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余談的小売文化論

「知性ある消費」をテーマに、現代の消費行動や理想論と現実的な問題のギャップについて考え、言語化しています。「正解」を語るのではなく、読み手が自分なりの正解を見出すための一助になる…
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#店舗

「平成ベストセレクション」マガジンを作りました

「平成ベストセレクション」マガジンを作りました

2017年に有料マガジンをはじめて、早くも2年近くが経ちました。

『余談的小売文化論』に格納した記事数も200本を超え、少しずつ少しずつ、読んでくださる方の数が増加していくことに嬉しさを感じながら、これまで続けてくることができました。

ただ、アーカイブが増えてくると最近マガジンを読み始めてくださった方から『過去の記事は読めないのですか』とお問い合わせいただくことも増え(今月購読をはじめた場合先

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いい体験には「横の感動」がある

いい体験には「横の感動」がある

『店舗は体験の場になる』といたるところで言われているが、具体的にどんな体験に私たちは感動し、ブランドのファンになっていくのだろうか。

インスタ映えする綺麗な空間を作ること?
新しいテクノロジーを活用すること?
商品を実際に試せること?

私たちがブランド視点で『体験』を考えるときはこうした手段を思い浮かべがちだが、実際に自分が感動した体験を思い返してみると、そこに共通しているのは『横の感動』なの

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「日本的なる」戦い方

「日本的なる」戦い方

日々海外ニュースを追っている中で感じるのが、『米中と正面から戦っても仕方ないよな』ということです。

アメリカならGAFA、中国ならアリババとテンセント。

彼らの動きはとてもスピーディーで、無人店舗やニューリテール、キャッシュレスなどちょっと目を離しただけで新しい技術や店舗が次々と生まれ、そのダイナミックなスピード感に、記事を読むたび驚かされます。

さらにそうしたプラットフォームを活用した新し

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『店舗』というメディアの意義は、異世界へのなめらかな移動にある

『店舗』というメディアの意義は、異世界へのなめらかな移動にある

『店舗はメディアである』と言い続けて早7年以上が経ちますが、『メディア』の中でも私が好きなのは店舗や雑誌、本といったフィジカルなメディア。

こうした身体的接触性の高いメディアがWebメディアやアプリなどのデジタルメディアと大きく異なるところは、あとから削除や修正がしづらい『不可逆性』にあるのではないか、ということに最近気づきました。

IT出身の人とメーカーや小売などリアルなものを扱ってきた人と

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【Vol.0】韓国視察レポート「今、私たちが学ぶべき韓国のリアル」マガジン連載はじめます!

【Vol.0】韓国視察レポート「今、私たちが学ぶべき韓国のリアル」マガジン連載はじめます!

Twitterでもギャーギャーお伝えしていましたが、9/1〜2で韓国の注目ショップを巡る旅をしてきました!

今回の視察旅行では、 #店舗メディア コミュニティのSlack上に #korea_report というチャンネルを作ってリアルタイムに行った場所や気づき、聞いた話などをガンガンアップしていたところ、それが大反響!

もともとコミュニティ内で軽くシェアできればいいかなという程度のテンションで

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今、求められている『ストーリー』とは何か

今、求められている『ストーリー』とは何か

大学進学で上京して以来10年以上テレビを持っていない私ですが、この1、2年はなんだかんだでドラマを中心にテレビを見る機会が増えました。

スマホで視聴できる環境が整い、NetFlixをはじめ有料課金コンテンツが当たり前になったことで、これまでテレビを持っていなかった層が逆にお金を払ってでもテレビ番組を観たいと思うようになってきているという流れは面白いなと我ながら思っています。

特に最近は『半分、

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IKEAはなぜ体験型店舗の成功を維持できなかったか?

IKEAはなぜ体験型店舗の成功を維持できなかったか?

先日『IKEAはなぜ勢いがなくなったのだと思いますか?』という質問を受け、思わず考え込んでしまいました。

モノよりコト、まずは世界観で魅了するといったことはいろんなところで語られていますが、IKEAは何年も前からそれを取り入れているんですよね。

5年ほど前までは飛ぶ鳥落とす勢いで、SNSマーケティングの成功事例としてもよく語られていたIKEAですが、最近は海外ニュースを見ていても暗い話題ばかり

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すべては、フェスになる。

つい先日開催されていたほぼ日の「生活のたのしみ展」の話をしていたときに、『これから出店先はフェスになっていくよね』という結論になったのですが、今日はそのことについて考えてみたいと思います。

ここ数年でハンドメイドマーケットをはじめとするフェス型の販売イベントが増えてきました。

個人的に、こうした動きがすごいと思うのは、普段であれば出店しても価値がないところに祭りをつくることで人を集め、経済を動

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ものを通してつながり、売ることで世界を広げるということ

ものを通してつながり、売ることで世界を広げるということ

「店舗メディアの作り方」マガジンのSlackで、昨日のnoteにも書いたわざわざの平田さんのことを書いていたら、ALL YOURSの木村さんから「ちょうど明日うちのお店にいらっしゃいますよ」とコメントが!

え〜!そんな偶然ある!?これはもはや運命なのでは!?ということで、お言葉に甘えてのこのこ池尻大橋にあるALL YOURSの店舗まで行ってきました。

ALL YOURSさんは、前に有料マガジン

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スマートスピーカー・Sonosが表現する未来のライフスタイル #リテールスタートアップ研究

スマートスピーカー・Sonosが表現する未来のライフスタイル #リテールスタートアップ研究

今週も気になったリテールスタートアップを取り上げていきます!

ちょうど最近「これからの小売を考える上で必読の書になる!」と紹介した本があるのですが、その中で紹介されていて特に気になったのがスマートスピーカーのSonosでした。

(表紙画像: sonos blog)

2002年に創業したSonosはもともとワイヤレススピーカーとして人気が高く、Apple Storeでも取り扱われるほどスタイリ

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これからの小売を考える上での必読書に出会った話。

これからの小売を考える上での必読書に出会った話。

意気揚々と「店舗メディアの作り方」という月額マガジンをはじめたのですが、うっかりさんなので単品マガジンで作ってしまい、落ち込んだりもしたけれど私は元気です。(すでに購入してくださった方には別途ご案内のご連絡します!)

まあミスしてしまったのは仕方ないので、気を取り直してマガジンはじめたらすぐに書こう!と思っていたことを書きます!

それは数日前のこと。

NewsPicks編集部のまわりをうろう

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「気持ちよくお金を払えるポイント」をどれだけ作れるか

「気持ちよくお金を払えるポイント」をどれだけ作れるか

小売業、その中でも特に実店舗が好きな私にとって、「店舗経営」は常に興味の尽きないテーマです。

とはいえ自分の資本で店舗を経営した経験はないので、無責任にあれやこれや言っているだけではあるのですが、最近の私は「キャッシュポイントをどれだけ多く作るか」についてよく考えています。

キャッシュポイントが多いということは、その場を楽しむための方法に多様性があるということだと思うからです。

例えば、小売

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銀座の一等地に「何でもあり」な空間を作る。1㎡単位で1日から貸し出すSTAND GINZA/80 #ブランドインタビューリレー

銀座の一等地に「何でもあり」な空間を作る。1㎡単位で1日から貸し出すSTAND GINZA/80 #ブランドインタビューリレー

#ブランドインタビューリレーは 、「新しい作り方・届け方」を模索するブランドにインタビューし、これからの小売のあり方を考察していくシリーズです。
今回は、銀座で1㎡から借りられるマーケットスペース・STAND GINZA /80を企画するTOKYObetaの江口晋太朗さんにお話を伺ってきました。

<目次>
1.銀座の土地が1㎡から借りられる!?STAND GINZA/ 80が誕生するまで
2.「分

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