「自分らしく活きる」時代に年功序列の組織は必要ないです
あなたの会社に年功序列は残っていますか?
年功序列とは
⚫︎人を育てる期間はどのくらい?
昔は定年、30年、20年、10年と段々短くなってきていますが、最近は3~5年の周期で転職するイメージになってきています。
という質問に対して、「3年以上」という会社では人は働きたくないと思ってしまうようです。
人出不足が業種問わず課題として上がりますが、その原因の一つとして1人前の基準が高すぎて応募されないというところがあります。
1人前になるまで給与があがらず、その年数を働きたいと思いますか。
3年ならまだいいかもしれませんが、仕事によっては10年という会社もあったりするのでそこに自分の時間を注ぎたいとは思えないです。
昔から1人前の基準は満遍なく仕事ができることが求められていて、様々な経験を積んでいくことで1人前になれると考えられてきました。
ただそうなると器用貧乏の人材ばかりが育ってしまい、いざ改革を推し進めたい時に推進力が低くなってしまいます。
それよりもスペシャリストの集団を作った方が推進力が高く、改革のスピードがあがります。
その分苦手な部分もでてきますが、それはチームで補っていく、そんな発想が今でてきています。
⚫︎年功序列を辞めませんか?
このように今は個の力を伸ばすことが、1人前の基準を下げることができ、早い段階で戦力になるのです。
しかし・・・
合理的であり、今の時代にあったやり方ではありますが、これをやりたくてもできない会社あります。
できない理由は「今までの年功序列の組織を崩す」ことです。
長く働くことで、会社に貢献し尽くしてきた人たちにメスをいれることを躊躇するからです。
当然仕組みを変えたところで、仕事としての能力があれば問題ないです。
しかし、必ずしも全員がそうではありません。
リストラという言葉は近年よく聞きますが、大企業ならわかりますが中小企業にとってはそんな簡単にいかないようです。
そのため改革スピードが遅れ、以前までの体制を続けており、その結果新しい風をふかすことができず、人材がはいってこない、そのため業績上がらず利益もでず。
自分の知り合いの経営者の方でもこの悩みをよく聞きます。
年功序列の仕組みは安全、安心を生みますが、人の成長を止める仕組みでもあります。
理由としては会社に依存が生まれてしまい、自分の人生を考えなくなってしまうからです。
そのため「自分らしく活きる」人が生まれにくいです。
キャリア志向を抱くようになってきており、自分らしく活きる時代の今の世の中の流れを見た時、年功序列の会社の経営者の方、もしくは所属している方は見直す時です。
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