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サイバーエージェントなど、数多くのインターンで優勝した僕が、「日本の伝統的大企業」を選んだわけ/Z世代が考える日本の勝ち筋/Re:Generation代表 右近宣人

「日本を勝たせる人になる」ため、大企業に意思決定。僕は、「日本株式会社」に就職した。

インタビュアー:
右近さんは、NPO法人の経営者を務められ、メガベンチャーのインターンなどで多くの優勝をされています。しかし、最終的には、「日本の伝統的な大企業」をファーストキャリアに選択されています。その意図はなんですか?

右近:
本気で、「日本を勝たせたい、日本を勝たせる人になりたい」と思ったためです。僕は、ある伝統的な大企業に入社をしていますが、気持ちは、「日本株式会社」という、日本全体に就職をした視点・気分を持っています。

就活を通して、さまざまな企業様のインターン・説明会に参加させていただき、人事・社員の方々にもお会いさせていただきました。様々な会社からオファーをいただき、結果、現在の会社に意思決定をさせていただきました。

「大人たちの本気」に惹かれた。新規事業開発の専門家としてキャリアを進めることを決意し、内定承諾。スタートアップの設立へ。

インタビュアー:
様々な会社の中から、現在の会社に意思決定をされた理由はなんですか??

右近:
最後は直感でした。しかし、今思うと、「大人たちの本気を見た」ことが決め手になったなと感じています。現在の会社は、いわゆる「伝統的な日本の大企業」です。最初は、就活サイトを通して、スカウトをいただき、選考会を経て、新規事業開発系の長期インターンという形で、参画させていただきました。

「これからの時代は何が起こるかわからない。新規事業への投資を加速させ、会社の次の事業を創り、会社の基盤を強靭なものにしたい。」というものが採用の主旨であり、入社後の配属・キャリアを新規事業開発に確約していただけるとのことでした。

例えば、鉄道会社さんでしたら、人口減少によって、利用人数が減少していくことが目に見えています。また、リモートワークの普及によって、通勤利用も減少していくでしょう。そのような中で、「鉄道事業に新しい価値を生み出せる人、別事業を立ち上げ、本業とシナジーを生み出すことができる人を必要としている。」といった感じです。例えばですが。

最初は、表面的なリップサービス的なものかと思いました。しかし、最前線で頑張る、優秀なビジネスマンの方々を見て、「がんばる大人ってかっこいい」と純粋に思いました。ここに飛び込んでみたら、何か新しいこと価値を生み出せそうだと感じ、意思決定をさせていただいた次第です。

実際に、初期配属から、新規事業開発を担当させていただいてます。上司の方々も、本当に優秀で、それぞれが自分の経験から独自の価値を出すことができる方々です。スタートアップを自身で設立する許可もいただき、本当におもしろいことをさせていただいているなと感じています。

大企業が成功したモデルケースを創りたい。そのモデルケースを横展開することで、日本を勝たせる人になりたい。

インタビュアー:
普段はロジカルな印象の右近さんが、熱い思いを持っておられることを知って、私も胸が熱くなりました。これから、どのようなことに挑戦されたいとお考えですか?

右近:
僕は、結局、日本は大企業だなと思っています。「大企業の人たちが、どのようなビジョンや戦略を描き、実行をしていくのか?その中で、どのような事業を必要とし、場合として、スタートアップと協業をするのか?」が重要になってくる。その時に大事になるのは、「大企業の中に、強い変革者人財と経営者人財の性質を兼ね備えた人財がいること」だと考えています。

新しい価値を生み出し、変革を進めるだけではダメで、既存の事業との投資バランスや、シナジーなどを見極めながら、中長期的に会社を大きくすることができる人財が必要です。その「①変革者人財と経営者人財を兼ね備えた人財になること。②そして、大企業の成功モデルケースを開発・横展開し、日本全体を元気にし、勝たせること。」が私の挑戦していきたいことです。

人事部からスタートアップ設立の許可・応援をいただき、日本なりのモデルケースをつくることができる座組みができました。あとは私がどれだけ頑張るかです。掲げた志を実現することができるよう、邁進していきます。

インタビュアー:
「変革者人財×経営者人財になり、大企業のモデルケースを横展開することで、日本を勝たせる」というストーリーが非常に心惹かれました。大変お忙しい中、ありがとうございました。

右近:
ありがとうございました。


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