ぷー

星野源さんと本を読むこととパンが好き。

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最近の記事

[読書(妄想)日記]鯨オーケストラ

鯨オーケストラ 著:吉田 篤弘 以前こちらのnoteにも投稿したが、金沢旅行をした際に訪れた石川県立図書館。蔵書数もその展示(という表現でいいのかしら)も素晴らしくうきうきしながら館内を歩いていた際にその装丁が気に入って手に取った一冊。 鯨とオーケストラってまるで繋がらない単語が並んでいるのが面白い。 こんな一文から物語は始まる。 こんなん、もう光の跡じゃん? 点と点を勝手につなげて線にしてごめんなさいだけど、金沢の地でこれを見て何も感じないわけにはいかない。 そして少

    • [読書日記]ありえない仕事術 正しい”正義”の使い方

      ありえないって自分で言っちゃってるけど、あれでしょ? どうせ少し盛ってるんでしょ? と読む前に大変失礼なことを心の中で思っていたことを正直に告白します。 本当に”ありえません”でした。 心からお詫び申し上げます。 「ありえない仕事術 正しい”正義”の使い方」 著:上出遼平 もしこのnoteをご覧の方で未読の方がいらっしゃったら是非本作を読み終わってから再度お越し頂きたい。 これは事前にネタバレしてしまうと本作の読書体験の一番面白いところが台無しになってしまうのでどうかその

      • [読書日記]ここはすべての夜明けまえ~希望か絶望か

        ひらがなだと情報が制限される その読みから頭の中で想像するまでに時間がかかる 「ここはすべての夜明けまえ」 著:間宮改衣 星野源さんが星野源のオールナイトニッポンの中で紹介された本の中の1冊です。 初見(初読?)では何とも感想が言えなかった。 わかったような、いややっぱり分からない。 その感情を言語化は出来ないけれどでも気になる。 日を空けて再読。 一度目よりも格段に解像度が上がった。 そしてより深く謎も深まった。 著者は読者に希望を伝えたかったのか、 それともこの

        • 金沢ひとり旅

          梅雨の到来と共に念願の金沢へ行ってきました。 今回は一人旅行。 Yes!!!ひとり旅!!!! ひゃっほーーーーーーい 元々旅行は一人で行くのが好き。 結婚した後も一人で旅行に行こうとして夫にたいそう驚かれた。 私から言わせるとなぜ夫婦で同じ行動することが前提なの?なんだけど、いつしか夫婦で旅行するようになり子供が出来てからは家族旅行が当然になっていた。 しかし今回の行先、金沢はどうしても一人で行きたかった。 その理由は私の大好きな星野源さんに由来する。 昨年の秋、源さんが

        [読書(妄想)日記]鯨オーケストラ

          米粒TNTN

          先週起こったあまりにも恐ろしい出来事に 全く思考が整理できずにいた。 怒り、憤り、悲しみ、憎しみ、困惑、、、 こんなに一度にいろんな感情が襲ってきた経験は初めて。 今年に入ってからつけ始めた日記に自分の気持ちを書いてみたけど、出るわ出るわ呪詛のオンパレード。 さすがにこれはSNSには書けないと自主規制したけど見えない敵にめちゃくちゃ戦闘モードだった。 なぜたったひとりの根拠のないデマを、あんなにも多くの人が信じて拡散して誹謗中傷して”楽しんで”いるのか。 怒っているフリし

          米粒TNTN

          地獄でもいいっか

          アンコールの”地獄でなぜ悪い”がぐっさり刺さって抜けない。 棘みたいなレベルでなく、ドラキュラがとどめを刺される時の十字架ぐらいのド級のヤツが刺さって抜けそうにない。 一旦話をその1時間ほど前に巻き戻す。 (キュルキュルキュル⏮) 前のステージのVaundyさんの圧巻のステージが終わりいよいよその時が来た。 私は400Lvの右側前方会場全体が見渡せる場所を選んだ。 DownTownがサウンドチェックで演奏される。 この時から私はすでに周囲を気にせず体を揺らし手拍子していた

          地獄でもいいっか

          Thank you 大拙

          夫が、一晩で、50万円使ってきた簡単に言うとそれだけのことである。 泥酔した挙句ぼったくりバーかキャバクラか まあそんな感じのお店で記憶が飛んでる間にカード切ってたらしい、 簡単に言うとね。 割と巷にありふれた話である。 ありふれた話だけどまさか自分の身内でそんなことが起こるとは思ってもみなかった。 そもそもそんなところに出入りするタイプの人だと思ってなかった。 20年以上一緒にいても分からないものなのね。 早朝3時と5時にクレジットご利用のお知らせのメールが来ていたのを見

          Thank you 大拙

          劇場版SPY×FAMILYと光の跡※ネタバレ有

          昨年12月22日に公開された 「劇場版SPY×FAMILY CODE: White」 公開日前日に匂わせポストがSPY×FAMILY公式と星野源さん公式から同時投稿され、それまで謎に謎で包まれていた星野さんの新曲がこれはもう作品に関係あるでしょう!?となり急遽公開初日にチケットを購入したのでした。 最初にお断りしておきますが、ここからの感想は非常に偏った内容になると思います。本作への入り口が星野源さんの楽曲なのでどうしてもそちらに片寄ってしまう、、、すみません。 悪しから

          劇場版SPY×FAMILYと光の跡※ネタバレ有

          冬眠終了

          先週末久しぶりにパンを焼き、 子供と散歩してたくさん歩き、 家中の不要な書類を整理して、 ひな祭りのお祝いの食事を用意して、 特別なことはないけれどいつもの日常を淡々とすごした。 久しぶりだなこの感覚。 多分いつもの日常が戻ってきた。 2024年にはいってからずーっと冬眠していた。 もちろん本当に眠っていたわけではなく、2023年年末に体調を崩したことをきっかけに心がどんどん沈んでいくのが分かって、もしかしたら冬季うつじゃないかなとも思った。 この2年ほど仕事もプライベー

          冬眠終了

          味玉券と苦役列車とアメーバのお守り

          オードリーのオールナイトニッポンin東京ドームを昨夜自宅から配信で参加した。 最初に断っておくと私はリトルトゥースではない。 マイクロトゥースはおろか、ナノトゥースとも名乗れないほどの者です。 そして公演内容にもガッツリ触れておりますので悪しからず<(_ _)> オードリーANNを毎週欠かさず聞いている、というわけではないのだけれどそれでもこれだけ話題になっていればやはり気になる。 現地参戦は全く頭になかったので間際までは近くで楽しそうなお祭りがあるらしいぐらいの気持ち

          味玉券と苦役列車とアメーバのお守り

          追体験

          先日星野源さんがInstagramのストーリーズであげていたゲーム「未解決事件は終わらせないといけないから」をやってみたらめちゃくちゃ良くて、まるで小説一本読み切ったかのような満足感&達成感で非常に気持ち良かった。 ほとんどゲームに触れてこなかった人間がこんなに感動するとは思ってもみず、ここでまた源さんがシェアしてくれるモノへの信頼感が一気にアップした。 (以下若干ネタバレ⚠️ 本編とは関係ないですが何も知りたくない方はサッとスクロールして下さい -ネタバレ始め- エン

          能動的空腹

          久しぶりに大好きなパン屋さんに行きたくて休日に家族で下北沢まで足を運んだ。 娘にママ歩くの早すぎるとたしなめられるぐらい前のめりでパン屋さんに(笑) Universal Bakes Nicome 下北沢のReloadの2階にある100%ビーガン🌱のベーカリーです。 この日は少し肌寒かったけどお天気がよくてReloadの中もゆっくりと回ってとても気持ち良かった。 その後せっかくここまで来たのだからと、もう1軒の大好きなベーグル屋さんBagle Cafe 88さんへ。

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          [読書日記]『テレビは見ない』というけれど

          「テレビは見ない」というけれど エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む 青弓社編集部 (著, 編集) こちらも星野源さんの会員サイト『YELLOW MAGAZINE+』に掲載のLIGHTHOUSE座談会で聞き手を務められた、ブックコーディネーターの内沼晋太郎さんが紹介していた本の一冊です。 (ここでの内沼さん紹介の本がどれもこれも興味を引かれるものばかりで今順番に読んでいる最中です。) 「私テレビ見ていないんです」 とかれこれ15年ぐらい言い続けている。

          [読書日記]『テレビは見ない』というけれど

          [読書日記]もっと!愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学

          もっと!愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学 (原題:THE MOLECULE OF MORE) 著 ダニエル・Z・ブライアン マイケル・E・ロング 訳 梅田智世 Netflixのオードリー若林正恭さんと星野源さんの番組『LIGHTHOUSE』エピソード3の中で星野さんが言っていたドーパミンとセロトニンの話がとても印象に残っていた。 自分でも調べてみたいと思っていたところに、星野さんの会員サイト『YELLOW MAGAZINE+』に掲載のLIGHTH

          [読書日記]もっと!愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学

          墓場まで持っていく

          昨日(2/4)の星野源さんの光の跡/生命体リリースイベント、見事に落選してそれはもうがっかりして、でもイベントは無事に行われますようにと願っていました。 ……でもイベント終わり、参加者の 「墓場まで持っていけと言う話が大半で何を話せばいいのか笑」 と言う浮かれたポスト(口が悪くてすみません)を見かけてショックを受けてしまった。 墓場まで持ってけと言われたのなら、その事自体を言わなければいいのに。 友達同士閉じた中で言うならまだしも、開けた場で言うのは配慮がないし、ただ推し

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          一緒に不安になりましょう

          トンネルの始まり この年末年始はとにかく最悪だった。 2023年の間家族含めずっと何かしらの体調不良に悩まされ、一度風邪を引けば咳が永遠に止まらないし、大腸ポリープも取ったし、新型コロナウイルスにもかかったし、自宅の給湯器から漏水して階下のお宅にまで被害を及ぼしてしまったし、1円ハゲは出来るし、社内のパワハラ問題に巻き込まれるし本当に本当にしんどいことがたくさんあった。 その大トリを飾ったのがインフルエンザ発症だった。 自分の記憶にある限りではおそらく初めて40度 を叩き出

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