料理をつくると認知症予防できる!『料理をつくることで得られる4つメリット』
料理をつくるのって、献立を考えたり手を動かしたり大変ですよね。
じつは、料理をつくると複数の工程が同時発生するので、脳が活性化されて認知症予防できるのです。
今回は、料理をつくると認知症予防できる!『料理をつくることで得られる4つメリット』について紹介していきます。
料理をつくるとボケ防止になる
料理をつくるには、メニューを考えたり、下ごしらえをしたり、煮る、焼くなどの作業が同時発生します。
料理をつくること、みんなで料理をつくることは、脳科学的・精神医学的にも大きな効果があることがわかっています。
それでは、料理をつくることで得られる4つのメリットを紹介していきます。
①料理は脳を活性化する
「脳トレパズル」で有名な東北大学の川島隆太教授と東京ガスの共同研究で、料理中の脳を光トポグラフィーで計測したところ、調理中に大脳半球の全島連合野と背外側前頭前野の活性化が認められました。
かんたんにいうと、調理中だけでなく、メニューを考えているときも脳が活性化されていることがわかったのです。
②ワーキングメモリのトレーニングになる
ワーキングメモリ(作業記憶)とは、現在の作業に必要な情報を一時的に記憶し、その記憶に基づいて一連の作業を効率的に実行する(課題を解決する)ことができる能力のことを言います。
かんたんいうと、記憶していた情報をもとに良い行動をすることになります。
料理をすると「つぎになにする?」と段取りを考えながら行動をするので、ワーキングメモリ(作業記憶)のトレーニングに繋がります。
③認知症予防効果
料理をつくるのは、複雑な作業が組み合わさっています。
・野菜の皮をむく
・同じ大きさに切る
・どの材料から調理するか
手先を動かしながら先を考えることで思考力が鍛えられ、家族のために役立っているという自己重要感を満たすことで認知症を予防する効果があるのです。
④コミュニケーションを深める
料理は、コミュニケーションを深めます。
家族や友人と料理をつくり、食べることで会話が広がりコミュニケーションを深めることができるのです。
また、ストレス発散、気分転換などにもつながります。
最後に
今回は、料理をつくると認知症予防できる!『料理をつくることで得られる4つメリット』について紹介しました。
料理をつくること、みんなで料理をつくることは、脳科学的・精神医学的に4つのメリットがあることがわかっています。
①料理は脳を活性化する
②ワーキングメモリのトレーニングになる
③認知症予防効果
④コミュニケーションを深める
料理をつくるには、メニューを考えたり、下ごしらえをしたり、煮る、焼くなどの作業が同時発生するので思考力が鍛えられます。
また、家族のために役立っているという自己重要感を満たすことで認知症を予防する効果があるので、外食だけでなく料理をしてみましょう。
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