がおかしい時は決まって見守

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2023年六月大歌舞伎夜の部遠征

2023年六月大歌舞伎夜の部遠征

関西と違って、東京は常に何かしら歌舞伎がある。歌舞伎座なんか、ほぼ年中歌舞伎公演があり、関西在住の私からしたら非常に羨ましい劇場である。
今回は、私の好きな役者さんお二人が兄妹役というのもあって、是非とも観に行きたい作品だったため、宙組東京宝塚劇場公演の遠征と併せて観に行った。ちなみに、宙組公演は前楽のマチネということもあって、退団者の皆様を観て大号泣しながら見終わった。

『義経千本桜』より『木

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大好きなしどりゅー

しどりゅー。

星組の白馬の王子様だったあの頃から、『こうもり』新公でロイヤルな姿をタカニュで見たあの頃から、あなたはずっとずっと爽やかな風を吹かせる王子様でした。
爽やかなだけでなく、えと文での文章や絵から伝わる優しさとファン思いの人柄にも心惹かれました。

組替えが決まった時、宙組での活躍が楽しみな反面、寂しさが募りました。

パンデミックの最中の『アナスタシア』。楽しそうに舞台に立ってお芝居

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退団するということ④

退団を決意したジェンヌさんの特有の煌めきは、それはきっと宝塚を愛しているからこその煌めきなのだ。

今年に入って強烈にそう思ったのが、星組東京遠征『ディミトリ』『ジャガー・ビート』でのこと。
泊まりがけで3公演連続観劇していた、その2公演目、ありがたいことに人生初のタケノコ席に座らせていただきました。
その席は、ちょうどショーのプロローグで、星組の錚々たる顔ぶれが銀橋にずらっと並ぶ時に、目の前に遥

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2023.5.18〜5.21

備忘録

5/18

授業中に調べ物するためにPC開いた途端目に入った凶報。
まだ3人が倒れている、というだけの情報だった。
不安、恐怖、脳内を駆け回って、授業の話なんか頭に入ってこなかった。
昼休み。どんどん情報が出てくる。訃報、意識朦朧…
何も知らない憶測でのツイートの数々、困惑や悲痛なツイートの数々。

息ができない。涙が止まらない。そんな中で何故かかかってくるインターンシップの案内の電話。

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押し付けがましくない文章って難しい

好きなことを書いていると、だんだん「好き」の気持ちが暴走して、自分でも

読みづれぇな

って思うnoteが仕上がってしまう。

この前の明治座感想なんか、自分でも読んでてヤバいと思った。
押し付けがましく感じる人もいるのかな、って、ふと思った。

文章の押し付けがましさってなんだろう。
こうだよね!?そうだよね!?(圧)
な文章ばっかり書いてる私にしてみたら、Twitterはともかく、noteの

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『不死鳥よ 波濤を越えて』の感想レポ

『不死鳥よ 波濤を越えて』の感想レポ

小学5年生の夏に、片岡仁左衛門さんの『保名』を観て歌舞伎ファンになった私ですが、その翌年宝塚ファンになり、今年でありがたいことに研究科10年になりました。そんな私の宝塚大劇場観劇デビュー作品は、2014年の宙組大劇場公演『ベルサイユのばら-オスカル編-』。もともと原作の漫画が大好きで、宝塚を好きになるきっかけも、NHKで特別放送されていた1991年の『ベルサイユのばら-オスカル編-』。そんな私のオ

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