Masayuki Saka

Physical therapist/ PhD/ English learner ヒト…

Masayuki Saka

Physical therapist/ PhD/ English learner ヒトの体をみて、論文を読んで、経験を通じて学んだことや考えたことを書き綴ります。 大学卒業当時の自分がワクワクする内容にできたら。 https://lit.link/en/masayukisaka

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記事一覧

固定された記事

TOKYO2020で得たもの

この内容を記事に残すかどうかに関しては、すごく迷いました。そして、書き始めた今でもその迷いはあります。それでも書こうと思うのは、素晴らしい経験をすることができた…

Masayuki Saka
2年前
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大学卒業後の進路について

こちらは2023年5月7日、深夜の酔っぱらいの戯言です。 今、ちょっとだけ酔っ払いながら当時のことを言う。99%の人にとってはどうでもいいことだ。それでも、進路に悩む1%…

Masayuki Saka
1年前

テニス肘に対して疼痛軽減効果を期待できる物理療法は?

長引く肘の痛み、 その解決にお役立て頂けたら。 羊土社編集部の方に許可を頂きましたので、 ホームページで公開中の内容を紹介します。 @Yodosha_med この内容はTwitter…

Masayuki Saka
1年前
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理学療法京都に寄稿した総説論文とその後

最近、理学療法京都に寄稿した総説論文が公表されました。 タイトルは「腱板断裂患者に対する理学療法 : 上腕骨頭異常運動の修正に焦点を当てた評価と治療」です。 私の手…

Masayuki Saka
1年前
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これまでの取り組み:2022年度を終えて

本日は2022年度までに行った取り組みを整理してみました。なぜこんなことをするか、というのは過去に書いた時と概ね変わらず。 早速ですが、①論文、②学会発表、③書籍分…

Masayuki Saka
1年前
2

クリエイティブな空間を求めて

本日は立川に買い物の用事があり、そのついでにPC作業ができる空間を求めてOneSelF立川店に足を運びました。今回で2回目?3回目?の利用です。コワーキングスペースに加え…

Masayuki Saka
1年前
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4月14日発刊書籍プレゼント企画

※こちらのプレゼント企画は終了しました。 こんにちは。書籍「臨床の疑問に答える軟部組織の障害と理学療法」の編集を担当いたしました坂雅之(@SakamasPT)です。 羊土…

Masayuki Saka
1年前
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編集デビュー作の発刊日が決まりました!

ついに、編集を担当した書籍の発刊予定日が決まりました! 臨床の疑問に答える軟部組織の障害と理学療法 解剖と病態の理解に基づく評価と治療 坂 雅之,大路駿介/編 202…

Masayuki Saka
1年前
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テニス肘に関する過去ツイートを振り返る#3

外側上顆症について原稿を執筆することになり、テニス肘に関する過去のつぶやきを振り返ってきました。今回が最終回の第3回目で、2020年と2021年のテニス肘に関するツイー…

Masayuki Saka
2年前
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テニス肘に関する過去ツイートを振り返る #2

こんにちは。このノートにアクセスして頂きありがとうございます。どんな人が書いているんだろう?と思いましたら、これまでの取り組みを整理した以下のページを見て頂けた…

Masayuki Saka
2年前
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テニス肘に関する過去ツイートを振り返る #1

こんにちは。このノートにアクセスして頂きありがとうございます。どんな人が書いているんだろう?と思いましたら、これまでの取り組みを整理した以下のページを見て頂けた…

Masayuki Saka
2年前
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これまでの取り組み:2021年編

今日は訳あって、研究業績についてまとめてみました。今までどこかでまとめないとと思いつつもほったらかしにしていたのですが、なぜこのタイミングなのかと言うと、大学教…

Masayuki Saka
2年前
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英語で伝える物理療法(HVPC, IFC, ShockWave)

目の前の外国人アスリート、患者さんに対して、物理療法を行いたい。 (あれ、でも英語ではなんて言ったらいいんだろこれ???) 今日は、私と同じような悩みでお困りの…

Masayuki Saka
3年前
3

英語で伝える下肢運動機能評価

今回は、運動機能障害症候群(Movement system impairment syndrome)の評価を復習したかったのと、それを英語対応の患者さんに使えるようにしたいとのねらいで、以下の動…

Masayuki Saka
3年前
2

英語で伝えるFMS

今回は、英語対応の患者さんにFMSの代表的なテストを行って頂く際、どのように伝えたら良いか学びました。以下の書籍や動画を参考にスクリプトを作成したのですが、こんな…

Masayuki Saka
3年前
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英語で伝えるACL再建術後競技復帰のためのファンクショナルテスト

Photo by Clem Onojeghuo on Unsplash 本日はACL再建術後のアスリートに対し、競技復帰を許可できるかのテストに関する英語表現を学びました。論文やyoutube動画も参考に…

Masayuki Saka
3年前
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TOKYO2020で得たもの

TOKYO2020で得たもの

この内容を記事に残すかどうかに関しては、すごく迷いました。そして、書き始めた今でもその迷いはあります。それでも書こうと思うのは、素晴らしい経験をすることができたことに対して、それをサポートしてくださった方々に感謝の気持ちを表したい、同じようなことに興味を持つ方にとって何かしらの参考になってほしい、同じような経験をした方が振り返るきっかけになってほしい、そんなことを考えたからです。

2021年7月

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大学卒業後の進路について

大学卒業後の進路について

こちらは2023年5月7日、深夜の酔っぱらいの戯言です。

今、ちょっとだけ酔っ払いながら当時のことを言う。99%の人にとってはどうでもいいことだ。それでも、進路に悩む1%の学生には届けたい話ではある。

当時大学4年生だった私にとって、通常どおり臨床に出て働くか、大学院に進学するかは、すごく悩むところだった。と言うより、将来的にスポーツ整形領域に進むかさえも悩みの種だった。

なぜかと言うと

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テニス肘に対して疼痛軽減効果を期待できる物理療法は?

テニス肘に対して疼痛軽減効果を期待できる物理療法は?

長引く肘の痛み、 その解決にお役立て頂けたら。 羊土社編集部の方に許可を頂きましたので、 ホームページで公開中の内容を紹介します。

@Yodosha_med

この内容はTwitterでも公開済みです↓

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第4章肘 4徒手療法・物理療法・運動療法の選択

外側上顆症に対する物理療法に期待される効果

超音波療法には短期的な疼痛軽減効果があるかもしれないが、安静やその他の治療と比較して優れ

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理学療法京都に寄稿した総説論文とその後

理学療法京都に寄稿した総説論文とその後

最近、理学療法京都に寄稿した総説論文が公表されました。
タイトルは「腱板断裂患者に対する理学療法 : 上腕骨頭異常運動の修正に焦点を当てた評価と治療」です。

私の手元には4月に届いていましたので、別刷を身近な人や興味を持って頂いた方にお渡ししました。

読んで頂いた方から嬉しくなっちゃうコメントを頂きましたので、共有させていただきます。

なんと中には和菓子を送ってくださる方まで。。
こちらは私

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これまでの取り組み:2022年度を終えて

これまでの取り組み:2022年度を終えて

本日は2022年度までに行った取り組みを整理してみました。なぜこんなことをするか、というのは過去に書いた時と概ね変わらず。

早速ですが、①論文、②学会発表、③書籍分担執筆、④総説、⑤講演・シンポジウム・座長の順に整理して、最後に⑦2022年度に担当した研修会・セミナーを紹介します。

論文Saka M, Yamauchi H, Yoshioka T, Hamada H, Gamada K. Sc

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クリエイティブな空間を求めて

クリエイティブな空間を求めて

本日は立川に買い物の用事があり、そのついでにPC作業ができる空間を求めてOneSelF立川店に足を運びました。今回で2回目?3回目?の利用です。コワーキングスペースに加え、パーソナルトレーニングとして利用もできるという特別な空間です。

立川にはカフェもたくさんありますが、もちろん、常に座席を確保できるという保証はありません。運よく座れたとしても、スペースが狭くてPC作業をするのには居心地が悪いと

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4月14日発刊書籍プレゼント企画

4月14日発刊書籍プレゼント企画

※こちらのプレゼント企画は終了しました。

こんにちは。書籍「臨床の疑問に答える軟部組織の障害と理学療法」の編集を担当いたしました坂雅之(@SakamasPT)です。

羊土社の担当の方とお話を進め、この度新刊書籍のプレゼント企画を行う運びとなりました。

こちらの書籍です↓

せっかくよい書籍ができあがったのだから、この本を欲しいと思っている方に、必要としている方に是非とも読んでいただきたい。

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編集デビュー作の発刊日が決まりました!

編集デビュー作の発刊日が決まりました!

ついに、編集を担当した書籍の発刊予定日が決まりました!

臨床の疑問に答える軟部組織の障害と理学療法
解剖と病態の理解に基づく評価と治療
坂 雅之,大路駿介/編
2023年04月14日発行

本日はいち早く皆さまに情報をお届けしたいと思い、こちらのnoteを利用して第1回目の紹介ページを書いています。何回シリーズになるかは分かりませんが、羊土社の編集部の方と相談の上、本書籍のことを伝えられる範囲で

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テニス肘に関する過去ツイートを振り返る#3

テニス肘に関する過去ツイートを振り返る#3

外側上顆症について原稿を執筆することになり、テニス肘に関する過去のつぶやきを振り返ってきました。今回が最終回の第3回目で、2020年と2021年のテニス肘に関するツイートを取り上げます。第1回、第2回は以下のリンクから読むことができます。

話は脱線しますが、今回3つの記事を書く中で、いくつか作業効率を上げる方法を発見しました。その1つは、ロジクールのマウスのサイドボタンにコピーと貼り付けを割り当

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テニス肘に関する過去ツイートを振り返る #2

テニス肘に関する過去ツイートを振り返る #2

こんにちは。このノートにアクセスして頂きありがとうございます。どんな人が書いているんだろう?と思いましたら、これまでの取り組みを整理した以下のページを見て頂けたらと思います。どんなことに興味を持ち、どんなことを学んできたのか覗くことができます。

最近、来年出版予定の書籍の編集を担当することになり、共同編集者の方や出版社の方と打ち合わせをしたり、見本原稿の作成に取り組んだりしております。特に整形外

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テニス肘に関する過去ツイートを振り返る #1

テニス肘に関する過去ツイートを振り返る #1

こんにちは。このノートにアクセスして頂きありがとうございます。どんな人が書いているんだろう?と思いましたら、これまでの取り組みを整理した以下のページを見て頂けたらと思います。どんなことに興味を持ち、どんなことを学んできたのか覗くことができます。

最近、来年出版予定の書籍の編集を担当することになり、共同編集者の方や出版社の方と打ち合わせをしたり、見本原稿の作成に取り組んだりしております。特に整形外

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これまでの取り組み:2021年編

これまでの取り組み:2021年編

今日は訳あって、研究業績についてまとめてみました。今までどこかでまとめないとと思いつつもほったらかしにしていたのですが、なぜこのタイミングなのかと言うと、大学教員を目指すとかそういったものではなく、これから一緒にお仕事をするであろう方々に、参考になる情報を提示しておきたいと考えたからです。

例えば、こちらから「一緒に書籍を書いてみませんか?」とお願いする機会があった時に、得体の知れない人からより

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英語で伝える物理療法(HVPC, IFC, ShockWave)

英語で伝える物理療法(HVPC, IFC, ShockWave)

目の前の外国人アスリート、患者さんに対して、物理療法を行いたい。

(あれ、でも英語ではなんて言ったらいいんだろこれ???)

今日は、私と同じような悩みでお困りの方に、私と同じように英語を学習中の方に、少しでもヒントになる表現をお届けしたいと思います。

本日扱う治療法はハイボルテージ、干渉波、拡散型圧力波の3つで、動画を参考にスクリプトを作成し、フィリピンPTとのオンライン英会話で添削してもら

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英語で伝える下肢運動機能評価

英語で伝える下肢運動機能評価

今回は、運動機能障害症候群(Movement system impairment syndrome)の評価を復習したかったのと、それを英語対応の患者さんに使えるようにしたいとのねらいで、以下の動画を参考に、いくつかのテストに関する英語表現を学びました。

講師はMaiko Morotani先生。5年ほど前でしょうか、performance in motionのセミナーでRobbieの通訳と実技指導

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英語で伝えるFMS

英語で伝えるFMS

今回は、英語対応の患者さんにFMSの代表的なテストを行って頂く際、どのように伝えたら良いか学びました。以下の書籍や動画を参考にスクリプトを作成したのですが、こんな説明絶対覚えられないしもうちょっと口語的というかコミュニケーション向けな表現にできないものかと思いながらオンライン英会話に臨み…

「こう言った方が簡単でしょ?」とのフィードバックを受け…

結果、以下に紹介するように、ものの見事に簡潔な

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英語で伝えるACL再建術後競技復帰のためのファンクショナルテスト

英語で伝えるACL再建術後競技復帰のためのファンクショナルテスト

Photo by Clem Onojeghuo on Unsplash

本日はACL再建術後のアスリートに対し、競技復帰を許可できるかのテストに関する英語表現を学びました。論文やyoutube動画も参考にしつつスクリプトを作成したのですが、どうしても書き言葉と話し言葉には違いがあったり、誰に対して説明をするかによって表現が変わったりで、結局「こう言ったらいいよ」とファンクショナルテストに関する説

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