「好き」から見つける仕事。
――無名人インタビューの記事を読むと、これまで僕は好きなことを好きなようにやってきたんだなと、と変な感想を持ちました。そして、その「好き」の延長線上で今、仕事をしていることに気付きました。
人生は物語。
どうも横山黎です。
作家、木の家ゲストハウスマネージャー、FMぱるるんのラジオ番組「Dream Dream Dream」のパーソナリティーとして活動しています。
今回は「『好き』から見つける仕事」というテーマで話していこうと思います。
🏨無名人インタビューの記事公開!
本題に入る前に、お知らせさせてください。本日、7月29日、僕が受けた「無名人インタビュー」の記事が公開されました。
「無名人インタビュー」は「有名人だから面白いんじゃない。人は誰でも素晴らしく面白い」をコンセプトに、年間300人に無料でインタビューしているnoteのプロジェクトです。申し込みすれば誰でもインタビューを受けることができて、それを記事にしてくれるのです。
結構前から気になっていたんですが、タイミングを逃し続けていました。2ヶ月くらい前に急に思い立ち、申し込みをして、先月インタビューを受けました。そして、来る今日、ついにインタビュー記事が公開されたというわけです。
僕の過去、今、そして未来を語りました。今語れることを全部語りました。1万字を超えるインタビュー記事になっています。お時間あるとき、ちらっとのぞいてみてください。
🏨明日はキャリア教育の授業
さて、明日の朝、僕はキャリア教育の授業をしにいってきます。中学2年生を相手に、仕事について語ります。今回の記事では、明日に向けて、自分の頭の整理のためにも話す内容を残しておこうと思います。
そもそもなんで僕がキャリア教育の授業の講師として呼ばれたかというと、ご縁でした。最初から話し出すと長くなるから割愛しますが、今回のキャリア教育の授業のプログラムをコーディネートしている方と知り合いでして、以前、その方に「キャリア教育の授業に興味があります!」と伝えたところ、本当に誘いの声がかかったというわけです。
講師は全部で14名。対象は中学2年生。総勢200人くらいが14の教室に分かれて、講師の話を2人分聴くという流れです。つまり、僕は2回、機会を与えられているというわけです。
持ち時間は40分。特に制限はありません。今の仕事のことに関して語ればいいのです。久しぶりにちゃんと話す機会を与えられて興奮で心が震えていたんですが、何せ最近いろいろと忙しく準備がほぼできていない状況でして、今や不安で膝が震えています。
とはいえ、その不安は、いわば一抹の不安です。
大学時代に教育実習で教壇に立ったこともあるし、ビブリオバトルで全国大会の舞台に立ったことがあるし、自分の卒業研究について1時間語るというトークイベントも開催した経験もある。人前で話す場数は踏んできたので、それを頼りに、明日も登壇するつもりです。
さて、いろいろ考えた結果、僕が明日掲げるテーマは「『好き』から見つける仕事」にしました。
🏨「好き」から見つける仕事
無名人インタビューの記事を読むと、これまで僕は好きなことを好きなようにやってきたんだなと、と変な感想を持ちました。そして、その「好き」の延長線上で今、仕事をしていることに気付きました。
幼稚園児の頃に絵を描くことをはじめ創作の魅力を知り、演劇や音楽や動画など様々な創作を趣味レベルで味見していって、辿り着いたのは「物語」でした。物語をつくることにいちばんの関心が集まっていると知ったのです。
だからこそ今、僕は作家として本を出したし、noteを書き続けているし、今度職場の木の家ゲストハウスを舞台に謎解きイベントのシナリオを担当しています。
今のメインの仕事の木の家ゲストハウスも、ラジオパーソナリティーの仕事も、全てのはじまりは自分のなかにある「好き」という感情でした。
好きなことをして生きていくって難しいことではあるけれど、やりたくないことをやり続ける人生を送るよりも豊かに生き方ができるはずと信じています。「好き」を動機に生きた果て、手放したくないほど愛着のある今があるのは事実。
だからこそ、僕は「『好き』から見つける仕事」を語る意義があると思うのです。そして、それを僕が語る意味があると思うのです。
……ということで、明日はそんな話をしていきます。今まで経験して得た知見を活かしながら、中学生たちにメッセージを伝えにいきます。ひとつでも多くの感動を生み出せたらいいな。
この記事の最後に、明日の授業に向けたメモ書きを残しておきます。振り返りは明日の記事で書きますね。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
20240729 横山黎
【キャリア教育の授業の構想メモ】
テーマ
「『好き』から見つける仕事」
【対象】
中学2年生
【人数】
前半:13人
後半:15人
【時間】
40分
【こだわり】
・入り口で共感。途中で裏切り。出口で感動。
・スライドを使わない。黒板、ホワイトボードで演出。
・グループ活動を取り入れる。(双方向的な時間に)
【流れ】
◆導入(3分)
◯ガイダンス「好きなこと」(2分)
・テーマ「『好き』から見つける仕事」
◯メリット提示(1分)
「自分の好きなことから仕事を見つける視点を持てる。」
◆自己紹介(12分)
◯自己紹介(5分)
・作家
・木の家ゲストハウスマネージャー
・ラジオパーソナリティー
◯学生時代(2分)
・演劇部(中学生)
・文芸部(高校生)
・ビブリオバトル(大学生)
◯ビブリオバトル(5分)
・『ロマンスの辞典』(前半グループに紹介)
・『告白撃』(後半グループに紹介)
◆「好き」から見つける仕事(22分)
◯好きなこと(5分)
例示↓↓↓
◯好きなこと
・物語をつくる
・読書
・思いを伝える
・人とわいわいする
・人の話を聴く
※グループディスカッション
◯「仕事って?」(5分)
→誰かを喜ばせること。
◯誰かが喜ぶこと(6分)
例示↓↓↓
・感動的な物語をつくる。
・本が売れるように紹介する。
・交流できる場所をつくる。
・インタビューする。
※グループディスカッション
◯「好き」から仕事を見つける(6分)
例示↓↓↓
① 作家
② ゲストハウス
③ ラジオパーソナリティー
※グループディスカッション
◆クロージング(3分)
◯メッセージ(3分)
中学卒業まであと1年、高校卒業まであと4年、大学卒業まであと8年。その間に、自分の「好き」をたくさんつくってみてください。
【板書計画】
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