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ところかまわずナスかじり

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2021年2月の記事一覧

― 「ところかまわずナスかじり」第百八十四話 スコールに会ったらどうするか? ―

スコール「いぇいっ!いぇいっ!ふ、ふ、降らせましょ!雨をザンザカ、降らせましょ!」

ワコール「あら、スコールさん。ご機嫌ね。」

スコール「やあ、ワコールさん!そうなんですよ!ちょうど今、発達した雨雲に出会っちゃいましてね!」

ワコール「まぁ、じゃあ、スコールさん、これから雨ね?」

スコール「いぇいっ!いぇいっ!そうです!雨をザーザー降らせますよっ!」

ワコール「あら、やだ。それじゃ、私、

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― 「ところかまわずナスかじり」第百八十三話 キャッチアンドリリース ―

 見てください!私の頭!
 刺さってしまいました、自分で投げたブーメラン!
 これ、脳に達してるんじゃないでしょうか・・・
 とても、痛いです。
 ズキズキしてます。
 
 これぞまさしく、『リリースアンドキャッチ』でしょう!
 ははは!
 いたたたた・・・

― 「ところかまわずナスかじり」第百八十二話 最貧国の高級車 ―

・ハンドルが付いている。

・タイヤがゴムでできている。

・車体がある。

・エンジンから発火しない。

・本当に走る。

・ブレーキがある。

・アクセルがある。

・トイレとしては使えない。

・人を轢いたら、ちゃんと人の方が壊れる。

・ガソリンで走る。

・手で持てない。

・食べられない。

・呪いをかけられても悪いことは起こらない。

・お金でしか買えない。

・買った後、売った人は

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― 「ところかまわずナスかじり」第百八十一話 すごい広告 ―

 春である。
 ものすごい春である。
 私はものすごい春が好きだ。

 申し遅れたが、私は大学で教鞭をとっている、医学博士である。
 医師免許はオックスフォード大学で取得した。
 妻はその留学の際に知り合った、女優のクリスチャン・ローンセンである。
 実は私と妻は就業する必要がない。
 三年ほど前、フロリダ州のロトで3億ドル(30億円)当たったからだ。
 私も妻も、仕事は趣味としてやっている。
 

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― 「ところかまわずナスかじり」第百八十話 イタタタタ ―

 秘密警察などで行われている拷問方法が最近、進化している。
 以前のように暴力に頼るやり方では、痛みに耐える訓練をしている者には効果がない、というCIAの経験結果が出ており、各国では以下のような拷問方法を積極的に採用するようになった。

<最新拷問方法:TLA(Top Lady Attack)とは>
街中より、タイトなシャツ、タイトなパンツ、網タイツ、ハイヒール、そして真っ赤な口紅をつけた、八十歳

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― 「ところかまわずナスかじり」第百七十九話 シカ狩師 ―

シカ狩師「ふふっ。まったく、コイツにはてこずったぜ。こんなにてこずったことは、そうだなぁ、十五年ぶりかな。あの時もまぁ、かなり抜くの大変だったが、コイツに比べたらかわいいもんだ・・・」

― と、狩ったばかりのシカの頭をまたぐときに足が滑り、その角がお尻の穴に深く突き刺さってしまった猟師はつぶやいた・・・ ―

― 「ところかまわずナスかじり」第百七十八話 ピンクのタオル ―

女「うふふふ。あなたにお会いしてからまだ四か月にしかならないのね・・・。もう十年も一緒にいる気がするわ。私たち、よっぽど相性が合うのね。ふふふ。私、あなたに触れられたらホントにゾクッとしちゃうわ。こんなこと、は・じ・め・て!」

孫「ちょっと、おかぁ~さ~んっ!おばあちゃんがまたタオルに話しかけてるわよぉ~!」

― 「ところかまわずナスかじり」第百七十七話 無理を承知で ―

セールスマン「ねぇ、お願いしますよ!」

主婦「だめよ、そんなの!」

セールスマン「いや、そこをなんとか!」

主婦「買えるわけないじゃない!ステルスF35、116億円って!」

セールスマン「無理を承知でのお願いなんですよぉ・・・」

― 「ところかまわずナスかじり」第百七十六話 何コレ? ―

子「ねぇ、ママ!」

母「なぁに?」

子「これ、何?」

母「あ・・・・。そ、それはパパの、いや、マ、ママの、ママたちの物なの!こっちにちょうだい!」

子「ふぅ~ん。・・・・ふふふ」

― 「ところかまわずナスかじり」第百七十五話 ロクデナシ ―

アナウンサー「さぁっ!佐藤氏、とうとう最後のトランプのカード!風を起こさないように慎重に上に乗せていきます!これを乗せると、とうとう世界新記録となりますっ!」

観客「ひ、ひっくしょん!」

バラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラ~

・・・・・・パラ~

― 「ところかまわずナスかじり」第百七十四話 夜店に期待すること ―

逃亡者「はぁ、はぁ、はぁ、す、すいません!ちょっと追われてて、か、かくまってもらえませんか?」

夜店店主「ああいいぜ!ここに隠れな。」

逃亡者「はぁ、はぁ、あ、ありがとうございます!」

追跡者「おい、オヤジ。今ここを黒いパーカーの男が通っていかなかったか?」

夜店店主「ああ、それなら五分くらい前にあっちの方に走ってったぜ。」

追跡者「おお、ありがとよっ!おい、おめーら、行くぞ!」

夜店

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― 「ところかまわずナスかじり」第百七十三話 ちょっと誤解してると思いますが ―

男「あ、カズコ?俺、俺。ちょっとさぁ、俺の会社の社長、マジむかつくんだよね。今日、ちょこっとだけミスしてさぁ。いや、ほんと、ちょこっとだけなのにさぁ、ブツブツ二十分も文句言いやがって。マジでアタマにウジ湧いてんじゃねぇかって思うんだよね。そうじゃないとあのハゲのイミ分かんねーもん。額からローラー作戦かってね。わはははは。」

男「・・・中村君。こわいねぇ、かけ間違い。・・・ねぇ?」

男「あ・・・

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― 「ところかまわずナスかじり」第百七十二話 神風の吹くころに ―

神「・・・落ちちゃったじゃん。」

風「す、すいません・・・。」

神「人生でさ、これほど人を楽しみにさせるようなことって、・・・なかなか無いよね。」

風「はい・・・」

神「あ、見て見て。沈んでってる・・・。はははは。さすがにさ、一枚のコンサートのチケットのために冬の海に入ろうとは思わないよね。」

風「ホント、すいません・・・」

― 「ところかまわずナスかじり」第百七十一話 微かなハラキリ ―

家老「と、殿っ!私め、死んでお詫びをいたしまするっ!」

殿「おおお!おぬしって男は・・・・」

家老「ほにょばっ!・・・ぐ、ぐふっ(ドタッ)」

家臣一同「(しぃ~ん→ざわざわ)い、いま、『ほにょばっ』って・・・」

家老「ぬうううっ!い、痛いっ!痛いっ!やめればよかった!めちゃくちゃ痛いっ!」

殿「だ、誰か介錯せいっ!」

家老「あ、それだけはやめてっ!し、死んじゃうから!あ、おっ!うおぉ~

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