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編集デビュー作の発刊日が決まりました!

ついに、編集を担当した書籍の発刊予定日が決まりました!

臨床の疑問に答える軟部組織の障害と理学療法
解剖と病態の理解に基づく評価と治療
坂 雅之,大路駿介/編
2023年04月14日発行

本日はいち早く皆さまに情報をお届けしたいと思い、こちらのnoteを利用して第1回目の紹介ページを書いています。何回シリーズになるかは分かりませんが、羊土社の編集部の方と相談の上、本書籍のことを伝えられる範囲で紹介できたらと思います。

まずは次に紹介する書籍のページを覗いてみてください!


書籍ページ

書籍の予約購入が可能なページを以下に3つほど紹介します。書店で眺めてみて、皆さまの興味やニーズを満たしてくれる本だと感じた際にご購入頂けたら、編集者として、執筆者として嬉しく思います。もちろん、タイトルや執筆者をみて予約ボタンを押して頂いても構いません!

・羊土社

・Amazon

・楽天ブックス

この書籍の内容に関して現時点で紹介できる部分、「はじめに」を以下に共有いたします。ほとんどの方にとってはどうでもよいことかと思いますが、私がはじめて編集を務める書籍の「はじめに」です。興味のある方は読んでみて頂けると嬉しいです。


書籍の紹介「はじめに」

皆さまこんにちは.理学療法士の坂 雅之と申します.今回初めて書籍編集を担当することになり,何から書き始めたらよいか分からず困り,話題のChatGPT に質問を投げかけながら書いているのがこちらの文章です.AI の力を借りつつも,私の正直な気持ちを言葉に乗せたいと思っております.どうか最後までお付き合いください.

 まず,この本に興味を持って頂いた皆さまに感謝を申し上げたいと思います.ありがとうございます.本書籍の主な対象として,①何から学んでよいか分からない新人セラピスト,②後輩指導に携わる中堅セラピスト,③新時代を担うこれからのセラピスト,を思い浮かべながら企画と編集を進めてきました.と言いつつも,この分野に興味をお持ちの方であればどなたでもウェルカムです.きっと何かしらのヒントやメッセージを受け取って頂けると信じております.

 この本を読むことで,臨床で遭遇しやすい整形外科疾患に対する理学療法に関して,①何を学んだらよいか,②どう考えたらよいか,③どのような評価・治療を行うとよいかを整理することができます.より具体的には,「痛みに関与する軟部組織はどこか?」「軟部組織の特徴を踏まえどのように治療プログラムを立てたらよいか?」「どのような治療手技を選択したらよいか?」といった疑問に対するひとつの答えを学べます.臨床では絶対的な答えのないクエスチョンがほとんどではありますが,目の前で困っている患者さんを救うためには,私たちは何かしらのアンサーを提示する必要があります.各分野でご活躍中の臨床家に執筆して頂いたこの書籍なら,きっと皆さまの問題解決のお役に立てることと思います.

 本書籍の特徴は,① Q & A 方式で臨床に直結する知識を整理できる点,②評価や治療手技を動画で学習できる点,③専門家オススメの論文や書籍情報が得られる点です.①まずは日々の臨床の疑問に直結する情報にアクセスし,今困っている問題に対する専門家の見解を理解する.基本的な問題に対する答えとその導き方を学ぶ.②その上で必要な評価・治療の具体的な方法を写真と動画で確認する.臨床で試す価値のある技術を習得する.③加えて理解を深めるために推奨される書籍に目を通し,次に生じる可能性のある問題にも対処できるようになる.臨床は点数化できるものではありませんが,①②で60 ~ 70 点が取れるようになり,③で90 ~ 100 点を目指していく,そんなイメージに近いかと思います.

 各章の執筆を担当するのは,整形外科理学療法に情熱を注ぎ,各部位の軟部組織障害に対する治療を得意とする理学療法士です.お人柄も素晴らしい方々に,私から頼み込んで執筆にご協力頂きました(そして時には無理なリクエストにも答えて頂きました).各執筆者は,各々の施設で患者さんの抱える問題と真摯に向き合い,知識と技術を常にアップデートし続けている臨床家です.この本を通じて,読者の皆さまが疑問を解決することの楽しさを知り,臨床を好きになる, その後押しをしてくださる教育者です.

 書籍のコンセプトを理解し,お忙しい中時間を割いてご協力頂いた執筆者の方々には,感謝の気持ちでいっぱいです.本当にありがとうございました.そして羊土社の鈴木美奈子さん,山村康高さん,お二人をはじめとする編集部の皆さまのご支援やご助力があってこそ,このような素晴らしい書籍を完成させることができました.心から感謝しています.ありがとうございました.最後に共同編集者の大路駿介さん,私の配慮が行き届いていない点についてご指摘頂き,時に励まし,時に鞭を打って伴走してくださり,ありがとうございました.感謝の言葉も見つかりません.

 これからも,いち臨床家として,執筆者として,よりよい知識・技術の習得と共有に向けて努力していく所存です.この書籍が理学療法に携わる皆さまにとって有益なものとなり,より多くの患者さんが救われることを願います.

2023 年3 月
編集を代表して
坂 雅之


今後の予定

よい仕上がりとなったこの書籍、多くの方に手に取って頂けたらと考えております。今後、羊土社編集部や執筆者の方々と相談のうえ、本書籍の内容を可能な範囲で共有していきたいと考えております。随時twitter等で紹介していく予定です。興味のある方は楽しみにしてお待ちください。

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