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【おしり】真夜中の図書館

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#女性

「きっと、大丈夫。悪いようにはなりません。いつか笑って話せます。あなたの寂しかった日々が、誰かを助ける日が来ます」【対岸の家事(朱野帰子 著)】後編

「きっと、大丈夫。悪いようにはなりません。いつか笑って話せます。あなたの寂しかった日々が、誰かを助ける日が来ます」【対岸の家事(朱野帰子 著)】後編

ああ…
あまりに面白い作品すぎるのでnote3つ分にもなってしまった…。
これで絶対最後にします。
前回の続きになります。
対岸の家事(朱野帰子 著)についてです。

私が家事を丸投げされていて、それを律儀にきちんとこなしていた時、
酔っ払って帰ってきた元夫に言われた言葉が今でも忘れられません。
「ずっとこの家で、外の世界を知らずに生きてて惨めじゃないの?
俺はこうして毎晩色んな業界の偉い人に会っ

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「きっと、大丈夫。悪いようにはなりません。いつか笑って話せます。あなたの寂しかった日々が、誰かを助ける日が来ます」【対岸の家事(朱野帰子 著)】前編

「きっと、大丈夫。悪いようにはなりません。いつか笑って話せます。あなたの寂しかった日々が、誰かを助ける日が来ます」【対岸の家事(朱野帰子 著)】前編

やっべえ本に出会ってしまったーーーーよーーーーーー!!
もう一気に読み上げてしまいました。
主婦の方にはもちろんですが、一人暮らしの方にも、家族がいる方にも、どんな人にも興味深いと思えるポイントがあるんじゃないかなあと思います。
※内容にがっつり触れますのでネタバレ回避されたい方はご注意下さい。

「対岸の家事」(朱野帰子 著)を読みました。

あらすじは、
専業主婦の詩穂が家事や育児に励む中で、

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全ての女性が幸せであるために(20代OLが「ケイト・レディは負け犬じゃない」を読んで思ったこと)

全ての女性が幸せであるために(20代OLが「ケイト・レディは負け犬じゃない」を読んで思ったこと)

ちょっとこの本は全女性に読んで欲しい。
(突然)
仕事、育児、夫婦関係…多くの女性が直面するであろう困難を、主人公のイギリス人女性、ケイトがどのように対処していくのかを、そして最終的に何を選び取るのかを描いた一冊である。
(サラ・ジェシカ・パーカー主演で映画化もされていますが、原作と内容は大きく異なります…けど、映画も大好きでサラ・ジェシカ・パーカーかわいいいいいいいいいいい)

なにそれ?
SE

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女は男よりも学び続ける必要があるのよ。自分の居場所を確保するために。【20代OLが「イランの家めし、いただきます!」を読んで】

女は男よりも学び続ける必要があるのよ。自分の居場所を確保するために。【20代OLが「イランの家めし、いただきます!」を読んで】

あ〜〜海外行きてえ〜と思うこの頃である。
あの海外旅行で感じる
「え?なんでこっち見てるの?私のこと殺すの?」とか
「え?これぼったくりだからお金払いたくないですって拒否したら殺される?」
とかあのなんともいえない緊張感が恋しい。(どんな旅だよ)
基本私はビビリかつ人をあまり信用しない性格(ただのインキャ)なので、観光客なんて金巻き上げときゃいいねんと思われていると思っている。
(現地の人は皆治安

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