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テニス肘に関する過去ツイートを振り返る #2

こんにちは。このノートにアクセスして頂きありがとうございます。どんな人が書いているんだろう?と思いましたら、これまでの取り組みを整理した以下のページを見て頂けたらと思います。どんなことに興味を持ち、どんなことを学んできたのか覗くことができます。

最近、来年出版予定の書籍の編集を担当することになり、共同編集者の方や出版社の方と打ち合わせをしたり、見本原稿の作成に取り組んだりしております。特に整形外科理学療法の入口に立つ理学療法士の方々が、臨床的疑問を解決し、臨床を好きになる、そんな一冊になることを願い、執筆・編集作業を進めております。

今回は、整形外科理学療法の入口に立った時、私自身がどんなことを考えたり、調べていたりしたのかを探るべく、過去ツイートを振り返ってみました。こんな時、ツイエバを使ってつぶやきをEvernoteに保存しておいてよかったなんて思います。ただツイートを並べただけのノートですが、へぇ〜こんな情報あったのか、こんな研究あったのか、程度に眺めて頂けましたら幸いです。

テーマはテニス肘に関して。過去ツイートの振り返り、第1回目はこちらに整理しております。整理したと言うか、2013年から2014年までの「外側上顆症」または「テニス肘」に関するツイートを順番に並べただけではありますが。。

そして今回は、2015年以降のツイートを振り返っていきたいと思います。

2015年のツイート

この年、11月にテニス肘でご高名なドクターのご講演の前座として発表する機会を得ました。私が病態について、もう1名の同僚PTが保存療法についてレビューを行い、発表しました。以下のように、テニス肘に関連する病態について、いくつかのキーワード検索を行なって、1500編くらいの論文のタイトルとアブストラクトをスクリーニングして、最終的に100編くらい?の論文に目を通して病態を整理しました。このレビューは一般公開しておりませんが、来年出版予定の原稿にはその一部を反映させる予定です。

2015年当時の検索結果

そんな経緯もあってか、保存療法や病態に関する論文に関するツイートが見つかりました。

外側上顆症の病態は、①腱病変、②疼痛系変化、③運動系障害から構成されている。そんなレビュー論文を読んで、さらにはそれぞれの原著論文を読んで整理することで、局所に偏りがちだった私の視点が拡がり、外側上顆症のとらえ方が変わり、評価・治療内容が日々アップデートされていった、そんなきっかけとなる年だったことを覚えております。

ちなみに、前述のドクターの講演の後、フロアーにいた別のドクターから「テニス肘って呼び方はどうなんでしょうか?テニスしてない人にも多いですよね」「外側上顆炎と言うのもどうなんでしょう、炎症については否定的ですよね?」なんて質問があり、私もその時は「そうだそうだ」とどうお返事するかに注目していたのですが、「まぁ一般的になってますし、テニス肘でいいんじゃないでしょうか笑」「炎症もごく初期には認められますし…」などとご回答されており、懐の深さを感じたというか、、、そんなに呼び方についてこだわらなくても良いかな、なんて思うようになりました。


2016年のツイート

たった今気づいたのですが、この論文、確かにエンドノートのリストにはあったのですが、PDFが添付されておりませんでした。面白そうだから後で読もう!と思いながら論文のPDF取得を忘れていたようです。屍体研究ですが、テニス肘のメカニズムや疼痛管理の基礎として使えるかもしれません。近日中に読みます!


2017年から2019年のツイートの中には、あまりテニス肘に関する情報がありませんでした。2020年、2021年は複数のツイートがヒットしたので、次回、「テニス肘に関する過去ツイートを振り返る#3」と題して、最終回にしたいと思います。



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