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有機な言葉/無機な言葉
最近SNSでとても不快な投稿を見た。
某Xではインプレッションというもので報酬を簡単に得ることができるようで、明らかにそのインプレッション稼ぎのため、有名人をターゲットにその知名度を利用して”燃えそうな”投稿で注目を集めようというものである。
おそらくその投稿はAIなんかで作成されたものではなく、私と同じ人間が悪意を持って世界に放ったものである。
私はこの手の人と(大枠では)同じ人間に分類される
※ネタバレあり※ラストマイル雑感
2024年8月23日に封切された映画ラストマイル
凄い作品だった。
ネタバレなしの感想となると、
「凄い!とにかく全人類観て!」
としか言えない。
脚本の野木亜紀子さんが繰り返し視聴に耐えうる作品を届けたいと、どこかのインタビューで仰っていた通りの作品で観るたびにいろんな想いが湧いてくる。
タイトルを感想とせず雑感にしたのはこの何層にも重なった超重圧&濃厚な作品をきれいな言葉でまとめるのは無理だと
so sad so happy 真夜中 - 私のサマソニ2024(後編)
私のサマソニ2024(前篇)はこちら↓
入場を待つ待機列に並びながらも現実味があまりなかった。
数時間前に源さんの圧倒的なステージをみたばかりでまだその興奮も全然収まっていないというのにもう次の源さん。
しかも真夜中、記憶にないほどに何十年かぶりのオールナイトイベント。
これまで生のDJアクトを見る機会もなく、出演されるアーティストの皆さんも長岡さんを除いて初めましての方ばかりだったのでどんな雰
音楽の力 私のロッキン-ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024
長年推している星野源さんが今年はあちこちのフェスに出演するということで、私も5月のビバラロックに続き今年2回目の音楽フェス、8月開催の通称ロッキン(8/11)に参加することにした。
前にも書いたけど、まさか自分の人生の中に誰かの音楽に夢中になってフェスに参加する未来が待っているなんて思わなかった。
そもそも暑いのも苦手だし体力も同年代と比べてそれほどある方ではないと思っている。
まるでフェスに向
[読書(妄想)日記]鯨オーケストラ
鯨オーケストラ
著:吉田 篤弘
以前こちらのnoteにも投稿したが、金沢旅行をした際に訪れた石川県立図書館。蔵書数もその展示(という表現でいいのかしら)も素晴らしくうきうきしながら館内を歩いていた際にその装丁が気に入って手に取った一冊。
鯨とオーケストラってまるで繋がらない単語が並んでいるのが面白い。
こんな一文から物語は始まる。
こんなん、もう光の跡じゃん?
点と点を勝手につなげて線にして
[読書日記]ここはすべての夜明けまえ~希望か絶望か
ひらがなだと情報が制限される
その読みから頭の中で想像するまでに時間がかかる
「ここはすべての夜明けまえ」
著:間宮改衣
星野源さんが星野源のオールナイトニッポンの中で紹介された本の中の1冊です。
初見(初読?)では何とも感想が言えなかった。
わかったような、いややっぱり分からない。
その感情を言語化は出来ないけれどでも気になる。
日を空けて再読。
一度目よりも格段に解像度が上がった。
そ
劇場版SPY×FAMILYと光の跡※ネタバレ有
昨年12月22日に公開された
「劇場版SPY×FAMILY CODE: White」
公開日前日に匂わせポストがSPY×FAMILY公式と星野源さん公式から同時投稿され、それまで謎に謎で包まれていた星野さんの新曲がこれはもう作品に関係あるでしょう!?となり急遽公開初日にチケットを購入したのでした。
最初にお断りしておきますが、ここからの感想は非常に偏った内容になると思います。本作への入り口が星
味玉券と苦役列車とアメーバのお守り
オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームを昨夜自宅から配信で参加した。
最初に断っておくと私はリトルトゥースではない。
マイクロトゥースはおろか、ナノトゥースとも名乗れないほどの者です。
そして公演内容にもガッツリ触れておりますので悪しからず<(_ _)>
オードリーANNを毎週欠かさず聞いている、というわけではないのだけれどそれでもこれだけ話題になっていればやはり気になる。
現地参戦