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#詩

詩【理不尽】

詩【理不尽】

理不尽なことがたまに起きる
思いもよらないことがたまに起きる

それをどう考えようか
それをどう消化しようか

理不尽なことがたまに起きる
思いもよらないことがたまに起きる

それをどう喜劇にしよう
それをどう物語にしようか

そんなことを考える
そんなことを考えている

悲劇に泣かないで
理不尽なことで悩まないで

詩【愛と戦争】

詩【愛と戦争】

最近AIにいろいろ絵を描いてもらってます。その絵から思いついた詩を書いていこうという試みです^^

愛と戦争

また戦争が始まった
そこに希望はあるのか

大切な人を失う
そこに希望はあるのか

誰のためでもない
ただ平和を願うだけ

誰のためでもない
ただ君の幸せを願うだけ

また戦争が始まった
そこに正義も悪もない

ただ人の命が奪われる
ただ誰かが悲しみに暮れる

今日も何処かで戦争が起きる

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詩【我ヘタクソな詩人】

詩【我ヘタクソな詩人】

ふと我にかえると
自身のヘタクソな詩に嗚咽する

何も生み出せないことに懺悔する

誰かに救ってもらいたいのか
ただの自己満足の変態か

言葉を超えることは不可能
夢を叶えるのも現実的ではない

政治が悪いとか
社会が悪いとか
カッコ悪い言葉を並べている

自身の言動には何も伴っていないこと
薄っぺらい作り笑いで笑うこと

生きている実感の湧かない行動
どれもただ過ぎ去っていく

我ヘタクソな詩人

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詩【縁の下の力持ち】

詩【縁の下の力持ち】

縁の下から持ち上げる

小さな翼を羽ばたかせ

少し鬱になった僕が

皆んなを喜ばせているんだ

縁の下の力持ち

僕は他人からは見えない

縁の下の力持ち

言葉を発せず見てるだけ

皆んなの命を支えてる

皆んなの幸せを願ってる

詩【秋の夜】

詩【秋の夜】

秋の夜

長い夜

我思う

秋の夜

長い夜

何思う

この世

うたかた

今世も

来世も

希望

失望

感謝

雷撃

秋の夜

この夜

金輪際

死に際

死に様

生きよう

忘れよう

自然

前提

過程

何もかも

思い通り

いかない

現実

秋の夜

長い夜

我思う

秋の夜

長い夜

君思う

詩【つかれた】

詩【つかれた】

つかれた
かれた
つかれた
かれた
あーこの世は
世知辛い
あーこの世は
危険に満ち溢れている

つかれた
かれた
つかれた
かれた
あー人の世は
情け容赦ない
雨あられ
ひなあられ

つかれた
かれた
つかれた
かれた
あー僕はススキの穂のように

風に揺られて生きていたい

あー僕は雲のように

風になびいて飛んでいく

詩【過去からの贈り物】

詩【過去からの贈り物】

それは過去からの贈り物
自分でも気づくことはなかった

自由気ままに生きてきた

他人を気にせず歩いてきた

誰かの導きは腑に落ちなかった

捻くれた過去からの贈り物

自分自身から

過去の自分自身が創った感情

過去の自分自身が想ったこと

選んだ言葉

正しいとか間違いとかではなくて
良いとか悪いとかではなくて

ただ感じた
ただ想った

そんなたわいもない

言葉の数々

詩【幸せじゃない】

詩【幸せじゃない】

いつも考えるのは君の笑顔

ただ僕の頭の中では爆弾が落っこちる

きっと笑顔の先で
僕らはハッピーになっている

すべてが回り始めたと感じた
悲しみに暮れた横顔をそっと眺めて

「君は幸せじゃないよ」

僕は気づいてしまったんだ

世の中がいくら廃れても
相変わらず音楽は変わらないよ

流れるメロディに
僕らは感動している

情けない街の灯りに
情け容赦ない雨が降り

傘を忘れた僕は
ただ立ち尽く

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詩【人とは違うこと】

詩【人とは違うこと】

人とは違うこと
そんなにはない

人とは違うこと
そんなことはできない

平凡非凡
羨ましい

平凡非凡
悩ましい

人とは違うこと
そんなことはない

人とは違うこと
そんなことはできない

羨ましい
悩ましい
素知らぬ顔で
過ごしてる

羨ましい
妬ましい
素知らぬ顔で
済ましてる

人とは違うとこ
僕にはない

人とは違うとこ
君にはない

いつからか
そんなことを思い
妬み羨む

いつから

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詩【世界のど真ん中】

詩【世界のど真ん中】

どこから生まれても
誰から生まれても
それは世界のど真ん中
端っこなんてないんだよ
憐れむこともないし
悲しむこともない

どこから生まれても
誰から生まれても
それは世界のど真ん中
端っこなんてないんだよ
本当は誰も決められない
本当は何事にも縛られない

どこから生まれても
誰から生まれても
それは世界のど真ん中
きっと素晴らしい
きっと大丈夫
それは世界のど真ん中

だから自分を中心に考えた

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詩【生きろ】

詩【生きろ】

偽物の笑顔をつくるために
生まれてきたわけじゃない

悲しい涙を流すために
生まれてきたわけじゃない

生きる
生きる
生きる

悲しくてもつまずいても

生きろ
生きろ
生きろ

明日が待っているぜ

明日が待っているぜ

くだらない
つまらない
つまり心が砕けている

楽しいことは
嬉しいことは
自身で見つけるものだから

生きろ
生きろ
生きろ

宙に向かって叫ぶんだ

生きる
生きる
生き

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詩【選び取る時代】

詩【選び取る時代】

無数の星から探し出す
無数の言葉から選び出す

今は選び取る時代

人の心を魂を
らしさで表現する時代

侘びだの寂びだのジェンダーレス

陸海空
花鳥風月

無数の星から探し出す
無数の言葉から選び出す

今は選び取る時代

人の心を豊かさを
自然な言葉に乗せて

人の心を豊かさを
自然な言葉に変えて

詩【君と一緒に数十年】

詩【君と一緒に数十年】

ちょっとした事で君を困らせた
少しの事で寂しくさせた

自分の事ばかりで不安になって
君の言葉を忘れていた

君の笑顔が見たいのに
いつも悲しませてばかり

涙は流させたくないのに
なぜか悲しませてしまう

君と一緒に十数年
これから先も数十年
年をとっても一緒にいよう

君と一緒に十数年
これから先も数十年
いつも元気で笑顔で過ごそう

悩み事が多い夏
暑さで気分も沈んでしまう

これから秋の訪

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詩【時間】

詩【時間】

時間通りに帰ると約束した

君の笑顔を思い出して

また一緒に歩けると思った

少しのことで落ち込んで

世間からは遠く離れて

夕日を眺めながら歳を重ねる

人生を振り返るのも悪くない

意地を張ってこじらせた

我儘言って困らせた

思い通りにならないことや

理不尽な想い

世の中は必要なもの

不必要なものが多い

夢中で探し求めた幸福

夢中で追いかけた夢

今は無理をせず落ち着く

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